綺麗な部屋を保つ。「掃除しやすい部屋」のポイントと「掃除道具」収納アイデア
暑さも和らぎ過ごしやすくなる秋は、家でゆっくりと過ごす時間も心地よいもの。せっかくならすっきりと片付き、汚れやホコリなどの気にならない部屋に整えたいですよね。ですが、忙しい日々の中では、こまめな掃除に時間を費やすことが難しいご家庭も多いのではないでしょうか。今回は、時間がなくてもさっと部屋をきれいにできる「掃除しやすい部屋」のポイントと、置き場所に困る「掃除道具収納」アイデアをご紹介します。
「掃除しやすい部屋」をつくるポイントは?
部屋を掃除しやすい空間にするために、何から手を付けようかと迷ったらこれからご紹介するポイントを参考にしてみてください。
モノを厳選して定位置をつくる
不要なモノを処分したりリサイクルに出したりなど、モノを手放してすっきりとした空間づくりを心がけましょう。部屋にモノが多すぎると散らかりやすくなるため、まずはモノを厳選して「モノの定位置」決めから始めることをおすすめします。
モノの定位置が決まれば、使った後に元の場所に戻す習慣が自然と身につきやすくなります。ただし、細々としたモノまで厳密に定位置を決めてしまうと、モノを戻すことが億劫になることも…。ボックスやカゴを使ってざっくりとカテゴリ分けをするなど、ラクに続けやすい収納方法を取り入れてみてください。
シンプルな家具を選ぶ
掃除しやすい部屋に整えるなら、家具選びにも工夫してみましょう。家具自体のデザインがシンプルで表面に凹凸の少ないタイプを選べば、ホコリやゴミがたまりにくくなり周辺の掃除もラクになることでしょう。
家具レイアウトの工夫
家具や家電の配置を整えることは、掃除しやすい部屋づくりの重要なポイントになります。家具と家具の間にスペースをできる限り確保すると、掃除機などがかけやすく掃除がスムーズになります。また、脚の付いた家具であれば家具が床から浮いた状態になっているため、家具の周辺の掃除がしやすく便利です。ロボット掃除機などを使用する場合は、家具の脚の高さも配慮して選びましょう。
カーペットやラグ、カーテンのお手入れをする
カーペットやカーテンは、ただそこにあるだけでホコリなどが溜まりやすいもの。定期的に掃除機などでホコリを取り除いたり、洗濯をしたりして清潔を保ちましょう。掃除のしやすさを重視するなら、サイズの大きなカーペットは敷かないという選択肢も。必要な場所にだけ小さなラグを敷くなど、お手入れしやすいサイズを選ぶのもよいでしょう。
床材にもこだわる
リフォームや新築などを予定されている方は、床材にもこだわると掃除のしやすさにつながります。汚れが溜まりづらい素材、凹凸の少ない床材なら、日々の床掃除が快適に。特にキッチンのように汚れやすい場所の床は、お手入れのしやすい複合フローリングなどを取り入れるのがおすすめです。
すっきり見える!「掃除道具収納」アイデア
掃除道具の収納スペースは、部屋の広さや収納スペースの配置などに合わせて選びましょう。掃除道具が整っていることで、掃除の効率アップにつながります。ここでは、すっきりと見える掃除道具の収納アイデアをご紹介します。
納戸に収納する
住まいの中にある納戸に掃除道具をまとめて収納します。キャスター付きワゴンなどにまとめておくと、掃除場所までの移動がラクに。家事動線のなかに掃除道具の収納場所があれば、気になった時にすぐ掃除に取りかかることができます。納戸に掃除道具を収納するメリットは、生活感の出るアイテムを隠しておけること。リビングやダイニングなどの生活空間をすっきりと保つことができます。
吊るして収納する
掃除道具を吊るして収納することで、省スペースが叶います。掃除用具を吊るすためのフックやラックを取り付け、モップやダスターなどの掃除用具をハンギング収納するのもおすすめのアイデアです。掃除道具が出し入れしやすく、片付けがラクになるというメリットがあります。
扉裏を活用する
掃除道具を、収納扉などの裏を活用して収納する方法も。扉裏にフックやバーなどを取り付けて細々とした掃除道具を収納すれば、デッドスペースを有効活用できます。洗面所収納や玄関収納など、スペースに限りがある場合に役立つアイデアです。
「デザインのよい」掃除道具を選んで見せて収納する
掃除道具をあえて見せて収納する場合は、デザインのよいアイテムを厳選して選びましょう。インテリアに溶けこむ掃除道具を選べば、出したままにしても違和感がありません。
気になった時にさっと取り出せるよう、デザイン性のあるスティッククリーナーやほうき、モップなどをリビングの一角に設置しておくと綺麗な状態を保ちやすくなります。
気分が上がる!掃除のしやすい部屋をつくろう
モノが少なく片付いた空間であれば、掃除へのハードルが下がるもの。家具選びや配置にもこだわれば、掃除の時間がより快適になることでしょう。また掃除道具の使い勝手だけでなくデザインにも注目して選ぶことで、使いやすい場所に設置しやすくなります。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか。