楽しいモデルハウス巡り!モデルハウスの見学でチェックしておきたいリストとは
理想のマイホームを手に入れたいと思ったとき、まずはネットで情報を調べ、そしてモデルハウスを見学に行こうと思うのではないでしょうか。
実際にどんな家になるのかを想像しながらモデルハウス巡りをするのは、ワクワクするものですよね。
しかし、住宅購入の際に後悔しないモデルハウス巡りをするためには、事前の準備が必要です。後から「チェックし忘れた」「聞いておけば良かった」などとならないように、モデルハウス見学をする前におさえておきたい項目をお伝えします。
住宅購入を考えたら住宅展示場に見学に行く!
さて、いざ住宅展示場に見学に行きたくなった場合、気を付けることはあるのでしょうか。心構えや訪問手順を紹介します。
モデルハウスへの見学は予約あり?予約なし?
モデルハウス見学に行くことになったら、予約をしていったほうがいいのか、予約なしのほうがいいのか迷うところ。
「こういう家を建てたい」「こんな家を購入したい」などと気持ちが固まってきていて、予約ができるのであれば、電話やWEBで予約を入れましょう。予約ありのほうが、具体的な説明を受けられるからです。
しかし「まだ何も決まっていない」「思いついただけ」程度なのであれば、予約を入れずにふらりと訪れるのも良いでしょう。
混んでいる時間帯は?
住宅展示場は、日曜日の午後が混雑するのだそうです。
逆に平日の午前中は、空いていることが多いのだとか。しかし平日は夕方5時に閉まってしまう展示場が多いので、早めに訪問するようにしましょう。
予約を入れていても、クローズ間際に訪れるのでは、満足できる説明が受けられない可能性があります。
訪問手順
理想がほぼ固まっている場合の予約を入れた後の訪問手順です。
お目当てのハウスメーカーがあるのなら、事前に資料を取り寄せて目を通しておきましょう。当日、住宅に関する質問がしやすくなります。
予約日時に展示場を訪れ、受付を済ませます。場内マップをもらってから見学開始です。
住宅展示場で見ておきたいチェックリスト
せっかく実際に住宅展示場に行くのなら、見忘れないようにするべき項目のチェックリストを作っておきましょう。
モデルハウスで見ておきたいこと
生活を送る住まいとして、どんな間取りが便利なのか、動線はどうなのかをモデルハウスの中でイメージすることが大切です。
頭の中で考えているだけなのとは違い、家の中に入ると、得られる体感があるはず。
気になる点や、理想の住宅にするためのポイントなど、メモをとっておきましょう。モデルハウス見学をしたからこそ得られる具体的な住宅のイメージ像は、大きな収穫になります。
建て売りではなく注文住宅にする場合も、参考になる導線はチェックして取り入れやすいようにします。
参考程度に見ておけば良いこと
では逆に、参考程度に見ておけば良いことはなんでしょうか。
関心が行きがちなインテリアや広さは、参考にならないと言われています。
インテリアはモデルハウス用の豪華なものが多く、モデルハウスは普通の住宅より広い場合が多いからです。
持参のメジャーで測って確認してみて、「予定の広さなら、これくらい」と、イメージする程度に留めておきましょう。
また、撮影して参考にしたい場合は、撮影しても良いかどうか、許可を得てからにしましょうね。
モデルハウスの見学中に聞いておきたいこととは?
モデルハウスを見学しただけではわからないことは、積極的に質問しましょう。聞いておきたいチェックポイントをあげます。
住宅の性能
近年は断熱リフォームをする住宅が増えています。
断熱リフォームとは、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるように、窓や壁などを断熱できる仕様にすること。断熱により、室内のどこでも温度差がなく快適に過ごせるようになり、光熱費の節約にもつながります。
家を建てるとしたら、断熱性や全館空調の設備、床暖房の範囲など細かく決めなくてはなりませんのでモデルハウスの見学時に聞いておくと良いでしょう。
特に見学に行ったモデルハウスのリビング吹き抜けが気に入ったとして、吹き抜けの手入れ方法や断熱制などをしっかり聞いてメリットデメリットから取り入れるかを検討しないと、冬に肌寒い思いをしてしまうかもしれません。
オリジナル製品
ハウスメーカーによって、そのメーカーならではのオリジナル製品が用意されていることがあります。
例えば、床材や壁材、手すり、扉、洗面台など、そのメーカー独自のおすすめの製品がオプションで付けられることがあるので、忘れずにチェックしましょう。
屋上テラスは実際に見学してから広さやインテリアをイメージしよう
自宅に屋上が欲しい場合、イメージだけでは満足いく屋上テラスになるか心配ですよね。
「屋上でビニールプール遊びをしたい」「屋上にジャグジーを設置、ソファーなども置きたい」など、屋上テラスでやりたいことのイメージができていても、実際には屋上テラスの広さで何かを諦めなくてはいけなくなることも考えられます。
屋上テラス付きの住宅を手がけるハウスメーカーの中には、モデルハウスに屋上テラスを活用しやすいように家具の設置をしている事があります。
どのくらいの広さがあれば屋上テラスを思うままに活用できるのか、実際に見学をして、漠然としていたイメージを具体的なものにしていきましょう。
屋上テラス付きの建て売り住宅の中には、屋上家具付きで販売しているものもあるので、気に入ったレイアウトのまま住み始めることもできますよ。
モデルハウスで理想のマイホームをイメージ
モデルハウス見学に行くと、「しつこく営業されてしまうのでは」と不安に思っている方もいるでしょう。
しかし自分の意思をしっかり持っていれば、楽しいモデルハウス巡りができます。
すぐに購入する予定はないのなら、その旨をきちんと伝えるようにしましょう。中途半端な態度をとっていると、「説明が必要」と勘違いされて、しつこいと感じる説明を受けてしまうかもしれません。
そうなると担当者と見学者双方にとって良い結果とはなりませんよね。
まだ住宅の購入すら検討中という段階であることを伝えれば、担当者も見学者に合わせた情報を伝えやすいため、双方にメリットがあります。
理想の家を手に入れたい気持ちが少しでもあるのなら、事前に準備をしていき、家の中に入ることで理想の家を体感しながらシミュレーションしてみるのがおすすめです。
チェックポイントや質問しておきたいことをリストにしておけば、充実感あふれるモデルハウス見学になることでしょう。
理想の住宅での生活は、想像するだけでも幸せな気持ちになりますね。