【東京近郊】5000万円の家の間取り紹介|無理なく購入できる年収目安とは

間取りは家を選ぶ基準の1つです。家族の人数や子どもの予定、子ども部屋の数など、自分たち家族に合う間取りを選ぶことが快適な暮らしにつながります。

今回は東京近郊にある5000万円の家の間取りや、家族の人数に合う間取り、5000万円の家を無理なく購入できる年収の目安を紹介します。

【実例】5000万円の家の間取り7選

5000万円の家と一口にいっても、2LDKから4LDKまで、そしてサービスルームや屋上テラス完備などさまざまな間取りがあります。ここでは、東京近郊にある家の間取りを7つ紹介します。

東京都:2LDK+S+屋上テラス

・間取り:2LDK+S+屋上テラス
・敷地面積:93.23m2(28.20坪)
・建物面積:104.84m2(31.71坪)
・木造2階建て

1階に2部屋+サービスルーム、2階にLDK、そして屋上テラスがある間取りです。

サービスルームとは、建築基準法により「居室」と認められない部屋のことです。彩光のための窓がないので薄暗いですが、日光の影響を受けにくいというメリットがあります。物置や作業部屋にするなど、サービスルームの活用方法は多種多様です。

こちらの家は、キッチンの真上に屋上テラスがあるのが特徴です。料理を屋上テラスで食べたり、バーベキューを楽しんでみたりと、間取りを活かした楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか。

東京都:3LDK+S

・間取り:3LDK+S
・敷地面積:70.26m2(21.25坪)
・建物面積:116.22m2(35.15坪)
・木造3階建て

1階に1部屋+サービスルーム、2階にLDK、3階に2部屋ある間取りです。3階に子ども部屋を設けると、トイレやお風呂、食事、外出などのために降りてきた子どもと顔を合わせられます。子どものプライベート空間をつくりつつ、家族で過ごす時間も満喫できる間取りといえるでしょう。

東京都:4LDK+屋上テラス

・間取り:4LDK+屋上テラス
・敷地面積:179.77㎡(54.38坪)
・建物面積:108.47㎡(32.81坪)
・木造2階建て

1階に1部屋+LDK、2階に3部屋、そして屋上テラスがある間取りです。各部屋に収納スペースがあるだけでなく、屋上には小屋裏収納もあるので、家族が多くても収納には困らないでしょう。

千葉:4LDK+屋上テラス(1)

・間取り:4LDK+屋上テラス
・敷地面積:130.12平方メートル㎡(39.36坪)
・建物面積:107.84平方メートル㎡(32.62坪)
・木造2階建て

1階にあるキッチンから、リビングもダイニングも一度に見渡せる間取りです。食事の支度をしている時もリビングにいる家族との会話が弾み、家の中に自然と笑顔があふれるでしょう。LDKには床暖房が完備されているため、寒い日でも足元から温まれます。

2階には4部屋あるので、子ども部屋と夫婦の部屋の両方をつくることが可能です。屋上テラスでは家族とのお家キャンプやバーベキューなど、非日常的な空間を味わえます。

千葉県:4LDK+屋上テラス(2)

・間取り:4LDK+屋上テラス
・敷地面積:179.77平方メートル(54.38坪)
・建物面積:107.64平方メートル(32.56坪)
・木造2階建て

1階に1部屋+LDK、2階に3部屋、そして広々とした屋上テラスがある間取りです。吹き抜けを設けることで解放感を演出しています。

2階には家族みんなの衣服をしまえるファミリークローゼットがあります。2階の各部屋にも収納スペースがあるので、片付けや掃除が楽になるでしょう。

千葉県:4LDK+屋上テラス(3)

・間取り:4LDK+屋上テラス
・敷地面積:118.90平方メートル(35.36坪)
・建物面積:107.02平方メートル(32.37坪)
・木造2階建て

1階に1部屋+LDK+水回り、2階に3部屋、そして屋上テラス+小屋裏収納がある間取りです。広いバルコニーがあるので、家族分の洗濯物も十分に干せるでしょう。

屋上テラスでは、子どもと一緒に水遊びを楽しむのもおすすめです。詳しくは「屋上テラスならお家の中ではやりたくない「お水のおもちゃ」も安心して楽しめる!」の記事も読んでみてください。

埼玉県:4LDK+屋上テラス

・間取り:4LDK+屋上テラス
・敷地面積:109.77平方メートル㎡(33.20坪)
・建物面積:108.05平方メートル㎡(32.68坪)
・木造2階建て

1階に1部屋+LDK+水回り、2階に3部屋、そして屋上テラス+小屋裏収納がある間取りです。子どもが小さいうちはLDKから見える1階の部屋を子どものスペースに、子どもが大きくなったら2階を子ども部屋にするなど、アレンジがききます。

家の購入前に考えたい、家族の人数に合う間取り

家の間取りは家族の人数や子どもの予定、親との同居の予定などに合わせて選ぶと、状況が変わっても快適な生活を送りやすくなります。理想の家を購入するために、家族の人数に合う間取りの目安を知っておきましょう。

2人家族は2DK~3LDKが目安
一般的に、カップルや夫婦2人暮らしの場合は、1LDKか2DKの間取りが良いといわれています。リビング・ダイニング・キッチンや、ダイニング・キッチンがあることで、食事をしながらコミュニケーションが取れるためです。

各々が自由に過ごせるプライベート空間が欲しい、または今後も2人で住み続ける予定なら、2DKか2LDKがおすすめです。

また、将来子どもが欲しいと考えている場合は、子ども部屋をつくることを想定して3LDKの家を選ぶと良いでしょう。その際は、広い部屋がある間取りを選ぶのがおすすめです。

アコーディオン式のカーテンやパーテーションなどで間仕切りをして2部屋に分ければ、子どもの人数が増えても子ども部屋を用意できます。

3人家族は最低3LDKが目安
子どもが小さい時は2LDKでも足りますが、将来のことを考えると最低でも3LDKは欲しいところです。3LDKなら子ども部屋と夫婦の寝室に加え、もう1つの部屋を確保できます。

部屋が空いている時は、書斎や趣味などの部屋として使えて便利です。そして、将来子どもが増えて4人家族になった時は、2人分の子ども部屋を用意することが可能です。

4LDKであれば、親と同居することになった時や、子どもの人数が増えた時にもスムーズに対応できます。さらに、夫婦の寝室を分ける、1部屋をクローゼット代わりにするなど、自由度の高い暮らしができるでしょう。

4人家族は3LDK~4LDKが目安
4人家族を夫婦+子ども2人と想定すると、夫婦の部屋が1つ、子ども2人それぞれ1部屋で合計3部屋が必要になるため、3LDK以上が基本になります。

また、以下の場合は4LDKが適しています。
・子ども2人が異性
・夫婦の寝室を分けたい
・家族3人でも荷物が多い
・書斎やテレワーク部屋をつくりたい

5000万円の家を無理なく購入できる年収の目安

自分の年収で5000万円の家を無理なく購入できるか判断したい場合は、年収倍率と返済負担率から推測できます。ここではそれぞれの言葉の意味と、5000万円の家を無理なく購入できる年収の目安を紹介します。

年収は購入資金の7分の1以上が目安
住宅ローンを組む時は、年収倍率が使われます。年収倍率とは、住宅購入の費用を世帯年収で割り出した数値です。借り入れ可能額の上限を年収の8倍までとしている金融機関もあります。

住宅金融支援機構の調査(※)による年収倍率の全国平均は次の通りです。

・注文住宅:6.7倍
・土地付き注文住宅:7.4倍
・建売住宅:6.8倍
・マンション:7.0倍

住宅の種類によって多少の差はあるものの、いずれも7倍前後であることがわかります。5,000万円の家を購入する時の年収目安は、700万円以上です。

※出典:住宅金融支援機構「2022年度 フラット35利用者調査」
https://www.jhf.go.jp/files/400357456.pdf

無理のない返済のために意識したい「返済負担率」
5000万円の家を購入する際は、年収倍率の他に返済負担率も意識したいポイントです。返済負担率とは「年収に対する年間返済額の割合」のことで、住宅ローンの「年間返済額」を「年収」で割ることによって数値が導き出されます。

返済負担率は金融機関や住宅ローンの種類によって異なりますが、おおむね30~35%程度です。一般的に、家計を圧迫しないのは20~25%程度で、30%を超えると毎月の返済が難しくなるといわれています。

事前に年収に見合った返済負担率であるか確認しておきましょう。

5000万円の家を購入する際のポイント

家を購入する時は、住宅ローン以外に発生するさまざまな経費も考慮することが大切です。ここでは、5000万円の家を購入する際のポイントを解説します。

維持費や税金、生活費も考慮する
家の購入後は、ローンの返済費用のみならず、住居の維持費も用意する必要があります。また毎月かかる生活費を考え、日々の暮らしに支障が出ないようにしなければなりません。

あらかじめ住宅購入費用以外にかかり得る費用を洗い出した上で、住宅ローンを組むことが大切です。

金利や諸経費も踏まえてローンを組む
住宅ローンは、少しの金利の違いで返済額が大きく変わります。事前に金利を確認した上で具体的な返済シミュレーションをして、月々の返済イメージをしておくと良いでしょう。

また、家を購入する際は税金や手数料などもかかります。固定資産税、不動産取得税、都市計画税など、住宅購入費以外の経費も踏まえた上で住宅ローンを組みましょう。

教育に関わる費用を考える
2021年12月、日本政策金融公庫が発表した令和3年度「教育費負担の実態調査結果」※によると、高校入学から大学卒業までにかかる子ども1人当たりの教育費用は942.5万円です。

15歳から22歳までの7年間は、最も教育費用がかかるといわれています。この期間も住宅ローンを支払っていけるのか考慮して返済計画を立てましょう。

※出典:日本政策金融公庫「令和3年度 教育費負担の実態調査結果」
https://www.jfc.go.jp/

家族の笑顔があふれる家に住もう

東京都や千葉県、埼玉県など、東京近郊には屋上テラスのあるハイクラスな家がたくさんあります。天気の良い日には屋上で子どもと一緒に遊んだり、1人でゆっくりカフェタイムを楽しんだりと、家の数だけ家族のカタチや過ごし方があります。

5000万円の家を無理なく購入できそうか考えつつ、家族の笑顔があふれる家を探してみてはいかがでしょうか。

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