自宅でワインを楽しみたい。ワインセラーを購入するために必要な予備知識とは。

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自宅の屋上テラスでワインを楽しんでいる方やこれから楽しみたいという方にとって、その都度ワインをお店に行って買ってくるのもありですが、できれば自宅のワインセラーからお気に入りのワインを取り出し、好きなタイミングでより良い状態のワインを楽しめたら良いのにな、と思ったことはありませんか?

特にこれからの夏の季節は、保管状態に問題があれば、気がつけばワインは劣化してしてしまい本当はとても美味しいはずのワインの味が非常に残念なものとなってしまいます。せっかく買ったり頂いたりしたワインの劣化は避けたいものですよね。

そこで今回は、自宅でワインを楽しむために必要なアイテムとしてワインセラーについての予備知識を紹介していきます。予備知識とあわせて価格についてや、保存方法なども紹介していきますので参考にしてみてくださいね。

自宅でワインを楽しむには?

皆さんは自宅でワインを楽しんでいますか?週末の夜などにお気に入りのワインとおつまみがあれば、屋上テラスで至福の時間が過ごせますよね。

そのような時にワインをわざわざ買いに行くのではなく、自宅にいつでもお気に入りのワインがあれば何も言うことはありません。そのために必要なものがワインを保管しておくワインセラーやワインクーラーなのです。

ワインセラーとワインクーラーの違い

ワインを保管する機材の購入を検討すると、まず初めにワインセラーとワインクーラーというものがありどちらを選べばいいのか迷うはずです。そこでまずはワインセラーとワインクーラーの違いを理解しておきましょう。

ワインクーラーとは?
ワインクーラーとは名前のとおりワインを冷やす機能のついた機材です。飲む前にワインを冷やして飲みたい時に重宝する機材なのです。要は保存のためのものではないということです。

今日買ったけど、翌日やその次の日など近い日にちで飲もうかな?という時はワインクーラーに入れておけば数日の間で飲みたいときに飲めるのです。

ワインセラーとは?
ワインクーラーが冷やすことが専門だとすると、ワインセラーとはどのようなのでしょう。冷やしてくれるならワインクーラーで良いのでは?と思いますよね。

ワインセラーはというと、加湿機能があるものを指します。加湿機能があるワインセラーは冷やすだけでなく温めることもできるのです。

ワインの保管で重要なことは温度と湿度を一定に保つことです。その点ワインセラーであれば温度や湿度の管理ができるので長期保存されたワインを美味しく頂くことができるのです。

良いワインと出会うのはタイミングです。狙ったタイミングで手に入れることは難しいので、良いワインが手に入ったら、ここぞという時までとっておきたい…しかし、それまでの間にワインが劣化してしまってはがっかりです。良いワインを良い状態で保管するためにはワインセラーが必要なのです。

ワインセラーの種類と選び方

ここからはワインセラーの種類についてどのようなものがあるのかを確認していきたいと思います。その機能によって自分にあっているワインセラーを選択してみましょう。

ワインセラーには、その動力によって大きく3つの方式がありますのでそれぞれがどのようなものなのかを紹介していきます。

ベルチェ式
ベルチェ式のワインセラーは、温度の制御を電気だけで行う方式のものです。本体に2種類の半導体があり電気を通すことで熱を吸収する半導体と熱を発する半導体がセラー内の温度調整を行ってくれるのです。

このべルチェ式ワインセラーの最大のメリットは、ほぼ振動がないということです。ワインは振動に弱いのでこれは嬉しいメリットだと思います。しかしその半面、パワー的には少し物足りなく感じるかもしれません。

アンモニア方式(熱吸収式)
アンモニア方式と呼ばれるワインセラーは別名熱吸収式とも呼ばれ、アンモニアを冷媒として採用している機材です。このタイプは気化熱を利用することで温度調整を行う仕組みをとっています。

メリットは、非常に静かなので寝室の近くやリビングなど、置く場所を選びません。その半面、冷却能力は少し弱いようです。

コンプレッサー式
最後に紹介するコンプレッサー式は、要は冷蔵庫と同じ機能を持ったものだと思って貰えばいいと思います。最大のメリットとしての冷却パワーは他の2つの方式と比べてとても優れています。また、最近の冷蔵庫のように消費電力も非常に少なくてすみます。

ただし、コンプレッサーの音はやや大きめなので気にし始めると気になるの人もいるので置く場所については注意が必要ですね。

ワインセラーを選ぶ時のポイント

ワインセラーを選ぶ時のポイントとしては、一時的な保管レベルなのか、長期間に亘り高級ワインを寝かせておきたいのかによって大きく違います。一般的にご家庭で使うのであれば値段的にも手ごろに購入できるべルチェ方式のワインセラーで十分かと思います。

高級ワインを熟成させて飲みたいという本格派の方は、コンプレッサー式のものを選びます。

ワインセラーの価格はどれくらい?
いろいろな種類のあるワインセラーですが、実際購入するとなると気になるのが価格です。ワインセラーの価格はピンキリで、1万円以下から驚いてしまうほど高級なものまであります。

しかし、初めてお家で使うという方にお勧めなのはお手頃価格な1〜3万円くらいのものなので安心してくださいね。選ぶ際には保存しておける本数も重要なポイントです。大きさによっても価格は変わりますが、家庭用であれば差はないので、まとめ買いをする人は多目に保管できるタイプ、こまめに購入する人は小さ目のタイプでいいと思います。

保管にお勧めの温度は?
ワインを保管するといっても赤ワインや白ワインといったようにワインにも種類があります。飲む時には赤ワインはどちらかというと常温に近く15度〜18度くらい、白ワインはやや低めの5度〜10度くらいがお勧めです。

そうなると気になるのが保管する時の温度も分けたほうがいいのではと思いますよね。

実は保管においては赤ワインも白ワインも16度前後での保管が一番状態が良く保管ができるようで同じで大丈夫です。もちろん赤ワイン用と白ワイン用が分かれているワインセラーもありますが、それはお店やワイン愛好家であればこだわる、というレベルの話になります。

ワインセラーの電気代は?
ワインセラーの種類を決めて、いざ購入しようと思った時に気になるのがどれくらい電気代がかかるのかということですね。ワインセラーを実際に使用している人たちに聞いて見ると今までと電気代が変わらないのでわからない、という人がほとんどです。

実際に計算をしてみても1ヶ月で300円くらいなので気にする必要はなさそうですよ。

まとめ

今回は自宅でワインを楽しむために必要なアイテムとしてワインセラーについて紹介しました。

高級なイメージのワインセラーですが、実は手頃な価格で購入できるものもありましたね。ちょっと奮発!と思い切ってお家においてみても良いかもしれません。

せっかくのんびりとできる屋上テラスがあるのならば、ワインセラーやワインクーラーを手に入れて、優雅な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。お風呂上がりに缶ビールをググッと飲むのもまた良い時間なのですが、ゆっくりワインを飲みながら夜風を感じで過ごす夜もまた、違った大人の過ごし方ですよ。

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