「残暑の時期」もお家時間を快適に。冷房効率アップのコツと暮らしのアイデア
残暑が続く時期、おでかけするにはちょっとツラい…という時には、お家でゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。今回は、残暑でも快適にお家で過ごすコツを、インテリアやライフスタイルの視点からご紹介します。お家時間を心地よくするためのヒントになりますように。
残暑厳しい時期は、お家でゆっくりするのもあり
8月の中旬頃から秋になる頃。近年、盛夏を過ぎても暑さが残る時期が長くなっているようにも感じられますね。部屋の涼しさと外の暑さ、朝夕の気温差などで身体が疲れやすくなるこの時期、無理をせず自分を労わりながら家でゆっくりと過ごすのもよいもの。夏だからこそ、お家時間を楽しむのもありです。
今回は、残暑の時期にもお家で快適に過ごすコツをご紹介します。
冷房効率アップの鍵は「窓」
無理せずエアコンを使おう
家の中にいても、熱中症になることはあります。残暑の季節も我慢せず、適切に冷房を使いましょう。また、扇風機やサーキュレーターを併用することでより体感温度が下がると言われています。
「クールビズ」で耳にする「室温28℃」というのはあくまで目安の数値。冷房時の室温や室内で過ごす人たちの体調に合わせて、冷やし過ぎず暑くなり過ぎない「適温」を意識するのが◎です。
夏仕様のカーテンを選ぶ
カーテンは年中同じモノを使ってしまいがちですが、季節に合わせたファブリックを選ぶとお家時間がより快適になります。夏は、紫外線カット機能や遮熱機能があるなど、夏に合った対策ができるタイプを選ぶのがおすすめです。
冷房で部屋を冷やしていても、窓などの開口部からは70%以上の熱が入ってくると言われています。開口部からの熱の侵入を防がなければ、エアコン効率も上がりません。
対策としては、紫外線カットや遮光機能に加え、遮熱機能の付いたカーテンを選ぶのがおすすめ。外から入る熱を防ぎ、エアコン効率を上げることにもつながります。
さっぱりした食事に+タンパク質を
暑い時には、ついさっぱりした食事を選びがちになるもの。ですが、それだけでは夏を元気に過ごすための栄養成分が不足してしまいます。
専門家によると、素麺やざるうどんなどさっぱりとした食事を摂る時にも、肉や魚、卵や大豆製品などのタンパク質を+するのが良いのだそう。
また、タンパク質だけではなく色とりどりの新鮮な野菜などもトッピングすればよりバランスのよい食事になります。夏を元気に過ごすために、心がけたいですね。
うちわや扇子で体感温度を下げる
うちわや扇子などで風を起こせば、エアコンだけで過ごすよりもより体感温度が下がり涼しさを感じられます。最近では、モダンなデザインでインテリアとして置いていてもおしゃれなうちわや扇子などもあります。夏小物のひとつとして、部屋に常備してみてはいかがでしょうか。
ヘアスタイルや洋服で涼しさアップ
髪が長い方は、アップスタイルにするなど首元が涼やかなヘアスタイルにする、洋服は夏向けの高機能素材や涼やかな天然素材のものを選ぶなど、部屋だけでなく自分自身でも涼感スタイルを楽しんでみるのもおすすめです。
着るもので、体感温度は大きく変わります。通気性、抗菌機能、吸水速乾性などをチェックして、インナーやルームウエアを選んでみてはいかがでしょうか。
出典:「食」を工夫して、夏を元気に過ごせる身体になりましょう!
出典:「適正な室温で快適に!クールビズの提案」(政府広報オンライン)
ほんの少し工夫して、残暑の季節も暮らしを快適に
家の中にいても、適切にエアコンなどを使っていなければ厳しい暑さになる季節。エアコンに頼るだけではなく、インテリアや自分自身の身の回りでできる暑さ対策をすることで、残暑厳しい季節も快適に過ごせることでしょう。あなたもぜひ、身近なことから取り入れてみてはいかがでしょうか。