テントシューズで冬も快適に過ごそう!選び方とおすすめブランドも紹介

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冬場も屋上テラスを有効活用しようと思っていても、足元からくる冷えが気になる人も多いのではないでしょうか。足元の冷えを防ぐアイテムとして、テントシューズがあります。

とはいえ、テントシューズにはさまざまな種類があり、どれを選んだら良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。そこで今回は、テントシューズの選び方やおすすめのブランドを解説します。

テントシューズは冬のアウトドアのマストアイテム

テントシューズは、基本的にテントの中で履くための防寒シューズです。キャンプなどのアウトドアの際、冷えから足を守ってくれる防寒機能に優れています。

テント内だけでなく屋外で使用できるように、防水性や防風性に優れたアウトシューズも発売されているため、用途に応じて選んでくださいね。

アウトドアシューズは暖かく履き心地が良いため、ルームシューズとしても活用できます。

テントシューズの選び方

テントシューズの選び方を、中綿の素材や丈の長さ、機能性、携帯性の4つの観点から解説します。自分に合うお気に入りの一足を見つけるための参考にしてくださいね。

中綿の素材で選ぶ
テントシューズの中綿の主な素材は、ダウンと化学繊維です。

ダウンとは水鳥の胸あたりの羽毛で、一羽あたり10〜20g程度しかとれない貴重品です。胸以外のフェザーとの比率で値段が決まりますが、ダウンの比率が高いほど高品質で高価になります。

ダウンのメリットは、ふわふわの羽根の間に多くの空気を含むことができ、熱を逃がしにくいため保温性が高く軽量であることです。そのため、化学繊維に比べて暖かく、冬の厳しい寒さから足を守るためにはダウンがおすすめです。

しかし空気を含みやすい分、湿気が残りやすく濡れたまま放置してしまうとカビが発生します。例えば、雨や雪の日にダウンが濡れてしまった場合は、しっかり乾燥させてから保管してください。

一方、化学繊維はダウンと比較するとリーズナブルで、手入れも簡単なのがメリットです。春や秋の肌寒さを感じる時期や、夏でも冷える時間帯などに利用するには良いでしょう。

丈の長さで選ぶ
テントシューズの丈には、ロング丈とショート丈があります。ロング丈は、すっぽり足先からふくらはぎまで包むため、ひざ下全体を暖められます。冬場の屋上テラスでのアウトドアには、ロング丈がおすすめです。

ショート丈は、主にくるぶしまでを包みます。コンパクトで携帯しやすく、脱ぎ履きもスピーディーにできるのが特徴です。日中以外は肌寒く感じる春や秋、夏の朝などにおすすめです。

機能性で選ぶ
屋外用テントシューズを選ぶときは特に、機能性が重要です。例えば、雨や雪から足元を守るには高い防水性が求められます。また、通気性が備わっていれば、足の蒸れを防ぐことができるでしょう。

ダウンを乾かすには乾燥機にかけたうえ陰干ししたり、直射日光を避けて平干ししたりなど手間がかかります。撥水加工のされた速乾性に優れているアウトドアシューズなら、お手入れは陰干しするだけで手間がかかりません。

さらに、滑り止めがついているタイプもあり、滑りやすい床の上を歩く際の転倒防止に役立つでしょう。

携帯性で選ぶ
持ち運ぶ機会が多い場合は、携帯性が良いものを選びましょう。

例えば、重さを重視するなら軽量のダウン素材、コンパクトさを重視するなら、かさばらないショート丈を選んでください。持ち運びやすさを重視するなら、収納ケースがついているものを選ぶのがポイントです。

テントシューズのおすすめ3ブランド

ここからは、おすすめの3つのブランドとそのアイテムを紹介します。それぞれのブランドの特徴と併せて、テントシューズ選びの参考にしてください。

1.モンベル
モンベルは、1975年に誕生しました。モンベルのアイテムは、軽量で機能性に優れていると人気な国内のアウトドアブランドです。

「クリマプラス 100 キャンプシューズ」(税込み:2,970円)
薄手のフリース素材を使用した室内用のシューズです。伸縮性が高いため動きやすいのが特徴。保温性と通気性も兼ね備えていることで、快適な履き心地を維持できます。底は合成皮革でクッション性のあるウレタンフォームが使用されているため、歩く際の足への負担が軽減されます。

2.イスカ
イスカは、1979年に設立された寝袋・シュラフ専門の国内メーカーです。品質の良さは、使用者視点での商品開発にこだわって取り組んできたイスカだからこそ。そんなイスカのテントシューズを紹介します。

「テントシューズ ロング L」(税込み:10,230円)
全面に耐水性・防風性・透湿性が高い素材が使われているため、安心して屋外でも使用できます。耐久性の高い滑り止めが施されているため、転倒リスクを軽減。心地の良いフィット感で、脱げにくい構造です。

3.プロモンテ
プロモンテは、2005年に株式会社エイチシーエスが発表したアウトドアブランドです。同社の取り扱いブランドには「ダンロップ」もあります。プロモンテは国産にこだわり、日本独特の気候や日本人の体型に合うモノ作りを追求しているのが特徴です。

「ダウンソックスショート/WD022」(税込み:7,150円)
高品質なホワイトダックダウン(ダウン80%・フェザー20%)素材のため、高い保温性を実現。冬の寒さにも負けません。足裏には、グリップ力が強い点状の滑り止めを採用。収納袋が付属されているので、携帯性にも優れています。

テントシューズのQ&A

テントシューズのなかでも機能性が高いものは高価になりがちです。あったほうが良いと思っていても、どの程度のものを揃えたら良いのか、迷うこともあるでしょう。テントシューズについて、よくある質問を紹介します。

代用できるものはある?
室内用の厚手スリッパやルームシューズで代用できます。テントシューズの代用として使用するなら暖かさが必要なため、ファーやボア素材、あるいは内側に綿が詰められているものが良いでしょう。防寒性が心配なときは、厚手の靴下を重ね履きすると暖かさを保てますよ。

室内用しか持ってない場合は屋外用を買うべき?
室内用にテントシューズカバーをすると、屋外でも使えますよ。

例えば、モンベルのテントシューズカバーは、ひざ下までのロング丈ですが、折り返してショート丈としても使えます。また、滑りにくい生地が底に採用されていたり、コンパクトに収納できたりと高機能です。

屋上テラスでもテントシューズを活用しよう

テントシューズは、足元の冷えがつらい冬場を快適に過ごすためのおすすめアイテムです。

基本的にキャンプや登山などのアウトドアで使われますが、室内や屋上テラスでも活用できます。

テントシューズといっても、素材や機能も種類があるため、優先したいことを見極めて選ぶようにしましょう。

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