自宅の仕事場が快適に。集中できる「ワークスペース」づくりのコツ

インテリア

自宅にワークスペースをつくるとき、真っ先に思い浮かぶのは「集中できる空間にしたい」ということではないでしょうか。もし今、自宅の仕事場が整っていないと感じているのなら、これからご紹介するワークスペースづくりのポイントを参考にしてみてはいかがでしょう。今回は、「集中できるワークスペース」をつくる5つのコツをご紹介します。

散らかった部屋では「集中」できない?

モノが多かったり、視覚的に多くのモノが目に入ったりして集中できない…という経験は誰しもあるのではないでしょうか。散らかった部屋が目に入ると、片付けなければと気持ちがざわざわしたり、何となく落ち着かなかったり…。

また、食事後の食器や洗濯物など生活感のあるモノが見えている状態だと仕事モードに入れない、という方も多いことでしょう。このように、自宅で集中して仕事をするのなら、まずは「快適に仕事をするための環境づくり」が大切なのです。

これからご紹介する集中できるワークスペースをつくる5つのコツを参考に、あなたも仕事がはかどる空間をつくってみてはいかがでしょうか。

集中できる「ワークスペース」をつくる5つのコツ

1.レイアウトを工夫して「個室感」を演出する

集中できるスペースをつくるために、デスクを壁向きにしたり、パーティションで間仕切りをしたりして小さくても「個室感」を演出してみましょう。窓を背にしたレイアウトは、手元が明るくなるというメリットがありますが、反面眩しく感じたり暑さを感じたりすることも…。ブラインドやカーテンなどで光をコントロールして、自分に合った快適な環境をつくってみてください。

部屋向きにデスクを設置する場合は、目に入るスペースをすっきりと整えておくことをおすすめします。仕事に関係ないモノが視界に入らないよう、すっきりとしたデスク周りをつくるよう心がけることが集中できる環境づくりの鍵です。

2.仕事に使う「道具」が効率よく使える収納に

仕事に使う道具をしまうために、手の届く場所に収納をつくりましょう。通常の在宅ワークで頻繁に使うモノは、デスク近くの棚などにまとめておくと効率よく使えます。座ったままでも使いやすいよう、背の低い棚を設置すると無駄な動きが減って仕事がはかどることでしょう。

前面の壁にワイヤーネットで壁面収納をつくったり、デスクの下に小さな引き出しをDIYしたりなど細々としたモノの定位置をつくっておくと散らからず、すっきりとしたデスク上を保てますよ。

3.仕事に使うモノ以外はすっきりと片付けておく

仕事に使うモノ以外は、仕事場から目に入りにくい場所にすっきりと収納しておくことをおすすめます。長期間使う機会のなかったモノは、手放してもよいかもしれません。処分したり譲ったりすることに躊躇するモノは、一時的にボックスなどにまとめるのも◎すっきりとした空間づくりが叶います。保管する期間を決めておけば、気持ちがラクになることでしょう。

4.無音で集中できないタイプなら「心地よい音楽」を用意

もし無音ではどうしても集中できないという場合は、仕事に差し障りのない程度に音楽などを付けて作業するのもよいですね。集中できる環境というのは人それぞれ。音があった方が快適だと感じられる方は、仕事モードに入れる「心地よい音」を準備しておくことも集中できる環境づくりの大切なコツです。

仕事がはかどるBGMを検索したり好みの音楽を集めたりして、ワークスペースに小さく流しておくと気持ちがリラックスして仕事にも前向きに取り組めることでしょう。

仕事がはかどる自分だけの「ワークスペース」を

広々とした空間は開放感があって気持ちのよいものですが、集中力を高めたいワークスペースはほどよい「個室感」を演出することが大切なポイントになります。レイアウトや収納方法を工夫しながら、あなたもぜひ自分だけの快適なワークスペースをつくってみてはいかがでしょうか。

伊野奈緒美

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福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

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