暮らしに合う「ダイニングテーブル」はどう選ぶ?選び方のポイント

インテリア

家族だんらんのひとときを彩る「ダイニングテーブル」。インテリアのテイストに合うだけでなく、使いやすいサイズや形状、脚などにも注目して選びたいですよね。今回は、ダイニングテーブル選びに迷ったとき、目安として知っておきたいポイントをご紹介します。

 「ダイニングテーブル」選びでチェックしたいポイントは?

ダイニングテーブルを選ぶとき、何をポイントにすればよいのか迷ったことはありませんか。インテリアのテイストに合うデザインであることはもちろんですが、使いやすさや長く愛用できることを重視するのであれば、以下のようなことにも注目して選んでみてください。

・天板のサイズ

・天板のデザイン

・脚の本数、形状など

・折りたたみ式、伸長式など機能性

・素材

理想に近づく「ダイニングテーブル」選びのポイント

 サイズ選びのポイント

ダイニングテーブルを選ぶときには、まず「一人分」に必要なサイズを目安にしましょう。基本的には、横幅60から70cm、奥行き30から50cmが必要と言われています。また、座るために50cm程度、ダイニングチェアを引くために60cm程度、その後ろを通路にするためには60から90cmが必要になります。ダイニングテーブル周辺のスペースも含めて、置くことができるサイズを選ぶことが使いやすさのコツです。

 天板選びのポイント

ダイニングテーブルの天板のデザインは、想像している以上にバリエーションが豊か。一般的に目にすることが多い長方形や正方形だけでなく、円形や角丸型、半円、変形など個性的な天板も展開されています。

脚を選ぶポイントは?

ダイニングテーブルの多くに見られるのが4本脚タイプです。安定感のあるオーソドックスなデザインが特徴で、長辺側だけでなく短辺側に座ることもできます。ただベンチタイプのチェアは出入りはしづらく不向きかもしれません。

「T字型」のデザインが特徴の2本脚のタイプは、天板の両側に脚が付いています。そのため、チェアを大きく出し入れすることなく動けるのも魅力です。ベンチタイプだけでなく、回転式チェアと合わせて使うのもおすすめ。短辺側に座る必要のないレイアウトで取り入れてみてはいかがでしょうか。

素材選びのポイントは?

ダイニングテーブルの主な素材は木です。無垢材や突板などを使うことが多く、アッシュ、アルダー、ウォールナット、マホガニー、チーク、オーク、ビーチなどの多彩な樹種があります。無垢材には、木の質感を味わえる表面に植物性のオイルを使った「オイル塗装」、水を吸収しづらいウレタン塗料を使った「ウレタン塗装」などが施されています。好みのインテリアに合う樹種を選ぶのはもちろんですが、その塗装方法にも注目してみてください。

機能選びのポイント

ダイニングテーブルの機能を選ぶポイントは、「ライフスタイルに合わせる」こと。たとえば、普段使いと来客時にダイニングテーブルのサイズを変えたい場合は、 折りたたみ、伸長式 のタイプを選んでみてはいかがでしょうか。普段は省スペースで広々とダイニングを使い、来客時にはゆったりと食卓を囲める、そんなフレキシブルな使い方ができるのも機能的なダイニングテーブルの魅力です。

暮らしに寄り添う、使いやすい「ダイニングテーブル」を

 楽しく快適に食卓を囲むために、妥協せず選びたいのがダイニングテーブル。今回ご紹介したポイントを参考に一つひとつをライフスタイルに照らし合わせていけば、きっと理想に近いダイニングテーブルが選べるはずです。ぜひご参考になさってみてはいかがでしょうか。

伊野奈緒美

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福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

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