おしゃれと居心地のよさが叶う。「冬」のインテリアコーディネート術

インテリア

季節に合わせてインテリアを変えれば、おうち時間が楽しくなるだけでなく快適性がぐっと上がります。冬の季節に合わせて、インテリアにもぬくもりと輝きをプラスしてみてはいかがでしょうか。そこで今回は、あったか&イノセントムード溢れる冬インテリアのコーディネート術をご紹介します。

冬のインテリアコーディネートにチェンジ!

クリスマスやお正月といった季節の行事、大掃除や年末年始の準備など、冬は慌ただしく過ぎていくもの。忙しい日々のなかでも家の中で心地よく過ごすためには、インテリアにも季節感を演出することが大切なポイントになります。

たとえば、冬が長く寒さ厳しい北欧諸国では、自宅で過ごす時間が長くなるだけにインテリアや過ごし方にも工夫が凝らされています。その一例が、自然のぬくもりやカラフルな色合いを取り入れたインテリア。おしゃれなだけでなく、楽しさや暖かさをもたらしてくれる空間づくりは、参考にしたい知恵がいっぱいです。

今回は、そんな北欧インテリアのアイデアを参考にしながら、洗練された冬インテリアのコーディネート術をご紹介します。

おしゃれ×居心地がよくなる「冬」インテリアコーディネート術

1.暖色系やダークカラーをアクセントに

部屋を明るく広々と見せてくれる白をベースに、暖色系の色合いをアクセントにすると温かみを演出できます。たとえば、部屋の大きな面積を占めるソファのカバーをオレンジやイエローなどに変えるだけでぬくもりを感じるリビングに。

暖色系は色からもぬくもりを感じられますが、シックな大人のインテリアがお好みならダークな色合いを選んでみてはいかがでしょう。端正なイメージのネイビーや落ち着きのあるインテリアをつくるダークブラウンをアクセントカラーにするのもおすすめ。クッションカバーやミニラグなど小さく取り入れると、暗くなり過ぎずおしゃれな雰囲気に仕上がります。

2 .床からの冷えを防ぐマットやラグを敷く

ソファなど長く過ごす場所の足元には、ふかふかの肌触りが心地よい毛足の長いラグが敷くと冷えを防ぎます。カーペットととは異なりラグは、敷きたい場所にだけ取り入れられるのが魅力。デザインや素材もバリエーション豊富で、インテリアの印象をがらりと変えてくれます。円形のラグは、敷く場所を選ばずインテリアを楽しくしてくれるアイテム。お子さんが遊ぶ場所にだけ、など小さく取り入れることができます。

冬のインテリアコーディネートを意識するなら、ウールやコットンなどの天然素材で織られたラグを取り入れてみましょう。蒸れずにさらりとした肌触りと、ほっこりとしたぬくもりが感じられるのでおうち時間が快適になることでしょう。

お手入れのしやすさを重視するなら、ポリエステル素材など人工素材を選んでみては。洗濯ができたり軽量であったりと機能的なアイテムも多く、取り扱いがしやすいですよ。

3.クッションカバーやブランケットを常備

ソファやチェアの近くには、天然のウールや化学繊維のアクリルなど柔らかな肌触りと暖かさのクッションカバーとブランケットを常備。リビング、ダイニング、ワークスペースなど長く過ごす場所にあると役立ちます。

ソファカバーにも、先ほどご紹介した暖色系やシックな色合いを選ぶとインテリアを引き締めるアクセントに。ブランケットは、ひざ掛けにしたりポンチョのように羽織ったりと身に着けて身体を温めることができます。ソファやチェアにさっと掛けておくだけで絵になるので、インテリアの一部としても取り入れたいアイテムです。

柄物のなかで冬インテリアにマッチするのは、森を思わせる植物柄や動物柄。北欧インテリアには、自然を感じられる森のモチーフがふんだんに取り入れられます。とはいえ、柄物が多すぎると落ち着かない印象になってしまうため、ポイントで小さく取り入れるのが洗練された雰囲気を保つポイントです。

4.足元にはサンタさんみたいなルームブーツを

写真: Adobe Stock

足元からの冷えがつらい…とお悩みの方は多いのではないでしょうか。そんな時には、あったか素材のルームシューズでダイレクトに足を温めましょう。ウールやコーデュロイ、ボア、ムートンなどふわふわと暖かな素材感を選べば、心地よく過ごせることでしょう。

しっかりと冷えを防ぐなら、スリッパタイプではなくブーツタイプを選ぶのがおすすめ。サンタさんのブーツのようなフォルムは、部屋に置いておくだけでも冬らしさを演出しインテリアの可愛らしいアクセントになります。

冬インテリアのポイントは色と素材感

Interior of a rustic style with a festive table and a Christmas fir

写真:PIXTA

インテリアを大きく変えるのは、色と素材感。冬らしさを演出する暖色系の色合いと、ほっこりとぬくもりを感じるあったか素材を取り入れれば、季節感が楽しめます。そこに、クリスマスにはツリーやリース、お正月には鏡餅などが加わるとより豊かな空間に。

 あなたもぜひ、冷えを防ぎながらおしゃれさも叶える、冬のインテリアコーディネートを取り入れてみてはいかがでしょうか。

伊野奈緒美

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福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

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