【アートを飾るテクニック】モダンスタイルを素敵に見せる「アート」の飾り方
無駄をそぎ落としたシンプルなインテリアをベースにしたモダンスタイル。ミニマムな空間に憧れる方は多く、シンプルモダンインテリアは根強く人気を集めています。
でもシンプル過ぎると個性が乏しくなってしまう…そう感じてしまうこともありますよね。そんなときには、素敵な「アート」を飾ってみてはいかがでしょう。今回は、シンプルなモダンスタイルに合うアートの飾り方をご紹介します。
芸術の秋。お部屋のアクセントに、あなたもお気に入りのアートを飾ってみてはいかがでしょうか。
モダンスタイルの決め手は「アート」
ぱっと視線を集めるアートは、シンプルにまとめられたモダンスタイルに個性をプラスしてくれます。アート選びにはさまざまな視点がありますが、部屋の空気感に合っていることや感覚的に「好き」と思えることは最も大切なポイントかもしれません。
とはいえ、好きなアートはどう選べばよいのか迷ってしまいませんか。 インテリアに自分らしさを演出するのに効果的なのが「色」。 部屋になじむアートを選ぶときには、「テーマカラーを決める」のが近道になります。新しい風景をつくるキーカラーが決まれば、部屋のインテリア計画がスムーズに。
モダンスタイルのインテリアに合うのは、ヴィヴィッドカラーです。アートだけでなく、クッションカバーなどインテリア小物などでもキーカラーを散りばめるとまとまりのある空間がつくれます。
それでは、モダンスタイルに合うアートの飾り方をご紹介します。
モダンスタイル×「アート」を飾る７つのポイント
1．家具を中心にして壁にアートを飾る
リビングなど家族が集まるメインスペースには、ぜひ大きなアートを飾ってみてください。飾る場所に迷ったら、サイドボードなどリビング家具を中心に据えるとスムーズに場所決めができます。
家具を中心にしてアートを真ん中に飾る、シンメトリーのブラケットランプの間にアートを飾るなど、家具や照明を起点にするとセンスよくまとまります。
2．アートの周辺に余白をつくる
アートの周辺はシンプルにまとめるのが鉄則です。アートを複数飾るときにも、ほどよく余白をつくることを意識してみてください。
また、アートの近くに大きな家具やインテリア小物などを置かないことも素敵に飾るポイント。ギャラリーのように、アートを引き立てる引き算のインテリアがおすすめです。
3．テレビなどの家電のない壁に飾る
アートの近くにテレビなどの家電があると、アートの魅力が半減してしまうことも。アートは、テレビボードなどがない側の壁に飾るとより魅力が引き立ちます。
先ほどもご紹介したとおり、ギャラリーに飾られているアートをイメージして「飾る場所」には他のモノを置かないことを意識してみてください。
4．ゴールドのインテリア小物をプラスする
ゴールドやシルバーなど、メタリックな輝きが空間にプラスされるとラグジュアリーな雰囲気が高まり、アートがより映えます。あくまでも主役はアートなので、観葉植物のポットやスタンドライト、オブジェなどで小さく取り入れてみてはいかがでしょうか。
5．フレームアートの上下左右を揃える
アートはフレームに入れると、より洗練された雰囲気に。フレームデザインは、細くシンプルなものがモダンスタイルによく合います。
複数のアートを1カ所に飾る場合は、フレームの上下左右どこかのラインを合わせることが美しく飾るポイント。リビングや玄関など、住まいの顔として印象的に飾りたい場所に適したテクニックです。
6．ホテルの部屋ように飾るなら横並びに
ホテルのように洗練された雰囲気をつくりたいときには、規則的に横並びに揃えて飾ってみてはいかがでしょう。アート作品のサイズやフレームの種類・色を統一することがセンスよくまとまるポイント。リズムよく等間隔に並べることを意識してみてください。
7．アートにグリーンを添える
アートにグリーン（植物）をプラスすれば、みずみずしい素敵なディスプレイに。静寂を感じさせるアートに、いきいきとした植物の彩りを組み合わせるとディスプレイがより奥行きのあるものになります。
少し離れた場所から眺めて、「ひとつの絵になるように」アートと植物の位置を調整するのが素敵に飾るポイント。シンボルツリーのように大きなグリーンよりも、鉢植えグリーンのような小ぶりなタイプの方がアートをより引き立ててくれます。
アートを飾れば、空間も心も豊かに
部屋が少し寂しいなと感じたら、色やデザインなど雰囲気が「好き」と感じられるアートを探してみませんか。気に入ったアートが部屋に飾られているだけで、暮らしの風景が大きく変わることを実感されることでしょう。
空間をシンプルに整えてアートが際立つ空間をつくることが、モダンスタイルのインテリアを素敵にするコツです。ぜひ芸術の秋をご自宅でも楽しんでみてはいかがでしょうか。
