【秋冬】水やりや置き場所は?観葉植物のお手入れポイント

屋上菜園

冷え込みが厳しくなる秋冬は、観葉植物のお手入れも改めて見直したい時期。植物の生育に合わせて、適切な水やりや日当たり、置き場などを考慮してお世話をしたいですね。今回は、秋冬の観葉植物のお手入れのポイントをご紹介します。大切な観葉植物を元気に育てるためのヒントにお役立てくださいね。

秋冬は「観葉植物」のお手入れが難しい?

多くの植物がまだまだ生育する秋。ですが、夏の暑さで元気がなくなっている植物もあるかもしれません。寒くなり始める秋は、徐々に生育が穏やかになっていく時期。朝晩が冷えるようになる頃には、水をあげすぎないよう気を付けましょう。

また、冬は多くの植物が水を吸わなくなると言われています。後ほどご紹介する「上手な水やりの方法」を参考にお世話をしてみてくださいね。

気温が一気に下がる秋冬は、観葉植物のお手入れが少し難しく感じられる時期。ですが、コツをつかめば上手にお世話をすることができるはずです。日頃からよく観察してちょっとした変化にも気づけるようにしておくと、元気に育てることができることでしょう。

秋冬の観葉植物のお手入れ方法

気温が下がり徐々に寒さが厳しくなっていく秋冬は、観葉植物にとって過酷な環境です。

ここでは、そのような秋冬のお手入れで特に気を付けたいポイントをご紹介します。

適切な水やり

普段は、あまり細かく間隔を考えずに水やりをしていた…という方も、秋冬は土や植物の状態を確認しながら少し慎重に水やりをしてみてください。

土が中まで乾いた状態になったら、水をたっぷりあげるのが理想的です。とはいえ、水の中までしっかり乾いたかどうかを知ることは難しいもの。可能であれば、指で土を触ってみたり、水やりの前後で鉢の重さを比べたりして「土が乾いた状態」を確認するとよいでしょう。

※鉢が重すぎると倒れるなど危険が伴うため、各自注意をしながら適切な方法で土の乾いた状態を確認しましょう。

観葉植物の置き場所

朝晩が冷えやすいと感じられるようになったら、観葉植物の置き場も改めて検討してみましょう。一般的に窓辺やドア近くなどの開口部は冷えやすいと言われているため、寒さが厳しくなる冬には暖かい場所へと移動させるとよいでしょう。

また、エアコンの風が当たる場所や風通しの悪い場所などは避けたい場所。日当たりも、ま直射日光を好まない植物、カーテン越しの優しい光を好む植物など、品種によってさまざまです。それぞれの植物が好む環境を調べたり、ショップスタッフさんに教えてもらったりして観葉植物の置き場を工夫してみましょう。

適切に肥料を与える

植物が元気に育つために、定期的に与えたいのが肥料です。一般的には、真夏や真冬は避けて植物が生長する4月~11月頃に与えるのがよいと言われています。タイミングが難しい、という方は葉の色の変化など「ちょっと元気がないかも…」と感じた時に、専門スタッフさんにどのような肥料をどのくらい与えればよいのか相談してみてはいかがでしょうか。

植物の種類によって適した肥料は異なるため、購入する前はパッケージをよく読んで確認しておきましょう。

秋冬にも育てやすい観葉植物の品種は? 

秋冬に観葉植物を部屋に置くなら、下記のような品種を選んでみてはいかがでしょうか。光があまり当たらない場所でも育つと言われています。

サンスベリア(観葉植物の中でも、比較的丈夫で育てやすい品種)

・サンスベリアは乾燥に強い品種だと言われています

・直射日光が当たらない場所に置くこともできます

ポトス

・寒い地域でも取り入れやすい、丈夫な観葉植物だと言われています

・直射日光が当たらない場所に置くこともできます

ヘデラ・ヘリックス(アイビー)

・乾燥に強く寒さにも耐えられる品種だと言われています

・窓際のガラス越しの光でも育ちます

秋冬も観葉植物を元気に育てよう

秋冬は植物を育てるのが難しく感じられる季節ですが、水やりや置き場所などを工夫することで、元気に育てることはできます。ただし品種や環境によっても生育の特徴は異なるため、心配な場合は専門スタッフに相談するなど適切なタイミングを確認するとよいでしょう。あなたもぜひ、秋冬も観葉植物をお手入れしながら癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

伊野奈緒美

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福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

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