心と体をいたわる充実した時間を。「秋の夜長」過ごし方のヒント

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暑い夏が過ぎ心地よい気候になる秋は、夜の時間が長く感じられますよね。過ごしやすい気候が続きますが、夏の疲れが出やすい季節でもあります。できるだけ「自分を癒す」時間を積極的につくりたいですね。今回は、心と体をいたわりながら「秋の夜長」を充実させる、過ごし方のヒントをご紹介します。 

「秋の夜長」あなたなら、どう過ごす?

「秋の夜長」とは、10月の下旬ごろ昼と夜の時間が同じとなる「秋分の日」から冬の始まりとされている「立冬」までの時期を指すことが多く、秋が深まるにつれて「夜の時間」が長く感じられることを言います。暑さが和らぎ夏の疲れが出やすい季節、「自分をいたわる」ことを意識して暮らしを整えれば心身ともに健やかに過ごせそうですね。

気候が安定している秋は、趣味を楽しんだり知的好奇心の赴くままに学んだりするのにも良い季節。これまでやる気がでなかったことに着手するのにも、ぴったりかもしれません。

「秋の夜長」を充実させる、過ごし方のヒント

「食事の時間」をゆったりと楽しむ

秋の夜長は、ゆったりと食事を楽しむのにもぴったり。いつもの夜ごはんに季節の野菜や食材をふんだんに取り入れて、旬の味を堪能してみてはいかがでしょう。夜風が気持ち良い季節なので、バルコニーや屋上テラス、室内でも窓際で夜空を眺めながら食事を楽しむのも良いですね。

夜空をゆっくりと眺める

秋は、昼よりも夜の時間のほうが少しずつ長くなっていきます。夜風はひんやりとして、空気が澄んでいるのを感じられることでしょう。そんな秋の夜長は天体観測を楽しむのも良いですね。

空気が澄んでいれば、天候によっては空を見上げると4つの星が目に入るはず。これは「秋の四辺形」または「ペガススの四辺形」と呼ばれています。気候の良い秋の天体観測は、バルコニーや屋上テラスに出て、ゆっくりと星を眺めてみてはいかがでしょう。

好きな「映画やドラマ」の世界に浸る

忙しい日々の中では、録りためたドラマや好きな映画を自宅でみる時間が持てない方もいらっしゃるでしょう。でも夜が長く感じられる秋には、休前日や休日などを使ってどっぷりと好きな作品の世界に浸るのも、良い気分転換になります。自宅にいながら気軽にできる非日常体験。もし音などの問題がクリアできれば、屋上テラスで楽しむのも良いですね。

心地よい香りと優しい光の中で「読書」

お部屋を小さく模様替えして秋らしくチェンジすると、お部屋のなかにも季節感を演出できます。さらに、心地よい空間をつくるなら香りにもこだわってみましょう。お好みの香りでお部屋を満たせば、よりリラックスできる空間に。

また温かみのあるやわらかな光は、心をほぐしてくれるような心地よさを感じさせますよね。そんな光や香りに包まれながらゆったりと「本」の世界にトリップするのもおすすめ。ストレスフリーに読めるファンタジーやフィクションなど、非日常を感じられるジャンルなら、心を解き放つことができることでしょう。

メールではなくあえて「手紙」を書く

コミュニケーションツールとしてメールやSNSが主流となった今ですが、やはり「手書き」のメッセージには特別なチカラを感じさせます。秋の夜長には、大切な人へ「手紙」を書いてみては。相手をイメージしてポストカードや便箋を選んで丁寧に文字をつづる…そんな時間が心地よく充実した気持ちを運んでくれるはずです。

体と心をいたわる「メンテナンス」の時間に

 いつもより時間をかけてスキンケアをしたり、ボディメンテナンスをしたり…自分をメンテナンスする時間をいつもよりも長くとってみてはいかがでしょう。心地よい夜風を感じながら自分をいたわる時間は、心と体をリセットするきっかけになりそう。無理のない軽めのヨガやストレッチをするのも良いかもしれません。

「秋の夜長」をあなたらしく楽しんで

長い夜の時間を丁寧に過ごせば、忙しい日々のなかでも豊かな日常を感じられそう。特別なことを用意しなくても、いつもの暮らしのルーティンのなかに「好きなこと」「普段はできていないけれどやってみたいこと」をプラスしていくだけでも非日常を感じられることでしょう。あなたもぜひ、自分らしく秋の夜長を楽しんでみてはいかがでしょうか。

伊野奈緒美

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福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

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