エキゾチックな癒しの空間。「アジアンリゾート風インテリア」のつくり方
アジアンリゾートホテルのように、自然素材とハンドメイドの温かさを生かしたリラックス感のあるインテリアは素敵ですね。心癒される非日常的な空間を自宅でも楽しんでみたいと思う方は多いのではないでしょうか。今回は、「アジアンリゾート風インテリア」のつくり方をご紹介します。ぜひ、心地良い住まいづくりのヒントにお役立てくださいね。
アジアンリゾートインテリアをつくるポイントは?
自然素材の質感を生かした家具、海や緑を連想させるナチュラルな色合い…心地よい風が吹き抜けるような開放的な空間づくりが魅力の「アジアンリゾート風インテリア」。住まいのなかに、時間がゆっくりと流れるような癒しの空間を取り入れることができたら素敵ですよね。素朴で優しい雰囲気のなかに、洗練されたモダンさを併せ持つインテリアは、ワンランク上の大人の空間を演出します。
そんなアジアンリゾート風インテリアをつくるとき、意識したいのが以下のポイントです。
・自然素材を生かした家具や雑貨を選ぶ
・木質を統一し、インテリアに使う色を3色程度におさえる
・インテリアグリーンをプラスする
・多灯づかいで、温かみのある照明を取り入れる
・開放感のある空間づくりを心がける
このようなポイントをおさえながら、インテリア計画してみてください。
アジアンリゾート風インテリアに合う家具は?
アジアンリゾート風の空間を目指すなら、お部屋の印象を大きく左右する家具選びが重要です。アジアン家具によく使われる素材が、チークやバンブー、ウォーターヒヤシンス。モダンな雰囲気に仕上げたいという方は、美しい木目としっとりとした艶が特徴のチーク材の家具を取り入れるのがおすすめです。使えば使うほど味わい深い風合いになるチーク材は、経年変化が醍醐味。自分らしく育てる楽しさがあります。
また、節目や凹凸が生み出す独特の質感が魅力のバンブーは、しなやかで丈夫なのが特徴。加工性にも優れているため、家具や雑貨などに取り入れられます。飴色の深みのある色合いや艶やかな光沢、そして素朴な素材感を生かすなら、シンプルデザインの家具を選ぶと良いでしょう。しっとりとした手に吸い付くような肌触りは、チェアなどの素材にもぴったり。ずっと座っていたくなるような心地良さをもたらします。
ほかにも、ラタンやウォーターヒヤシンスなど、アジアンテイストな素材でつくられた家具も素敵。色や風合いがお好みのものを探してみてはいかがでしょうか。
アジアンテイストの雑貨でリゾート感を高めて
空間のアクセントになるアジアン雑貨は、インテリアをより豊かに演出してくれるアイテム。自然素材をベースに、暮らしに潤いとほんの少しのスパイスを感じさせるデザインを選んでみてください。
たとえば植物や動物をモチーフにしたハンドメイドのオブジェは、空間にひとつあるだけでインパクトたっぷり。アジアンリゾートを感じさせる、どこか神秘的な雰囲気も演出してくれます。ほかにも、少し大きめのインテリアグリーンを置くのもおすすめ。森林を思わせる植物のみずみずしさが、リゾート感のある心地よい空間に導いてくれます。
また、アジアンリゾートインテリアに欠かせない要素が、雰囲気のある照明。テーブルランプやフロアランプなどを多灯づかいして、光の量を調節するのも良いですね。温かみのあるアンバー色の光を灯せば、ラグジュアリーな大人の空間に。
アジアンテイストを気軽に楽しむなら、ダイニングテーブルやキャビネットの上に綿や麻などナチュラル素材のランチョンマットや木製の器などを取り入れてみてください。グリーンやブルー、ブラウンなど自然を連想させる色合いを選べば、家具にもなじみセンスよくまとまります。
足元には、素朴な風合いと肌触りが魅力の自然素材で織り上げたラグを。エキゾチックな柄物を選べば、空間のイメージががらりと変わりリゾート感を楽しめますよ。インテリアに色を多用せず、空間全体を3色程度にまとめるとすっきりと洗練された空間に仕上がります。
アジアンリゾートホテルの心地良さを自宅にも
今回は、自然素材が生かされた使い込むほどに味わいを増す家具、目にも楽しい雑貨、洗練された色使いや照明をフォーカスしてご紹介しました。ほかにも、床暖房も入れられる機能的な大理石調の床材「ハピア」や調湿効果に優れた壁材「エコカラット」など、機能性とデザイン性に優れた内装にこだわるのも素敵。
遠くに出かけなくてもわが家がリゾートホテルのように心地よい空間であれば、家族の笑顔がもっと増えるはず。あなたもぜひ、アジアンリゾートホテルを参考に、心癒される空間をデザインしてみてはいかがでしょうか。