杉並区の治安は悪い?子育てが安心な住みやすい街も紹介

コラム

都内でも犯罪件数が少ない杉並区は、ファミリー層や若い世代に人気の街です。かつては「治安が悪い」といわれていたこともあり、一部の人の間ではネガティブなイメージが未だに残っています。

今回は、杉並区の住みやすさについて、治安・アクセス・周辺施設・子育て環境・行政対策に加え、子育てするのに安心な街もあわせて紹介します!

杉並区の基本情報||人口・住人の特徴

杉並区は東京23区の中でも比較的人口が多く、ファミリー層や若い世代が多く住んでいます。まずは、杉並区の人口や住人の特徴など基本情報を見ていきましょう。 

【総人口】東京23区のうち7位にランク

杉並区の総人口は令和4年10月時点で571,703人です。東京23区のうち7位で人口は比較的多い方といえるでしょう。また、杉並区内で最も人口が多い街は31,380人いる高円寺南です。

高円寺がなぜ人気なのかというと、古着屋やカフェ、ライブハウスなどが密集しており、若者文化が盛んな街であることが理由として挙げられます。

【住民】ファミリー層が多く、集中している年代も若め

総人口を男女別で見てみると、男性274,360人、女性297,343人と、やや女性が多いようです。総世帯数は326,731人で、ファミリー層が十分にいることがわかります。

また、年齢で見ると20代後半〜40代後半の若い世代が特に集中しています。

杉並区の住みやすさ|治安

杉並区の治安は、決して悪いものではありません。確かにインターネットで「杉並区 治安」で検索すると、一部「治安が悪い」「杉並区 やばい」「格差」といったネガティブなワードが出てきます。しかし、現在の杉並区は都内の中でも犯罪件数が比較的少ない街です。

ここでは杉並区の現在の治安について、より詳しく見ていきましょう。

都内全体で見たら犯罪は少ない方

杉並区の犯罪件数は都内全体で見たら少ない方です。警視庁が公表している「令和3年度区市町村の町長別犯罪件数データ」によれば、ひったくりの発生件数はなんと0件で、区内で最も少ないことがわかっています。

ただし、自転車やバイクの盗難に関しては発生率がやや多いため注意が必要です。鍵のかけ忘れに気をつける、鍵を2つ以上つけるなどして盗難対策をしましょう。

犯罪件数は年々緩やかに減少中

過去5年間のデータを見ると、ほとんどの犯罪件数が緩やかに減少しているのがわかります。

・非侵入窃盗犯
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
件数 918 920 849 751 541
・粗暴犯
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
件数 71 67 66 47 62
・刑法犯総件数
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
件数 1,398 1,348 1,188 1,110 831

何かあったときに安心の犯罪被害者支援も

杉並区の治安が良いといえる理由のひとつに、万が一のことが起こっても安心できる犯罪被害者支援があります。

犯罪被害者支援とは、被害にあわれた方やそのご家族の心的不安・物理的負担を軽減し、平穏な生活を取り戻すサポートをするものです。

必要に応じて、家事や育児の援助も行ってくれます。また、収入が絶たれたり多額の治療費が必要になったりした場合のための資金の貸付制度もあります。

杉並区の住みやすさ|アクセス

杉並区は区内を通る路線の数が多く、都内の主要駅までアクセスしやすいところも住みやすさのポイントです。杉並区内を通っている路線、また都内の主要駅までのアクセス方法を解説します。

区内を通る路線

区内を通る路線はJR・東京メトロ・私鉄をあわせて全部で6つあります。

・JR中央線:東京駅から高尾駅までをつなぐ路線。吉祥寺駅や新宿駅には一本で出られる。杉並区内では高円寺駅・阿佐ヶ谷駅・荻窪駅・西荻窪駅の4駅を通る。ただし快速の場合は土日になると、この4駅には停車しない。

・JR総武線:千葉駅から三鷹駅までを結ぶ。JR中央線と同じく高円寺駅・阿佐ヶ谷駅・荻窪駅・西荻窪駅を通る路線。千葉方面へも一本で行けるので、レジャー施設やショッピングモールなどに出掛ける際にも便利。

・東京メトロ 丸ノ内線:池袋駅から荻窪駅までをつなぐ地下鉄で、杉並区では荻窪駅・南阿佐ヶ谷駅・新高円寺駅・東高円寺駅・中野坂上を分岐点とした終点の方南町駅を通る。全駅にホームドアが設置されている。

・京王井の頭線:渋谷駅と吉祥寺駅をつないでおり、杉並区の南から西にかけて走っている。区内で通るのは、永福駅・西永福駅・浜田山駅・高井戸駅・富士見ヶ丘駅・久我山駅。渋谷や吉祥寺にも一本で出られる。

・京王線:新宿駅から八王子駅を結ぶ路線。杉並区の南に位置する八幡山駅を通る。サンリオピューロランドなど子ども向け施設にもアクセスしやすい。

・西武新宿線:西武新宿駅と埼玉県の本川越駅をつなぐ。新宿へ向かえば繁華街、埼玉方面に出れば自然豊かな環境を楽しめる。杉並区の下井草駅・井荻駅・上井草駅を通る。

都内の主要駅までのアクセス

杉並区内の駅で、特に早く都内の主要駅にアクセスできる方法は以下の通りです。

・池袋駅 約18分
阿佐ヶ谷駅(JR中央線快速)→新宿駅(JR湘南新宿ライン)→池袋駅

・新宿駅 約6分
高円寺駅(JR中央線快速)→新宿駅

・渋谷駅 約14分
永福町駅(京王井の頭線)→渋谷駅

・東京駅 約20分
高円寺駅(JR中央線快速)→東京駅

・銀座駅 約24分
東高円寺駅(東京メトロ丸ノ内線)→銀座駅

上記の方法なら、杉並区から都心の主要駅までスムーズにアクセスできます。

杉並区の住みやすさ|周辺施設

生活する上で重要なのは、やはり買い物のしやすさです。杉並区にはショッピング施設やスーパー、ドラッグストア、飲食店が充実しています。どんなお店があるのか見ていきましょう。

【ショッピング施設】ルミネやビーンズなどの複合施設が揃う

都内で主流のショッピング施設であるルミネやビーンズ、京王リトナードなどの複合施設が揃っています。おしゃれな衣類から日用品まで何かと手に入りやすい環境です。

都心の主要駅までアクセスしやすいため、新宿・渋谷・池袋・銀座などの大型ショッピング施設に行くのも楽です。

【スーパー】店舗数は十分、品揃えの良い店も多い

杉並区には、西友・コープ・ミニコープ・まいばすけっと・サミットストアなどが多く、これらの店舗数も十分にあります。品揃えが良いと口コミで評判の店や、24時間営業の便利な西友やハナマサもあります。

【飲食店】高円寺・荻窪・西荻窪の駅に集中

ガストやサイゼリヤなどのファミリーレストランをはじめ、マクドナルドやモスバーガーといったファーストフード店、ドトールコーヒーなどのカフェなどもあり、飲食店は充実しています。

特に商店街がある高円寺・荻窪・西荻窪に集中しており、チェーン店のみならず個人経営の食堂も豊富です。ただし、この辺は居酒屋も多く夜道を歩くときにはトラブルに巻き込まれないよう注意が必要です。

【ドラッグストア】大手の店舗が多く設置されている

ドラッグストアは区内に満遍なく配置されていて、マツモトキヨシ・サンドラッグ・ココカラファインが多い傾向にあります。他にもウエルシアやスギ薬局などの有名どころも揃っています。

ベビー用品をはじめ、お菓子やお酒などの食品を取り扱うお店も多いので、ちょっとした買い足しにも便利です。

杉並区の住みやすさ|子育て環境

子育て世帯にとって重要なのは、やはり子育てしやすい環境かどうかです。ここでは、子育て世帯が住みやすい街や保育園の入りやすさ、公園の多さなどをチェックしていきましょう。

住みやすい街3選

子育て世帯におすすめなのは、浜田山駅周辺・井荻駅周辺・永福駅周辺です。それぞれの街の特徴を紹介します。

・浜田山駅周辺:駅周辺は高級住宅が多く、モラルの高い住民が集う。治安が良く、子育て世帯も安心。また、近くには成城石井や西友など買い物環境もある。駅から徒歩15分で杉並児童交通公園に行けるのも便利。

・井荻駅周辺:令和2年度の犯罪件数が2件のみと、実績からもわかる治安の良い街。駅周辺は閑静な住宅街が広がり、保育園や幼稚園、小中学校が多い。子どもをのびのび遊ばせられる杉並区立井草の森公園もある。

・永福駅周辺:渋谷駅や新宿までわずか10分でアクセス。ショッピング施設の京王リトナードがあり、治安も良くファミリー層に人気。近くには神田川が流れており、自然も感じられる。

保育園・幼稚園・学校について

杉並区の認可保育所は区立・私立合わせて192件あります。認定こども園は6件、0歳〜2歳までの子どもを保育する小規模保育所は26件です。令和3年時点で4年連続待機児童ゼロを実現しており、親が働きやすい街といえます。

ちなみに私立幼稚園は36件あり、3歳児から通えるプレ保育や送迎バス、預かり保育を行っている園が多い傾向です。また区立小学校は38校、中学校は21校と都内でも比較的多い方です。

公園・図書館について

杉並区は子ども向けの遊具やアスレチックがある公園から、川沿いにある公園など、各地域にさまざまな公園があるのが魅力です。

東高円寺駅周辺の川遊びが楽しめる蚕糸の森公園、西永福駅付近のバーベキューができる和田堀公園などがあります。

また区内に図書館は13件あり、合計蔵書数は200万冊を超え、都内最大級といわれています。特に荻窪駅にある中央図書館は2020年にリニューアルオープンし、蔵書数は区内最大の70万冊を超える人気の図書館です。

杉並区の住みやすさ|行政対策

杉並区では資金不足の援助や子育て世帯への支援など、区民が安心して暮らせるための制度が充実しています。ここでは、杉並区の行政対策について確認していきましょう。

資金不足を援助する「生活福祉資金の貸付」

杉並区では生活支援が必要な対象の世帯に対して、生活福祉資金の貸付を行っています。例えば、子どもが高校・大学・専門学校に入学する際の費用や授業料の貸付があります。

他にも、緊急かつ一時的に生活が困難になった場合でも、条件に見合っていれば資金の援助を受けられるのが良い点です。

受験生を応援する「受験生チャレンジ支援貸付事業」

「受験生チャレンジ支援貸付事業」とは、高校または大学の受験を控えている子どもがいる家庭に、学習塾の受講料や、入試の受験料を無利子で貸付する支援です。世帯の年間所得が区が定めている条件に該当していれば、この制度を利用できます。

子どもが受験に合格した際には、学生証の写し・在学証明書を提出することで貸付金の返済が免除になるのが嬉しいポイントです。

子育て世帯の見方「子どもと家庭に関する総合相談窓口」
杉並区には、子どもと家庭に関する相談窓口としてさまざまな支援サービスがあります。親も子どもも、電話や支援センターで相談できます。

また、親が病気や出産で一時的な養育が難しい場合に、子どもを宿泊で預かるショートステイ事業もあります。どれも子育て世帯にはありがたい制度といえるでしょう。

杉並区の治安は悪くない!子育て世帯も住みやすく支援制度も◎

 

杉並区の治安は良い方で、子育て世帯も住みやすい街です。資金の貸付制度や受験生を応援する取り組み、子どもと家庭を支える相談窓口など、子育て世帯が安心して生活できる制度が整っています。

そのため、デメリットや格差といった問題を感じることは少ないでしょう。アクセスや買い物に関しての利便性も高いので、ぜひ子育て世帯は新しく住む街として杉並区を検討してみてください。

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