「グリーン」で部屋を涼やかに。夏に置きたい観葉植物の品種とおしゃれな飾り方
夏の部屋を涼やかに見せてくれる、グリーン。観葉植物は、部屋にみずみずしさとナチュラルな雰囲気を運んでくれます。今回は、夏の部屋におすすめの品種や、おしゃれな飾り方のポイントをご紹介します。グリーンを取り入れて、あなたも癒しの空間をつくってみませんか。
夏の部屋に「グリーン」を置こう
暑さが厳しくなり、家で過ごす時間が増える季節。住まいのなかに自然を感じられるスペースがあると、実際の室温よりも何だか涼しく感じられますよね。
ですが、夏にどのような品種を選べばよいのか、素敵に飾るには…?と悩んでしまうことも。今回は、夏の部屋にグリーンを置くために知っておきたいポイントをご紹介します。
夏に置きたいグリーンの品種は?
暑さに強い「ポトス」
夏の暑さにも負けず、たくましく育つ品種がポトス。柔らかなグリーンの色合いと、ツル性植物ならではの軽やかな雰囲気が魅力のグリーンです。エアコンの風など冷風には弱いため、冷えない場所に置くようにしましょう。ツルが垂れ下がると困る場合は、支柱を立て上方向に伸ばすように工夫するとよいでしょう。
リゾート風の空間をつくる「モンステラ」
南国リゾートを思わせる、個性的な葉の形が特徴のモンステラ。サイズもさまざまで、テーブルの上に小さく置けるものやシンボルツリーとなるほど大きなものまでお好みに合わせて選ぶことができます。
暑さに強く寒さに弱いので、エアコンの風が当たる場所や冷える場所を避けておきましょう。室内で明るく日陰になる場所が好ましいと言われています。夏は土の乾き具合を見ながら、しっかりと水やりをしましょう。
初心者も育てやすい「パキラ」
初心者さんでも育てやすい品種がパキラ。花のように開いた華やかな葉の形が魅力のグリーンです。パキラは、日差しが強い場所に置くと焼けて茶色っぽくなってしまうため、レースカーテン越しで柔らかく光が当たる場所に置くとよいでしょう。
葉の形がおしゃれな「フィカス・ウンベラータ」
おしゃれな部屋に置かれていることの多い品種が、フィカス・ウンベラータ。ハートのような可愛らしい葉、ダイナミックなフォルムが部屋のシンボルツリーに相応しいグリーンです。
夏の強い日差しが当たらず、レースカーテン越しの光で明るい場所に置くのがおすすめ。葉焼けをしないよう、様子を見ながら定位置を決めましょう。土が乾いたらたっぷりと水やりをして乾燥しないようお手入れをします。
夏の部屋を涼やかに。おしゃれなグリーンの飾り方
「シンボルツリー」として部屋の中心に
部屋の主役となるグリーンが「シンボルツリー」。たくさんの植物を取り入れなくても絞るツリーがあるだけで、部屋がぐっと引き締まった印象になります。家族のように共に過ごし成長を見守れるグリーンであるため、長く部屋に置きたいと思える品種を選ぶのがおすすめです。
部屋の奥側のコーナー部分や窓の前に置けば、圧迫感を軽減し、部屋を広々と見せてくれる効果も期待できます。ただし、大きなグリーンのため倒れると危険な場所には置かないよう部屋のなかで安全な場所を選びましょう。
「プラントハンガー」などを使い吊るして飾る
グリーンを吊り下げて飾るのもおしゃれで夏らしい飾り方。涼やかさのあるプラントハンガーなどを使い吊り下げれば、風に葉が揺れて心地よさを運んでくれます。落下しないよう、耐荷重に注意するほか人が座ったり長い時間を過ごす場所、頻繁に行き来する場所はさけて安全に設置しましょう。
「ポット」の素材やデザインにこだわる
グリーンをより素敵に見せてくれるのがポット(植木鉢)。ポットの素材は、テラコッタ、陶器製、ガラス製、自然素材を使ったモノなど豊かなバリエーションがあります。デザインもシンプルなモノからオブジェのようにデザイン性のあるモノまで幅広く、インテリアのテイストに合わせて選ぶとよりおしゃれな空間をつくれますよ。ポットにこだわることで、植えられたグリーンもより引き立ちます。
夏の部屋をグリーンで明るく爽やかに
暑さから部屋のなかで過ごしがちな夏。グリーンのチカラも借りて、家の中を爽やかにみずみずしく演出したいですね。夏は直射日光を当てすぎず、品種によっては光を避け、水やりの量や風通しを調節して蒸れを防ぐことも、長く元気に育てるコツ。あなたもぜひ、部屋にお好みのグリーンを取り入れてみてはいかがでしょうか。