【初秋編】季節の変わり目にやっておきたい。「住まいのお手入れ」4つのポイント
暑い夏を経て、本格的な秋に移り変わる「季節の変わり目」には、住まいをお手入れしておくと日々を心地よく過ごすことができます。今回は、初秋にやっておきたい住まいのお手入れをご紹介します。忙しい日々のなかで住まいのお手入れをすることは少し億劫になってしまいますが、少しずつでも取り入れてみると暮らしがより快適になることでしょう。
初秋に「住まいのお手入れ」をするメリットは?
季節の変わり目である初秋は、住まいのお手入れをするのによい時期。夏の間に溜まった汚れを取り除くことで清潔な環境を保てるだけではなく、冷暖房効率アップになるなど省エネやコスト削減にもつながります。
また、自然災害が発生しやすくなる時期に向け、住まいをお手入れすることで防災意識も高まりスムーズに準備することもできることでしょう。非常食や備蓄品の在庫チェック、避難経路の確認なども合わせて行うと安心ですね。
季節の変わり目にやっておきたい。「住まいのお手入れ」4つのポイント
1.エアコンのお手入れ
季節の変わり目にエアコンのお手入れをしておくと、エアコン効率がアップしたり、エネルギーコストの削減につながるなどメリットがたくさんあります。室内の空気を綺麗な状態に保つためにもエアコンのお手入れはこまめにやっておきたいですね。
夏は頻繁にエアコンを使用するため、お手入れがなかなかできない…という方も、気温が落ち着く初秋にはメンテナンスしやすいのではないでしょうか。
身近にできるお手入れのひとつが「フィルター掃除」です。ホコリや汚れが溜まりやすい場所のため、初秋にはフィルターを取り外してホコリを取り除いたり、洗って汚れを落としたりしておきましょう。エアコンの本体のルーバー(羽の部分)も柔らかい布などで拭いて汚れを取り除きます。
エアコンは、素人がお手入れをするのには限界があります。危険が伴うため、プロのお掃除業者に依頼して内部までしっかりとお手入れをしてもらうとよいでしょう。
2.窓まわりのお手入れ
季節の変わり目には、窓ガラスや窓枠に汚れや虫などが付いていることも多いため、窓まわりのメンテナンスもやっておきたいところ。水で洗い流す、窓ガラス専用洗剤を使用して拭き取るなど住まいの環境に合ったお手入れをしておきましょう。
窓ガラスだけではなく、窓枠も汚れが付着しやすい部分です。柔らかい布やブラシなどを使って丁寧に汚れを落とすときれいになります。
また、汚れやすい網戸もメンテナンスが必要な場所。ブラシなどでホコリや汚れを取り除いた後、中性洗剤を薄めた水を布に含ませて拭くなど、網戸を傷つけないように慎重にお手入れするとよいでしょう。
3.床や収納など室内のお手入れ
夏は素足で部屋のなかを移動している、というご家庭は多いかもしれません。床に汗や汚れなどが溜まり、日々の掃除だけではきれいにならない…とお悩みではありませんか。
まずは、掃除機やフロアモップなどでホコリや髪の毛などを取り除き、床材を傷めないクリーナーを使って拭き掃除をします。
収納スペースも忘れずにお手入れしておきたい場所。湿気や汚れが溜まらないよう、季節の変わり目には扉を開いて風通しをよくしたり、不要なモノを処分して収納スペース内の掃除をしたりすると気持ちよく使えることでしょう。
4.ラグやカーテンなどファブリックのお手入れ
夏の間に使用していたラグやカーテンなども、汚れを落としたり洗濯をしたりとファブリックのお手入れをしておきましょう。ファブリックで洗濯ができないモノは、掃除機をかけてホコリを取ったり、乾燥させて湿気を逃がしたりと、秋冬物に模様替えする前のメンテナンスをするのがおすすめです。
洗濯ができるファブリックのなかでサイズが大きすぎて自宅で洗えないモノは、コインランドリーを使用する方法もあります。洗濯機や乾燥機の確認、使用方法や注意事項をしっかりと確認のうえ、ラグやカーテンの洗濯に問題ない場合は利用するのもひとつの方法です。
素材が繊細で洗うのに躊躇してしまう場合は、専門のクリーニング店に相談してみるとよいでしょう。専門知識があるスタッフが、どのようなメンテナンスがどのくらいの期間でできるのか、費用はどのくらいかかるのかをアドバイスしてくれることでしょう。
気候がよくなる初秋は、住まいのメンテナンスを
気候がよくなる初秋は、夏の間に溜まった住まいの汚れをきれいにするのによい季節。快適で健康的な住まいにつながるだけではなく、季節に合わせたインテリアを取り入れやすくなったり、省エネや節約につながったりとメリットがたくさんあります。あなたもぜひ、暮らしに役立ちそうだと感じたアイデアから試してみてはいかがでしょうか。