屋上のある家のメリット・デメリットは？
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目次
屋上のある家のメリットは？
家でアウトドア気分を楽しめる
屋上を設置すると、そこでバーベキューなどを行えるため手軽にアウトドア気分を味わうことができます。家の中に非日常感を楽しめる空間を作りたい、と考えている人には非常におすすめです。
屋上であればキッチンやトイレもすぐに行くことができて便利。特に小さな子どもがいてなかなかキャンプに行けない、といった場合にも手軽にアウトドアを楽しめます。
洗濯物を干すときに周囲の目が気にならない
屋上は洗濯物を干す場所としても活用できます。庭やベランダを物干し場として使用する場合には、家の前を通る人や隣の家に住んでいる人の目が気になってなかなか自由に洗濯物を干せないといったケースもあるのではないでしょうか。
しかし、屋上を設けることによってプライバシーの確保がしやすくなるため、周囲の目を気にせずに洗濯物を干すことができるようになります。
屋上庭園が造れる
せっかく家を手に入れるなら庭を作りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、さまざまな理由で庭を敷地内に作ることが難しい、といったケースもあるかもしれません。
このような場合は、屋上を設けてそこに庭を作るという方法もあります。花を育てる、野菜を育てるといったような使い方ができます。もし本格的な屋上庭園が作れなくても、ウッドデッキや人工芝を設置するといった方法で楽しめます。
スカイバスの設置もできる
露天風呂が好きな方は、屋上にスカイバスを設置するのもおすすめです。夏はプールとして、冬は露天風呂として利用することができるため、家にいながら特別な時間を楽しむことができます。
スカイバスとともにリクライニングチェアやテーブルなどを設置することによって、さらにくつろぎの時間と空間を演出することもでき、屋上をリゾート空間として活用できます。
子どもやペットの遊び場を作れる
屋上は、子どもやペットが思いっきり遊ぶ場としても活用できるといったメリットもあります。犬を飼っている場合には屋上をドッグランのように使うこともできます。屋上は道路に接しているわけではないため、道路に飛び出してしまうといった心配もありません。
屋上のある家のデメリットは？
価格が高い
屋上を設置するためには、構造上の強度や耐力に問題がないように頑丈な家づくりが必要となることから、価格が高くなる傾向があります。特に雪が多い地域に建てる場合には、冬季間に雪が積もるという点を考慮した構造にすることが大切です。
また、屋上の防水工事や排水設備、手すりなどの安全設備の設置も必要となることから、費用が高くなるという面があります。
定期的な防水工事が必要
屋上を設ける場合、定期的な防水工事が必要となります。これは、屋上を設ける場合は「陸屋根」という形で設置することになるため。この形状では屋根に角度がなくなることから、雨が降った場合などに排水を行えません。
以上の理由から、屋上を設けた場合には雨漏りを起こすリスクが上がってしまうために定期的に防水工事を行うことが大切です。目安としては、およそ10年のサイクルで防水工事を行っていくと考えておくと良いでしょう。
落下防止やプライバシーへの配慮が必要
屋上には、落下防止のためのフェンスや柵の設置が必要となります。この場合の注意点としては、小さな子どもがよじ登ることができないように配慮しておく、ということです。
また、周囲に高い建物がある場合にはプライバシーへの配慮も必要です。タープなどを活用することによって上からの視線に対応できますし、格子状に組まれた木製の柵を設置すれば横からの視線にも対応できます。
手入れやメンテナンスが大変
屋上の排水溝に落ち葉やごみが溜まってしまうと、雨水などを排水できなくなってしまうために雨漏りのリスクが上がってしまうため、こまめな掃除が必要となります。
また、フェンスや柵などが傷んでいないかを定期的に確認するという点も大切です。もし痛んでいる部分を発見したら、早めに交換したり修理したりするといったようにこまめにお手入れを行いましょう。
屋上がある家を購入するときに見るべきポイントは？
屋上に関する実績がある住宅メーカーを選択
屋上がある家を建てる場合には、これまでに屋上のある家を建てた実績を多く持つ住宅メーカーに相談することがおすすめです。このようなメーカーであれば、屋上がある家を建てる場合のポイントをしっかりと押さえた家づくりをしてくれます。
鉄骨住宅の方が雨漏りリスクは低くなる
木造住宅の場合でも陸屋根を取り入れることは可能ではあるものの、木材を使用することから水が染み込んでしまうリスクがあり、鉄骨住宅と比較すると雨漏りが発生するリスクが高いといえます。以上のことから木造住宅を希望する場合には、定期的に高性能な防水工事を行ってくれる住宅メーカーかどうかをしっかりと確認しておきましょう。
中古住宅を購入する場合には念入りな確認を
中古住宅を購入する場合、その住宅に屋上が設置されているのであれば防水工事が十分に行われているかといった点や、メンテナンスがしっかりと行われているかといった点などをあらかじめ念入りに確認しておくことが大切です。
株式会社アイム・ユニバース
日常に、“リゾートタイムがもたらす豊かさを添えたい”と、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・沖縄県で「&RESORT HOUSE（アンドリゾートハウス）」を展開。
企画から設計、建設、販売、アフターフォローまで自社一貫体制で家づくりを行っているので、耐久性・安全性に優れた設備や、定期的なメンテナンスやリフォームなど、オーナーの「幸せな毎日」を万全の態勢でバックアップしています。
