子どもが喜ぶ!見せて楽しい&簡単シンプル「おもちゃ収納」アイデア

お部屋づくり

お子さんが自分で片づけをしてくれたら…と願う方は多いのではないでしょうか。でも大人目線で考えた収納方法はなかなかうまくいかないことも。おもちゃ収納はお子さんの目線になってしくみを考えてみると、楽しみながら片付けが進むかもしれません。あなたもぜひ、ライフスタイルに合うおもちゃ収納のアイデアを取り入れてみてはいかがでしょうか。

おもちゃ収納が上手くいくポイントは?

おもちゃ収納が上手くいかない、そんなお悩みがあるのなら、もしかすると「子どもが楽しめる片づけのしくみ」がほんのちょっと整っていないのかもしれません。お子さんの成長に合わせて、おもちゃの種類や数も変化していきます。意識したいのは「見せて楽しく」「簡単シンプル」ということ。収納のしくみが複雑化すると、元に戻すことが難しくなり散らかりやすくなります。これは大人も一緒ですよね。また、見た目のワクワク感も、片づけのモチベーションのひとつになるもの。片づけも遊びの延長として楽しめれば、スムーズに進むかもしれません。

それでは早速、2種類のおもちゃ収納のアイデアを見ていきましょう。

見せて楽しく!おもちゃ収納のアイデア 

1.大人も楽しい「テーマ」収納

 遊園地、サーカス、おもちゃの国…何でも構いません。親子で「テーマ」を決めて、おもちゃ収納するアイデア。ポップで楽しいキッズルームをめざして、飾りながら収納します。低めの棚を用意して、棚の中にはボックスなどをプラス。棚上の見せる収納とボックス内の隠す収納を使い分けると見た目も美しく仕上がります。子ども目線で収納のしやすさや安全性に配慮してモノの配置を考えてみてください。

2.収納×遊び場がかなう「ドッキング」収納

 片づけが苦手なお子さんにおすすめなのが、収納と遊び場をドッキングさせるアイデア。たとえば棚上に電車の線路や車の道路を敷いて、下の収納棚にそれらに使うおもちゃをまとめてボックスに入れる仕組みに。こうすれば、おもちゃがあちこちに散らばらず散らかりにくくなります。遊びながらしまえる仕組みなので、小さなお子さんも楽しく片づけできるそうですね。

3.ミニカーにおすすめの「整列」収納

 ミニカーやプラレール・小さなマスコットなど、数多く持っているおもちゃの収納に苦戦する方は多いのではないでしょうか。さまざまな方法を試してもうまくいかない…とお悩みなら、すべてを「見える化」するのはいかがでしょう。

おもちゃのサイズにぴったりの棚をDIYするなどして「整列」させて収納すれば、何がどこにあるのか一目瞭然。特にミニカーなどサイズにばらつきがないおもちゃなら、駐車されているように縦向きに並べていくと省スペースでたくさん収納できます。

片づけ苦手さんも大丈夫。シンプルおもちゃ収納のアイデア

1.入れるだけの「ボックス」収納

 片づけが本当に苦手というお子さんは、ボックスに入れるだけの収納を試してみては。お子さんと一緒にどのボックスに「何を収納するか」を決めます。1ボックスに1カテゴリと決めておくと片づけがスムーズです。何を入れるボックスなのかラベリングしておくと迷わず片づけが進みます。ボックスにおもちゃをポンポン入れていくだけで、片づけ完了。

このシンプルさが、長続きするポイントです。おもちゃをサイズごとにざっくりと分けて、深型ボックスには大きなおもちゃ、浅型ボックスには小さなおもちゃなど使い分けると見た目もすっきりします。「見せる収納」を意識して、収納ボックスのデザインをまわりのインテリアに合わせるのがおすすめです。

2.移動がラクな「ワゴン」収納

遊びたい場所におもちゃを移動させられる便利なワゴン収納。おもちゃが一同に集まっているので、片づけも一箇所ですみ省スペースです。段ごとに入れるおもちゃをざっくりと決めておけば、どこに何があるのか分かりやすく。下段には重たいおもちゃを、上段には軽いおもちゃを収納すると安定します。

インテリアの一部としてなじむおもちゃ収納を

 どこに何を収納するのか、お子さんも分かりやすいカタチで「モノの定位置」を決めることが片づけの第一歩。おもちゃ兼収納として活躍するキッズキッチンやぬいぐるみのベッド、マスコットたちの家などを取り入れるのもよいですね。お子さんが片づけすると気持ちがよいということを実感してくれれば、継続しやすいのではないでしょうか。ぜひあなたも、お子さんと一緒に見せて楽しいおもちゃ収納のしくみをつくってみてください。

伊野奈緒美

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福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

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