秋インテリアを素敵に。「ドライフラワー」の魅力とおしゃれな飾り方
自然に咲く花に近い美しさやシャビーシックな色を楽しめるドライフラワー。そのマットな質感は落ち着いた印象の秋インテリアによく合います。今回は、ドライフラワーの魅力と、おしゃれな飾り方をご紹介します。季節感溢れるインテリアを楽しむヒントにしてみてはいかがでしょうか。
「ドライフラワー」の魅力は?
水分を含まず、乾燥した状態を楽しむドライフラワー。新鮮な生花に比べると長期間、その美しさを保つことができるため、インテリアに取り入れる方も多いのではないでしょうか。
ドライフラワーの魅力はさまざまありますが、特に注目したいのが下記のポイントです。
・季節や気候に左右されずに、1年中花の美しさを楽しめる
・シャビーシックな色合いで、アートやインテリア小物となじみ、コーディネートしやすい
・水が不要なため、多彩な飾り方にトライできる
通年飾ることができるドライフラワーですが、特に取り入れたい時期は秋です。
暖色系の色合い、温もりを感じる素材感をアクセントに楽しむ秋インテリアに、マットな質感のドライフラワーは好相性。どのような花を選べばよいのか迷ったら、これからご紹介するリストを参考にしてみてはいかがでしょうか。
「ドライフラワー」の種類はさまざま
ドライフラワーの種類は、実にさまざまです。ここでは、一般的によく知られているドライフラワーの種類をご紹介します。
バラ:ドライフラワーの代表格としても知られ、非常に人気のある品種がバラです。色もさまざまな種類があり、その美しいフォルムと色合いを長く楽しむことができます。
ラベンダー: 薄紫の美しい色合い、控えめな小花が可憐なラベンダー。乾燥すると香りが持続しやすいとも言われており、その香りでも暮らしに潤いを与えてくれます。
カーネーション:ふんわりとしたフォルムと、可憐な花びらが特徴のカーネーション。ドライフラワーになると、落ち着いた色合いに変化し大人の雰囲気を演出します。
アジサイ:繊細な色合いと、インパクトのあるフォルムが魅力のアジサイ。梅雨時期に咲くアジサイは水分が多いため、ドライフラワーに向かないと言われています。秋に出回るアジサイを使えば、美しいドライフラワーを作ることができるでしょう。
それでは、美しいドライフラワーをより魅力的に飾るアイデアをご紹介していきましょう。
秋インテリアに取り入れたい。 「ドライフラワー」のおしゃれな飾り方
花瓶を使って飾る
自然の美しさをそのままに生かすなら、ドライフラワーを花瓶に飾るのがおすすめです。花瓶の素材は、透明感のあるガラスを選ぶと、よりドライフラワーの質感や色合いをインテリアに反映できます。
オブジェのように飾るなら、写真のように「デザイン性ある陶磁器製」の花瓶を取り入れてみてはいかがでしょうか。数種類のドライフラワーを組み合わせて飾ると、立体感のある美しいディスプレイに仕上がりますよ。
リースやガーランドにして飾る
ドライフラワーをリースの形にすれば、写真のように壁や飾り棚などに飾ることができます。季節の花や、テーマに合わせてデザインを選べば、シーズンムードを盛り上げてディスプレイがより新鮮に。壁のほかにも、窓辺やドアなどに飾るのも素敵です。
ドライフラワーを紐で繋げてガーランドにすれば、壁を彩るインテリアアイテムに。カジュアルにドライフラワーを飾りたい方におすすめです。
フレームやケースなどを使って飾る
ドライフラワーをフレームに入れると、アートのように飾ることができます。木製フレームを選ぶとナチュラルな印象に、クリアなフレームを選ぶと透明なフレームを使うと浮遊感のある個性的なディスプレイに仕上がります。
他にも、小さなクリアケースやボトルにドライフラワーを入れて飾る方法も。コンパクトなドライフラワーのオブジェは、人の集まるリビングや玄関などの可愛らしいアクセントにぴったりです。
スワッグにしたり、ポプリにしたりして飾る
ドライフラワーなどを束ねて、壁に吊るせるようにしたアイテムがスワッグ。こちらの写真のように、カフェインテリアのようにドライフラワーをさりげなく、おしゃれに飾ることができます。
また、ドライフラワーにアロマオイルなどで香りづけしたアイテムがポプリです。小さな布の袋などに詰めたりして、クローゼットやお部屋に取り入れると心地よい香りが漂います。ラベンダーやバラなど、見た目も美しく香りを楽しめる品種を選べば、そこにあるだけで華やかさを演出しますよ。
「ドライフラワー」で、秋インテリアを彩ろう
華やかなだけじゃない、どこかシャビーシックな雰囲気やくすんだ色合いを楽しむドライフラワーは、大人の秋インテリアをつくるのにぴったりのアイテムです。品種や飾り方をテイストに合わせて選べば、部屋のアクセントになることでしょう。あなたもぜひ、ドライフラワーで秋インテリアを彩ってみてはいかがでしょうか。