中庭のある平屋の実例3つ|メリット・デメリットや注意点を解説

コラム

おしゃれで開放感のある中庭は、平屋との相性がぴったりです。

なぜなら、中庭を取り入れることで平屋が持つデメリットを解消でき、日当たりや風通しが良くなるなどのメリットが得られるからです。その一方で、注意しなければならない点もあります。

今回は、中庭のある平屋の間取り例やメリット・デメリット、注意点を解説します。

中庭のある平屋3つの間取り例

中庭のある平屋の主な間取りは、「コの字型・ロの字型・L字型」の3つがあります。まずはそれぞれの間取りの特徴を見ていきましょう。

1.コの字型
コの字型は、中庭を三方向から建物で囲む間取りです。コの字のちょうど空いた部分が中庭になるイメージです。住宅をコの字型にする場合、30坪以下のそれほど広くない面積でも中庭を作れます。

四方を囲むよりもコストが安く抑えられ、中庭も広くとれるのがメリットです。

2.ロの字型
ロの字型は中庭を四方から壁や窓で囲む間取りです。住宅のど真ん中に中庭を作るため、外からの視線を感じることなく、完全にプライベートな中庭を作れます。

一方で、リビングは中庭を囲んでぐるりと移動する間取りになるため、生活導線が長くなる可能性があります。

ロの字型にする場合は、移動距離を短くできるような間取りを目指すと良いでしょう。

3.L字型
L字型の平屋に中庭を取り入れた間取りで、住宅に囲まれるスペースが最も少ない特徴があります。広々とした開放感のある中庭を取り入れられる上、コスト面でも抑えられるのがメリットです。

ただし、外から中庭が見えてしまうため、プライバシーを確保しづらくなります。L字型の間取りにする場合は、目隠しなどの対策をとるのが必須です。

中庭のある平屋|メリット4つ

平屋に中庭を設置すると風通しが良くなり、日差しが入りやすくなるほか、防犯面も高まるなど嬉しいメリットがあります。

ここからは、中庭のある平屋の4つのメリットを確認していきましょう。

風通しの良い空間が生まれる
そもそも平屋は風通しが悪いといったデメリットがあります。しかし、中庭を設けて窓を開けることで、風の通り道が生まれるのです。

窓を開けておけば風が気持ちよく通り抜けていくため、換気も手軽に済ませられます。風を感じられる生活は、気分も心地良く、暮らしを豊かにしてくれるでしょう。

日差しが入りやすくなる
ワンフロアの平屋は建物が横に広がっているため、日当たりが悪くなる傾向があります。しかし平屋に中庭を取り入れることによって、窓の数を増やせるため、日差しが入りやすくなるのです。

日光を多く取り込むことができ、建物の中心部分の部屋も明るくなるため、過ごしやすくなります。

おしゃれなアウトドア空間が生まれ、楽しみが広がる
平屋に中庭を設けると、おしゃれなアウトドア空間が生まれ、楽しみの幅が広がります。

プールを楽しんだり、友人を呼んでバーベキューをしたりと、人目を気にせずに過ごせるのが良い点です。

また、趣味のDIYに没頭したりペットを遊ばせてあげたりなど、さまざまな使い方ができます。

防犯性を高められる
平屋はワンフロアのみなので、窓の外から中の様子が見えやすくなるデメリットがあります。

しかし、中庭を設置し、家の中心の窓を大きくして外側の窓を小さくしたり高い位置にしたりすることで、防犯性を高められます。

また、壁や塀で囲まれた中庭は、外部からの視線や侵入を防げるため、子どもを遊ばせるときにも安心です。

中庭のある平屋|注意点4つ

平屋のデメリットを解消してくれる中庭ですが、一方でいくつかの注意点があります。

設置してから後悔しないためにも、中庭のある平屋の注意点を4つ確認しておきましょう。

住宅の配置を考える必要がある
近隣の建物とのバランスを考えて、住宅の配置を考える必要があります。なぜなら、平屋は1階のみのため高い建物の上から丸見えになってしまう可能性があるからです。

せっかくのプライベート空間も、外から見えてしまったら台無しになってしまいます。中庭のある平屋を建てる場合には、周囲の建物を確認して住宅の配置に注意しましょう。

建築コストが高くなる場合がある
中庭を取り入れる間取りで最もコストがかかるのは、四方を囲むロの字型です。また、中庭に屋根などを取り付けるといった場合には建築コストが高くなります。

さらに、屋根付きの中庭は固定資産税がかかってしまうため、注意が必要です。間取りによって建築コストや価格は変わってくるため、十分に検討しましょう。

生活導線が不便になるケースがある
平屋に中庭を取り入れることによって、生活動線が不便になってしまうケースがあります。

例えば、ロの字型の間取りの場合、今いる場所の向こう側にトイレがあったとしても真っ直ぐ行けず、中庭をぐるっと囲むようにして回遊しなければならないからです。

動線が長くなり過ぎると生活が不便になり、効率が悪くなってしまうため、動線は考慮して設計することをおすすめします。

居住スペースが狭くなる可能性がある
中庭を設置する分、居住スペースは狭くなる可能性があります。本来部屋として機能する場所を、あえて庭として使うためです。

しかし、先述したように中庭を設置することで平屋にもたらしてくれるメリットは多くあります。日当たりの良さや風通しの良さは、中庭のない平屋では得られないものです。

室内の居住スペースが狭くなる分、得られるメリットを理解して中庭の設置を検討すると良いでしょう。

メリットや注意点を把握して住み心地の良い、中庭のある平屋に

 

中庭のある平屋の間取りは主に「コの字型・ロの字型・L字型」の3つがあり、それぞれ中庭の広さや開放感、建築コストなどが異なります。

それぞれの特徴を理解し、間取り図を良く考えて中庭を取り入れるのがおすすめです。

風通しや日当たりが良くなり、プライベートなアウトドア空間が手に入り、楽しみの幅が広がるなどメリットも多くあるのが中庭のある平屋です。

メリットや注意点を考慮して、ぜひ中庭のある平屋での理想の暮らしを叶えてみてはいかがでしょうか。

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