キッチンをより使いやすく!快適にする「アップグレード」アイデア集
キッチンの使いやすさが向上すると、日々の暮らしが快適に効率的になるもの。今あるキッチンのデザインや機能に少し不満が出てきたら、リフォームなどによってキッチンをアップグレードしてみてはいかがでしょうか。今回は、キッチンをアップグレードするヒントになるアイデア集をご紹介します。
キッチンは「家事効率アップ」の重要な場所
食事の準備、食器洗いなど、1日の家事の中でも多くの時間を過ごすのがキッチン。キッチンが使いやすく快適であれば、家事がより効率的になります。
また、最新のキッチン設備をアップグレードすることで、ランニングコストが抑えられたり、エネルギーや水などがエコに使えたりすることも…。あなたも家事ストレスを軽減し、キッチンの機能や性能を向上させるアップグレードのアイデアをチェックしてみてはいかがでしょうか。
使いやすく快適なキッチンに!「アップグレード」アイデア集
1.キッチンの収納スペースを充実させる
キッチンは調理器具や調理家電、食品ストックなど、さまざまなモノが集まる場所。収納スペースが十分にあれば、家事がよりスムーズになります。
キッチン内で使用する頻度の高い食器、調理器具、食材などが、使いたい時にすぐ使えるよう整理整頓しやすい収納スペースにアップグレードしてみてはいかがでしょうか。
リフォームなどによって今ある収納スペースを大きく変えられない場合は、キッチンのデザインや広さに合ったキッチンキャビネットに変更したり、システムキッチンの引き出しのなかをボックスなどで仕切ったりなど、使いやすくブラッシュアップするのもおすすめです。
2.シンク、ワークトップ、ガス台、冷蔵庫などのレイアウト変更
キッチンの作業効率をアップさせるために、意識したいのが調理スペース、シンク、冷蔵庫の「ワークトライアングル」を使いやすく最適化すること。リフォームが必要になりますが、使い勝手は格段によくなるでしょう。
ワークトライアングルは、近すぎても遠すぎても使いづらくなると言われています。3辺の合計が、およそ360~660cmくらいが目安となるため、参考にしてみては。
使いやすいキッチンのレイアウトは1列型、L型、アイランド型など、キッチンの配列によっても異なります。あなたのご自宅のキッチンに合った調理動線に整えるとよいでしょう。
3.キッチンカウンターの増設
調理器具を置いたり、ディスプレイにしたり、料理を並べたり…。使い勝手の良いカウンタースペースが増えると、キッチンがより使いやすくなります。キッチンカウンターを増設したり、家具でキッチンカウンターを配置したりと、料理や調理の準備がしやすい環境づくりをするとキッチンがより快適になります。
4.ゴミの分別しやすいダストボックスを設置
キッチンは、生ゴミ、食品や食材のパッケージゴミ、ペットボトルや缶、瓶などさまざまなゴミが出る場所。ゴミの分別を簡単にするために、専用のダストボックスを設置するのがおすすめ。臭い漏れを防ぐ蓋は、プッシュ式、ペダル式、センサー式などさまざまなタイプがあります。キッチンのデザインになじむシンプルでおしゃれなダストボックスを選べば、隠す必要がなく空間になじみます。
5.立ち仕事がラクになる床材に
キッチンは、長時間の立ち仕事をする場所でもあります。足の疲労も溜まってしまうため、キッチンの床材にもこだわると家事がよりラクに感じられることでしょう。足に負担のかかりにくいキッチンの床材は、下記のような種類があります。
・クッションフロア:その名のとおりクッション性のある床材。吸水性がないため、汚れが拭き取りやすいのも魅力です。熱に弱い場合もあるため、張替えが必要になることもあります。
・コルク:コルク床はクッション性のある柔らかい素材感が特徴です。ひんやりとした感覚がなく冬場も足元が暖かく感じられるでしょう。ただし重い家具を置くと不安定になってしまったりへこんでしまったりすることも…。またコルクは、水濡れに弱いという注意点もあります。
・マット:キッチンマットを敷けば、床材全てをリフォームしなくても「立ち仕事をする足元だけ」を重点的に快適な床へとチェンジすることができます。サイズや素材などバリエーションも豊富であるため、キッチンインテリアに合うお好みの素材感、デザインを選んでみてはいかがでしょうか。
キッチンを快適にすれば、もっと暮らしやすく
キッチンは、家事効率をアップさせる要となる場所。家事がなかなか上手く進まない…というお悩みも、もしかするとキッチンのアップグレードによって解決するかもしれません。大がかりなリフォームが難しい場合は、家具やインテリア小物などを上手に取り入れることで快適性が向上することも…。あなたもぜひ、キッチンを見直す参考にしてみてはいかがでしょうか。