屋上テラスに暖かな明かりを灯す。ソーラーライトで高級感を演出
同じスペースであっても、ライトアップの仕方で、さまざまな雰囲気を演出できます。
電源不要で、いろいろな種類やデザインがあるのがソーラーライト。
お気に入りのソーラーライトで屋上テラスをライトアップして、プライベートなひとときを過ごすのは素敵ですよね。
そこで今回は、ソーラーライトのメリットやデメリット、種類、チープに見えない置き方についてを解説します。
自宅の屋上テラスをソーラーライトでラグジュアリーな空間に変身させてみてはいかがでしょうか。
夜の屋上テラスをライトアップすると一気にラグジュアリーに!
夜の殺風景だった屋上テラスをライトで照らせば、一気にラグジュアリー空間に変わります。電源を確保しづらい屋上では、太陽光を味方につけてソーラーライト を利用するのがおすすめです。
ところで、ソーラーライトとはそもそもどのようなものなのか、メリットやデメリットについても確認していきましょう。
ソーラーライトとは
電源を必要とせず、太陽光で充電して明かりを照らすのが、ソーラーライトです。ソーラーパネルを使い、太陽光を電気に変換してバッテリーに蓄えます。
ほとんどのソーラーライトは、日が暮れて周辺が暗くなると電源が自動的にオンになり、日が昇って周囲が明るくなると電源オフになります。ライトのオンオフは簡単な作業ですが、わざわざ電気を消しに屋上へ行くのは少し億劫ですから、自動オンオフ機能はとても便利です。
こういった機能は庭や玄関などの屋外で使われることが多く、ライトアップされることで防犯の役目も果たすのだそう。
人が近づくと自動で明かりがつく人感センサーのものもあります。
ソーラーライトのメリット
太陽光充電なので、電気代がかからないため節約になるのが最大のメリットといえるでしょう。
電源不要でコンセントが近くにある必要がなく、場所を選ばず設置できます。
電源コードが絡まったり、移動の邪魔になったりする心配もいりません。
災害時や停電時の照明が点かなくなるような緊急事態でも、ソーラーライトなら明かりをともしてくれるでしょう。
ソーラーライトのデメリット
太陽光で充電するため、太陽光が当たりにくい影になる部分や、暗い場所に設置するのには向きません。
本来、暗い場所こそライトが欲しいのですが、屋上に設置するライトは日が暮れた後に使用するものですから、日中に日が当たる場所に置きましょう。
また電源は必要ないとはいえ、充電用電池は消耗品です。一切、交換の必要はないとはいえません。
充電用電池の寿命は製品によって違うので、購入の際に確認すると良いでしょう。
同じ種類のライトを複数置いて屋上全体に統一感をもたせたい場合、個体差によってライトの寿命が違うため、スペアを数個余分に持っておくのがおすすめです。
ライトの買い替え時に同じものがなく、統一感がなくなってしまうのを防ぎましょう。
ソーラーライトにはどんな種類がある?
ソーラーライトには、構造とデザインなどにいくつかの種類があります。それぞれについて確認していきましょう。
パネル一体型とパネル分離型
ソーラーライトは、ソーラーパネルに太陽光が当たることで充電されて明かりがつきます。
そのソーラーパネルがライトと一体になっているものと、分離している種類、2タイプがあります。
分離型の場合、ソーラーパネルさえ太陽光が当たる場所に設置しておけば充電でき、ソーラーライトを太陽光が当たらない場所に設置しても明かりがともります。
一体型のソーラーライトなら、ソーラーパネルとつなぐコードが不要なので、コンパクトかつスタイリッシュに設置できるでしょう。
次に、ソーラーライト自体のデザインタイプについて紹介します。
置くだけタイプ
どこにでも置くだけで使えるので便利です。
置き場所を変えたり、室外から室内に運んだりするのも自由にできるでしょう。
壁掛けタイプ
壁にかけて使うタイプのソーラーライトです。
高い場所に設置すれば、広範囲を照らすことができるでしょう。
杭タイプ
庭を照らすガーデンライトとして、よく使われるタイプです。
下部分が杭になっていて、地面に打ち込んで固定して利用します。打ち込み式のため、屋上テラスの床材のほとんどで使用できませんが、小型タイプをガーデニングのプランターに刺して使用するとおしゃれです。
安っぽく見えないソーラーライトの置き方は?
ソーラーライトの中には、100円均一で販売しているものもあります。
十分使えるという声もある一方で、やはり見た目が安っぽく見えてしまうという不満の声も。
たとえ100均のソーラーライトでも、安っぽく見えない方法はあります。
せっかくソーラーライトを設置するなら、ラグジュアリーな雰囲気を演出したいですよね。
そこでちょっとした工夫で、ソーラーライトをおしゃれに設置する方法を提案します。
グラスの中に入れるだけ
100均のソーラーライトは、見た目が安っぽいという声があります。
ライトが点けばいいというものではなく、見た目がイマイチだと気分も下がりますよね。
そこで、ソーラーライトを模様が入った透明なグラスに入れてみてはいかがでしょうか。
見た目の安っぽさはグラスで隠され、明かりがともるとグラスの模様を通した光になり、ラグジュアリーな雰囲気を演出できますよ。
おすすめはメイソンジャーのようなデザイングラスや切子調、ステンドグラス調のグラスです。ライトは安くてもグラスがデザイン性のあるものだとグッと高見えに貢献してくれます。
100均の3点セットでゴージャスな光のソーラーライト
100均でガーデンソーラーライト、キャンディーポット、アクリルアイスを揃えます。
ポットの中にアクリルアイスを入れ、ガーデンソーラーライトの頭をキャンディーポットの蓋の裏にはめ込むだけ。
100均で材料を揃えたとは思えない、ゴージャスなソーラーライトの光を楽しめます。
エコなソーラーライトで高級感あふれる空間づくりを
ソーラーライトは太陽光で充電できるため、エコで電気代の節約にもなります。
災害時に停電になっても、ソーラーライトなら明かりをともしてくれるでしょう。
ソーラーライトにはパネル一体型と分離型があり、またデザインも置くだけタイプ、壁掛けタイプ、杭タイプなどがあります。置く場所やお好みに合うソーラーライトを選ぶようにすると良いですね。
せっかくソーラーライトを設置するならラグジュアリーな気分を味わいたいもの。
見た目が安っぽいソーラーライトであれば、ちょっと工夫をしておしゃれに変身させることも可能ですよ。
今はゴミがでない、持続して使用できるサスティナブルなアイテムがトレンドです。トレンドをしっかり抑えつつ、高見えも意識したソーラーライトで自宅の屋上に高級感と居心地のよさをプラスしてみてはいかがでしょうか。
暖かくなり、夜に屋上テラスで過ごしやすい季節になってきました。室内インテリアと同じように、屋上テラスの空間演出もそろそろ準備を始めましょう。