• HOME
  • ARTICLE
  • コラム
  • 【屋上テラス】「屋外家具」を長持ちさせるには?<素材別>特徴とお手入れポイント

【屋上テラス】「屋外家具」を長持ちさせるには?<素材別>特徴とお手入れポイント

コラム

屋上テラスを「アウトドアリビング」として使いたいと思ったら、揃えたいのが屋外家具。室内で過ごす時間と同じように、屋上テラスでもゆったりとしたひと時を過ごしてみたいと思う方は多いことでしょう。でも、雨の多い時期などは家具が濡れるなど心配なことも。そこで今回は、屋外家具の特徴とお手入れのポイントをご紹介します。

 「屋外家具」の特徴は?

屋外家具とは、 その名のとおり室内ではなく庭やテラスなど屋外に置くためにつくられた家具のこと。アウトドア家具、ガーデン家具などとも呼ばれます。屋外家具には、以下のような特徴があります。

お手入れしやすく耐久性の高い素材であることが多い

屋外家具は日光や風雨にさらされることなど、耐久性のある素材が求められます。また、お手入れしやすいことも屋外家具のポイントです。

多くは軽くて錆びにくいアルミニウム、自然素材のようなデザインも楽しめる人工ラタン、お手入れしやすいプラスチックなどが使われています。

 日光や風雨に強い加工がされていることも

日光や風雨にもともと強い素材が使われていたり、自然素材の場合はステイン仕上げになっているなど製品を長く使える工夫がされていたりと、室内家具とは異なる特徴があります。

とはいえ、長期間放置していると傷んでしまうため、使わない時にはファニチャーカバーをかけておくと良い状態を保ちやすくなります。

折りたためるなど「コンパクトになる」ものも

屋外スペースに余裕がない場合は、折りたためるタイプの屋外家具を選ぶのがおすすめ。使う時だけ広げて、使わない時には折りたたんで風に飛ばされない場所にしまっておくことができます。

チェアはもちろん、テーブルも伸縮できるタイプがあるので、スペースを有効活用したい方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

「屋外家具」のお手入れのポイント

木製家具のお手入れは?

 日常的なお手入れは、布で乾拭きをします。汚れが気になる場合は、木にしみ込まないよう固く絞って水拭きしましょう。

木材は経年変化で色合いや風合いが変化します。木材の屋外用家具に施されていることが多いステイン仕上げの場合は、ひび割れを防いだり長持ちさせたりするためにステインの塗り直しも検討してみましょう。雨がしみ込むようになったら塗り直す必要があります。

プラスチックや人工ラタン家具のお手入れは?

日常的なお手入れは乾拭きがおすすめです。ちょっとした汚れなら水で濡らして絞り水拭きをするとすっきりとします。さらに汚れが気になる場合は、中性洗剤を薄めて布に含ませ手拭き取るとよいでしょう。使わない時にはファニチャーカバーをかけたり、涼しく乾いた場所に保管すればより長持ちします。

アルミやスチール家具のお手入れは?

日常的なお手入れは乾拭きがおすすめです。素材の特性として錆が発生することもあります。表面が汚れたり傷が付いたりすると錆びやすくなるため、汚れを拭き取ったり補修したりすることをおすすめします。

パラソルのお手入れは?

日よけとして活躍するパラソル。使わない時には折りたたんでおきます。汚れやホコリだけでなく花粉や雨から保護するためにもカバーをかけておくのがおすすめ。できれば1年に1回程度、パラソル部分を洗濯すると綺麗な状態を保ちやすくなります。

屋外家具のクッションのお手入れは?

屋外用の家具に取り付けられたクッションも定期的なお手入れを。カバーなどが洗える場合は洗濯し、しっかりと乾かします。使わない時にはボックスなどに収納すれば長持ちすることでしょう。屋外用の収納兼ベンチや収納ボックスを使えばすっきりとまとまります。

こまめなお手入れで屋外家具を長持ちさせよう

屋外家具は、直射日光や風雨などにさらされるため傷みも気になります。耐用年数や使用方法を守り、お手入れをこまめにすれば快適に使えることでしょう。素材の特長をふまえ、屋上テラスを彩る屋外家具を選んでみてください。

伊野奈緒美

268,534 views

福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧