冬の屋上テラスはブランケットで防寒!アウトドアに適した選び方も紹介

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アウトドアでは、日が暮れた後や急に天候が変わった時、少し肌寒さを感じることもあります。そんな時に、用意してあると便利なのがブランケットです。

本記事では、ブランケットの種類やアウトドアに適した選び方を紹介します。

アウトドアでおすすめのブランケットの種類

ブランケットとは、いわゆる毛布のことです。もともとはヨーロッパで生まれた厚手の毛織物で、寝具として使われていました。

ここでは、アウトドアシーンでブランケットとして使えるものを3種類紹介します。

膝掛け
膝掛けは、ブランケットに限らず膝に掛けるのにちょうど良いサイズのものを指します。膝に載せたり膝から下を覆ったりして温められるので、下半身に冷えを感じる時に便利です。

ポリエステル素材の膝掛けは、季節を問わず使えます。軽量でかさばりにくく、しわになりにくいという特徴があります。

ウール製やフリース製の膝掛けは、保温性が高いので、冬の寒さ対策におすすめです。ただしウール製の場合は、洗濯表示に従わないと縮んでしまう恐れもありますので、注意が必要です。

コットン素材の膝掛けは、通気性が良く吸湿性も高いので、汗をかきやすい季節に合います。天然素材で肌にも優しいため、赤ちゃんから大人まで幅広い年代で使えます。

インナーシュラフ
インナーシュラフとは、寝袋(シュラフ)用のシーツのことです。インナーシュラフには、ブランケットに代用できるものもあります。就寝時以外にも、羽織れるブランケットとして使うことも可能です。

シルク製は、柔らかい肌触りで四季を通して使えます。コットン製や速乾性のあるポリエステル製は、さらっとした質感なので夏向きです。軽く温かいフリース製やウール製は、保温性が高いので寒い季節に使いましょう。またウール製は、吸湿速乾性や防臭効果があるので、就寝時に汗をかいても安心です。

ラグ
ラグは、広さ3畳以下のコンパクトな敷物のことです。クッション性を高めたり、地面から伝わる冷えを防いだりできるので、足元を快適にできます。野外では、ラグを地面に敷いて座ることで、服や体が汚れるのを防ぐ役割も果たします。

柔らかい生地や薄手の生地のラグは、床に敷く以外にもイスやソファ、ベッドなどに掛けるカバーとして使えます。

また、人が直接羽織って防寒用のブランケットとして代用することもできます。コットン素材やポリエステル素材などが多く使われているので、汚れた時は自宅で洗濯できるものも多いですよ。

冬のアウトドアでは、防寒対策などで荷物が多くなりがちですが、多目的で使えるものを上手く活用すれば、荷物を抑えることもできるでしょう。

アウトドアで使うブランケットの選び方

アウトドア用のブランケットは、以下のポイントに注意して選びしょう。

サイズ
ブランケットのサイズは、大きく3つに分けられます。大きめのサイズは100cm×160cm程度です。シングルベッドに近い大きさですので、複数人で一緒に使うのに適しています。

中ぐらいのサイズは、100cm×140cm程度です。ハーフサイズと呼ばれるこのサイズは、膝掛けとして最も多く見かける大きさ。半分に畳んで膝に掛けたり、広げて肩に掛けて体全体を覆ったりできます。

小さめのサイズは、100×70cm程度です。コンパクトで持ち運びやすく、かさばりません。一人掛けのチェアに敷いたり、首や肩周辺を軽く温めたりする時に便利です。

アウトドアや屋上テラスでの使用を考えた場合、ハーフサイズをメインにして、小サイズを少数用意してあれば、工夫しながら状況に合わせた対応ができると言えるでしょう。

機能性
ブランケットを選ぶ時は、自分が必要とする機能性に注目するのも大切です。防寒性を重要視するならば、ウール製やフリース製など、保温性の高い素材を中心に選ぶと良いでしょう。

荷物の多いアウトドアでは、携帯性も重要です。持ち運びにくい道具は使わなくなりがちですよね。大きいものの場合はなるべく軽量なタイプやコンパクトに畳めるタイプ、収納バッグが付属しているタイプなどを選ぶと携帯しやすいでしょう。

また丸洗いできるなど、手入れが簡単であるかどうかも確認したいポイントです。自宅での洗濯が容易であれば、常に清潔なものを使えて、ブランケットを長持ちさせることにもつながります。

予算
ブランケットは、サイズや素材、ブランドによって価格帯に違いがあります。

サイズが大きくなるほど、布の面積も広くなるため価格も上がります。素材はフリースのように化学繊維を使用したものは、手ごろな価格で手に入れやすいですが、ウールやカシミアなどの天然素材は高価格になりやすいです。

またブランドによっては汚れやすい環境や、アウトドアのタフな環境に耐えうる機能を備えた商品を取り扱っているため、価格帯が上がりやすいでしょう。

素材やブランドにこだわらなければ、大きいサイズのブランケットも5000円程で手に入れられますが、ウールやカシミアを使ったブランドのブランケットになると、価格帯は2万円台が中心です。

自分にあったものを探すのであれば、手ごろな価格のものから使い始めてみてはいかがでしょうか。使用用途が明確であれば、価格ではなく機能性などで選ぶのがおすすめです。

暖かいブランケットで、アウトドアを楽しもう

軽くて丈夫なブランケットは、床やイスの上に敷いて冷えを遮断したり、直接まとって体を温めたり、いろいろな使い方で寒さを和らげることができます。寒さ対策をしっかりできれば、寒い季節でも、もっと気軽にアウトドア体験をしやすくなるでしょう。

空気が澄んだ冬は、星空がきれいな日も多いですよね。暖かいブランケットと温かい飲み物を持って、冬の屋上テラスを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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