戸建住宅に設置する「サンルーム」とは?知っておきたいメリット・デメリット

コラム

天候に関係なく、家に自然光を取り込めるサンルーム屋内にいながら、屋外の気持ちよさを感じられるだけでなく、さまざまな魅力があるサンルームは今注目されています。気になっている…という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、サンルームのメリット、デメリットをわかりやすくご紹介します。

 屋外と屋内を繋ぐ空間「サンルーム」とは?

サンルームとは、自然光を家のなかにたっぷりと取り入れられるガラス張りの部屋のこと。部屋の壁一面ほどの大きなガラス面からは、太陽の光がさんさんと降り注ぎます。

部屋を広くしたくても増築できない場合や、屋内外を緩やかに繋ぐ明るいスペースが欲しい場合などに取り入れられるサンルーム。本来の意味は「温室」をサスコンサバトリーという別名のとおり、ひなたぼっこしたくなるような明るく温かな空間をつくることができます。

そんなサンルームには、多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットもあります。それでは、それぞれを詳しく見ていきましょう。

「サンルーム」のメリットは?

天気や大気汚染物質を気にせず洗濯物を干せる

 サンルームは、ガラスで囲われた空間。庭やテラスなどのように屋外ではないため、洗濯物を干すときに天候を気にする必要がありません。雨の日や花粉の季節に外干しができなかったご家庭でも、サンルームならタイミングを気にせずに洗濯物を干すことができます。

また、PM2.5や黄砂など大気汚染物質が気になる時にも便利。天気がよかったので外干ししたら後から大気汚染物質の多い日だったことが分かった、という経験がある方も多いのではないでしょうか。サンルームなら、そのような失敗も防ぐことができ洗濯のやり直しをする手間が省けます。

テラスに比べて気密性があり、断熱性が期待できる

サンルームは、テラスに比べて気密性があることはもちろん、近くのリビングダイニングなどもふくめて断熱性がアップすることも。ガラスを通して温かな太陽光がたっぷりと入るので、自然の暖かさを感じられることでしょう。

 開放感を演出し「アウトドアリビング」としても使える

ガラス張りで屋外がよく見えるので開放感があるサンルーム。もうひとつのくつろぎの場「アウトドアリビング」のような使い方もできるので、自宅にいながらオープンカフェにいるような非日常を感じられることでしょう。天候が悪く外遊びができない日でも、お子さんと一緒に開放的な空間で遊ぶことができます。アウトドアが趣味のご家庭では、天候にかかわらず「おうちキャンプ」などを楽しむアイデアも広がっています。

 「サンルーム」のデメリットは?

夏は日差しが強く暑く感じられることも

太陽の光がさんさんと降り注ぐサンルームは、やはり熱く感じられることも。居住地域やサンルームの設置されている向きにもよりますが、直射日光が入るサンルームは特に厳しい暑さになることでしょう。対策として、遮光カーテンなど日よけを取り入れるのもひとつの方法です。

 冬は結露の心配も

冬になると、外気との温度差があるため結露が発生しやすくなります。また、冬場で晴れていない寒い日は、サンルームも冷えます。寒さ対策だけでなく、結露への対策も必要です。ガラスは汚れが目立ちやすいため、こまめな掃除やメンテナンスも欠かせません。

 導入するための費用がかかる

 サンルームは、導入時の施工費用だけでなく「固定資産税」の課税対象になることも知っておきたいところ。事前に、導入時に必要な費用はどのくらいになるかの見積もりを数社からもらったり、固定資産税はどのくらいかかるのかを計算したりと、費用面も考慮したうえで検討してみましょう。

「サンルーム」の導入はよく検討したうえで

自然光をたっぷりと取り込めるサンルームは、家事スペースとして役立つだけでなく、家族や来客とのくつろぎの場としても活躍することでしょう。その一方で、固定資産税がかかるなどの費用面、お手入れなど長い目で考慮すべき点もいくつかあります。ぜひ、サンルームをご検討中の方はご参考になさってはいかがでしょうか。

伊野奈緒美

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福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

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