【戸建て住宅】照明と窓がポイント。「ぐっすり眠る」ための寝室インテリアとは?

インテリア

ぐっすりと眠り、気持ちよく目覚めるためには、「睡眠環境」を整えることが大切なポイントになります。今回は、「よく眠るための寝室」をつくるために配慮したい、照明や窓まわりのインテリアをご紹介します。

 健やかな日々のため「ぐっすり眠れる」寝室に整えたい

寝室インテリアで大切なことは、眠る時間はしっかりと暗く、目覚めたら明るさを取り込むというメリハリです。そんな「光のコントロール」が、寝室インテリアの心地よさの鍵になります。

そこで注目したいのが照明と窓。照明の取り入れ方や窓辺のインテリアを工夫すれば、より快適に眠り目覚められることでしょう。そのほかにも、ぐっすり眠るために整えたい寝室インテリアのポイントをご紹介します。ぜひご参考になさってはいかがでしょうか。

「よく眠り、心地よく目覚める」寝室インテリアのポイント

1.照明器具は暖色系の光を選ぶ

寝室の照明器具は、柔らかく温かみのある暖色系の光を選びましょう。横になった時に目に入らない位置に照明器具を設置するのがおすすめです。

眠る前にスイッチを押しに行く必要がないように、リモコンなどを使ってベッドに横になったまま照明のオンオフができると便利。寝室では、リモコン付きの照明器具にこだわって選んでみてはいかがでしょうか。

2.窓周りは外と内をしっかりわけられるように工夫を

窓周りは、カーテンやブラインドなどのウィンドウトリートメントで、光や音、熱気や冷気などをシャットアウトしましょう。外と内でしっかりわけるため、遮熱、遮光、防音などの機能性のあるアイテムを選ぶと快適性がアップします。

3.肌触りのよい天然素材のファブリックを

心地よく眠るために、こだわりたいのが寝具。特に肌に直接触れるシーツやベッドカバーなどは肌触りが優しく、身体を包み込むような天然素材のアイテムがおすすめです。

色は目にも優しく、心癒されるベージュやアイボリーなどがおすすめ。派手な色合いや柄物は、インテリアとしてはおしゃれでも落ち着かない印象になるため避けるのが無難です。

4.きれいな空気を意識し、心地よい香りを取り入れる

寝室は、ゆったりと心と身体を休める場所。空間を流れる空気も意識したいですね。理想的なのは、エコカラットや珪藻土などを取り入れた「きれいな空気」。

また、ラベンダーなど心落ち着くアロマの香りを上手に活用して、眠りの環境を整えるのもよいでしょう。基本的には好きな香りを取り入れるのがよいのですが、柑橘系やミントなどシャキッとリフレッシュしてしまう香りは寝室には不向きかもしれません。

5.足元はひんやりしない工夫を

ベッドの足元など素足を付ける場所に、「ラグ」や「コルクマット」などを敷いて足がひんやりとしない工夫をすればより居心地がよくなります。

ベッドから降りてすぐに足を付ける場所だけでも、小さめのラグなどを用意してはいかがでしょうか。裏側に滑り止めが付いたタイプを選んだり、シールタイプの滑り止めを貼っておいたりなど、ラグが滑ってケガをしないために対策しておくことをおすすめします。

居心地のよい寝室で「ぐっすり」眠ろう

眠っているとはいえ 1日の長い時間を寝室で過ごす、と考えると、寝室インテリアもリビングなどくつろぎの場と同様にこだわりたいですね。

ポイントになるのは、「眠ることに集中できる環境づくり」です。眠る前にさまざまなことに気を取られないためにも、シンプルですっきりとした空間を目指しましょう。ぜひあなたが居心地がよく、ぐっすりと眠れそうだと思える空間づくりのご参考になさってはいかがでしょうか。 

伊野奈緒美

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福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

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