「棚」をセンスよく飾るコツ。収納とディスプレイ4つのアイデア

インテリア

棚があると、つい収納として使いたくなってしまいますが、ほんの少し余白の残して「飾り棚」として使ってみると、部屋はぐんと素敵になります。でも、飾り棚をどう使えばよいのか、何を飾ればよいのかわからない…と迷う方は多いかもしれません。今回は、飾り棚をセンスよく飾るコツを4つご紹介します。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

「棚」を整えれば、部屋の印象が変わる

さりげなく、部屋の印象を変えたいと思ったら「棚」を飾ってみてはいかがでしょうか。ちょっとした気分転換に、部屋をおしゃれに見せるために、お気に入りの雑貨や本を際立たせるために…。

そんな、さまざまなインテリアのお悩みを解決してくれるのが「飾り棚」です。ですが、どう使えばおしゃれに見えるのか、どのような飾り方をすればセンスよく仕上がるのか迷うことはありませんか。

そんなあなたも大丈夫。ちょっとしたコツをつかめば難しいテクニックを気にしなくても素敵なディスプレイは楽しめます。あなたもぜひ、部屋の棚の一部を空けて「飾る」コーナーをつくってみてください。きっと、今よりもっと「おうち」が愛おしい場所になるはずです。

収納と飾り方がポイント。「棚」をセンスよく飾るコツ

1.生活感の出るモノは「隠す収納」ですっきりと

棚を飾る前に、必ずやっておきたいのが「モノの厳選」です。「飾るコーナー」をセンスよく仕上げるためには、まわりのインテリアをすっきりとさせておくことが鍵になります。

特に生活感が出やすい、パッケージが目立つ生活用品などは扉付きの棚やボックス、カゴなどに集めて「隠して収納」しておくのがおすすめ。文具、掃除道具、書類などをざっくりとカテゴリ分けしておくとスムーズに収納できます。文具などの細々としたモノは引き出し、掃除道具は深さのあるカゴなど、書類はファイルボックスを使うと、使いやすくなるだけでなく、見た目もすっきりとしますよ。

2.テーマを決めてディスプレイする

棚を飾るときに、気をつけたいのが「好きなモノを飾り過ぎる」こと。お気に入りはつい、あれもこれも飾りたくなってしまいますが、そこはぐっと我慢。飾り過ぎると雑多な印象になるだけでなく、ひとつひとつが埋もれてしまい、素敵に見えなくなっていきます。

このような状態を避けるには、「テーマ決め」が重要なポイントに。

北欧風に、好きなショップのような雰囲気に、季節のイベントなど、何かひとつテーマを決めましょう。それに合う雑貨や本などを集めて飾ると、統一感のあるディスプレイに仕上がります。

3.「三角形」の配置に整える

テーマに合うモノが集まったら、丁寧に飾っていきます。この時、どう飾ればよいのか迷ったら「三角形」を意識して配置してみてください。たとえば、3つの雑貨があれば、それを1グループにして正面から見て三角形、上から見て三角形といったように並べていきます。

三角形に並べると、少し離れた場所から眺めたときに「整った印象」を与えます。上質感とモダンさを演出するなら左右対称に、遊び心とラフさを演出するなら左右非対称に飾るのもセンスよく飾るテクニックです。

このとき、ほどよく余白を持たせて飾ることが素敵に見せるポイント。ぎゅうぎゅうに詰め込まず、ゆとりを持った棚の使い方をすると、ギャラリーやショップのように洗練されたディスプレイに仕上がります。 

4.色数をしぼり統一感を生み出す

先ほどモノの厳選をご紹介しましたが、「色の厳選」もおしゃれなディスプレイに仕上げるポイントです。ディスプレイに使う色は3色以内にすると、まとまりのある飾り棚に。白やベージュなどの淡いカラーを中心に、周りのインテリアとの調和も意識しながらメインカラーを1つプラスすると統一感のあるインテリアをつくることができます。

ふと目にとまる、素敵な「飾り棚」に

モノの収納場所として使いたくなる棚ですが、ほんの少しのスペースでもディスプレイに使うと、暮らしの風景が豊かになります。まずは、モノを厳選してテーマを決め、お気に入りのアイテムを集めてみてください。自由は発想で飾れば、今よりもっと愛着の湧く「わが家」になることでしょう。

伊野奈緒美

319,352 views

福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧