【2022年】東京の子育てしやすい街7選|具体的な取り組みや特徴を解説

コラム

子育てしやすい街の必須条件は、治安が良く保育施設や子育て支援などが充実していることと言えます。今回は、東京の子育てしやすい街を23区内と23区外に分けて紹介。それぞれの具体的な取り組みや特徴も解説していますので、引っ越しや不動産購入の参考にしてくださいね。

子育てしやすい街を見極めるポイント

子育てしやすい街を見極めるポイントは、治安の良さや保育施設の充実度などがあります。それぞれポイントを確認し、子育てしやすい街を見つけましょう。

治安の良さ
街の治安は、家族全員が安心して暮らすために必ず確認したいポイントです。治安を確認したい時は警視庁のホームページが役立ちます。月ごとの犯罪発生件数を区市町村の町丁別にまとめた資料を公開しているため、気になる街の情報を確認できます。

もっと直感的に治安を確認したい時は、同じく警視庁が公開している「犯罪情報マップ」を見てみましょう。こちらは、子どもや女性をターゲットにした声かけ・つきまとい事案の発生情報が地図上に表示されるツールです。子どもを狙った事案が発生した地域が一目で分かるため、生活や子育てに適した街か否かを判断する基準になります。

また、気になる街が簡単に行ける範囲にある場合は、直接訪れてみるのがおすすめです。現地を自分の目で確認することで、インターネット上の情報では得られない、よりリアルな様子を確認できます。

保育施設の充実度
共働きの子育てファミリー層にとっては、子どもを預けられるかどうかは重要なポイントです。気になる街にある託児所や無認可保育所、認定こども園、学童保育などの数を確認してみてください。

また、待機児童の有無や数も保育施設の充実度を測る指標になります。待機児童が多いほど保育施設に入園しづらいため、自治体のホームページに記載されている待機児童に関する情報も併せて確認しましょう。

行政や地域の子育て支援の充実度
行政や地域の子育て支援が充実していると、子育てがしやすくなります。補助金や無償化などの経済的な支援を始め、保育や医療などで行っているサービスの拡充や、質の向上に取り組んでいる地域だと安心して暮らせるでしょう。

保険診療の自己負担を軽減してくれる「子ども医療費助成」は、多くの自治体が取り入れています。

<その他の支援例>
・妊婦へのタクシー券交付
・子育てに必要な品物(おむつやミルクなど)と引き換えできるクーポンの配布
・2人目以降の保育料無料 など

詳しいサポート内容は各自治体のホームページに書かれているので、確認してみてはいかがでしょうか。

医療施設の充実度
子どもが小さい間は、予防接種や健康診断などを受けるために病院へ通う機会が多いものです。自宅近くに医療施設がない、または住んでいる街以外の病院に通う場合は通院に時間がかかり、その分の負担が増えてしまうため、医療施設の充実度も見逃せないポイントです。

住む街を探す際は、以下を参考にしてみてください。

<医療施設を基準に探すポイント>
・かかりつけ医として利用できる小児科病院は近所にあるか
・夜間や休日に診療をしている病院はあるか
・皮膚科や耳鼻咽喉科などの専門病院があるか

また、子どもが小学生や中学生など大きくなってくると、子どもだけで病院に行くこともあるでしょう。子どもだけでも通院できるよう、交通量を確認した上で安全に通える範囲内に病院がある街を選ぶと安心です。

詳しくは「子育て世代、これからの「住環境」選び。3つのチェックポイント」の記事も読んでみてください。

【23区内】東京の子育てしやすい街4選

東京の子育てしやすい街は杉並区や世田谷区、練馬区、港区が挙げられます。それぞれ特徴や良さが異なるので、自分に合った街を見つけましょう。

1.杉並区
東京都の西部に位置する杉並区は、公園が多く自然豊かな地域です。杉並区の特徴は、待機児童が5年連続(2022年4月時点)で0人という点。人口が約57万人と多いですが、許可保育所を整備することでいち早く待機児童0を達成、その後も継続してきました。

他にも治安が良い、家賃相場が低め、子育て制度が充実している、医療機関が多いなど、杉並区は住みやすく子育てがしやすい環境が整っています。

また、区内にはJR中央線や総武線を始めとする4路線が通るなど、利便性が高い点も魅力です。

2.世田谷区
世田谷区は住宅地がほとんどを占めており、ファミリー層が多い地域です。若者に人気のある商業地である下北沢や三軒茶屋などがあります。教育施設が多くあり、駒沢公園など大きな公園もあるため子育てがしやすいです。

また、世田谷区は2020年、2021年と2年連続で待機児童0を達成しています。産後4ヵ月未満の母子のケアや育児相談などを行う「産後ケア事業」に注力しており、ショートステイやデイケアを利用できる「産後ケアセンター」を日本で初めて設置。

他にも、子育て支援情報をスマートフォンで受け取れる「せたがや子育て応援アプリ」の提供や、保護者の帰りが遅くなる日の夜間に小学生の子どもを預けられる「夕焼けサポート事業」など、子育て支援が豊富です。

3.練馬区
練馬区は自然が豊かで利便性が高く、暮らしやすい地域です。繁華街が区内にない分、治安が良いとされます。

練馬区は2021年、2022年と2年連続で待機児童0を達成しました。第3子以降の子どもを産んだ時、1人につき10万円(2021年度末以前に出生した子どもは20万円)を支給する「第3子誕生祝金」制度を導入するなど、子育て支援も充実しています。

ちなみに、練馬区にはJRが通っていません。しかし、東京メトロや西武池袋線、都営大江戸線など8つの路線が通っているため、通勤・通学・お出かけに便利です。

4.港区
港区は都心にあり、利便性の高い地域です。日本にある約140ヵ国の大使館のうち80以上が置かれるなど、多文化が根付いています。

港区は23区で最も子どもの割合が多いですが、3年連続で待機児童0を達成しています。出産費用助成金が1人あたり最大73万円と高額な上、第二子の保育料・給食費が無料など、出産や子育てをサポートする支援が豊富です。

また港区には近隣も含め、小児科のある救急指定病院が7つ、夜間・休日に受診できる小児救急指定病院が4つあります。子どもが急に具合が悪くなってしまった時など、思いがけない大変な事態にも対応できる立地と言えるでしょう。

【23区外】東京の子育てしやすい街3選

東京の23区外の子育てしやすい街としては武蔵野市、多摩市、三鷹市が挙げられます。ここでは、各市の特徴や行っている子育て支援を紹介します。

1.武蔵野市
武蔵野市は多摩地区の東部に位置し、世田谷区と杉並区に隣接した地域です。

武蔵野市は2020年〜2022年まで、3年連続で待機児童0を達成。18歳の年度末までの子どもにかかった医療費を、所得制限なしで助成する「子どもの医療費助成制度」があるなど、子ども医療助成が手厚いのが魅力です。

その他にも、武蔵野市には「児童発達支援センター相談部ハビット」という施設があり、子どもの心身の発達が気になる保護者への相談・支援を行っています。

2.多摩市
多摩市は自然が豊かで、多摩ニュータウンのある街です。公園やレジャー施設といった子どもが遊ぶ場所や、学校などの教育施設が多いため、子育てがしやすい環境です。

多摩市は待機児童が0ではありませんが、保育施設や定員の増員によって数を減らす努力をしています。

また、多摩市の特徴としては「ファミリー・サポート・センター」が挙げられます。「ファミリー・サポート・センター」は、子育てに関して「支援をしてほしい人」と「支援をしたい人」が会員になり、地域全体でサポートをしていく組織です。保育園や幼稚園、学童クラブまでの送迎や、保護者が外出する際の預かりなど、さまざまなサポートを受けられます。

3.三鷹市
三鷹市は東京都の中心に位置する地域です。市内には複数の公園があるため、どのエリアに住んでも子どもが遊びやすいところが魅力的です。

三鷹市は、独自の子育て支援サービスを多く行っています。例えば、やむを得ない事情で育児ができない時に、満2歳から小学6年生までの児童を7日まで預かってくれる「子どもショートステイ・特定一時保育」というサービスがその一例です。

その他、予防接種のスケジュール管理や、医療機関の検索などができる子育て支援アプリ「みたかきっずナビ」を配信しています。スマートフォンはもちろん、パソコンでも利用ができる上、12言語に対応するなど、子育てをする全てのパパ・ママに優しい設計です。

東京の子育てしやすい街を見つけて、安心した毎日を

東京には子育て支援や医療費助成など、さまざまな取り組みをしている自治体が多くあります。引っ越しを考えている場合は、治安やそれぞれの支援策を確認した上で、子育てしやすいと感じられる街を見つけましょう。

そして、家族みんなが過ごしやすい家に住み、快適で安心できる毎日を送ってくださいね。

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