「色と素材」で涼しく快適に。「夏のインテリアコーディネート」を楽しむアイデア
厳しい暑さが続く夏を、インテリアで少しでも涼しく感じられたら嬉しいですよね。クーラーや扇風機などを適切に使いつつ、インテリアの色と素材選びで快適性をぐっと上げれば、猛暑の季節も暮らしがより心地よくなります。今夏は、夏のインテリアコーディネートのアイデア集をお届けします。
夏はインテリアの整えどき。「涼し気」をテーマに
年末に大掃除をしてから約半年。少しずつ汚れが溜まったり、季節に合わないインテリアになっていたりと見直すタイミングがやってくる夏。暑い季節ですが、窓を全開にして換気もしやすく薄着で軽やかに動くことができる時期なのでインテリアを整えるモチベーションも上がるのではないでしょうか。
洋服の衣替えをするように、「夏はインテリアの整えどき」と考えて、あなたも「涼し気」をテーマに部屋を一新してみてはいかがでしょうか。これからご紹介するアイデアをもとに、ぜひ夏らしいインテリアコーディネートを楽しんでみてくださいね。
家のなかからリフレッシュ。夏のインテリアコーディネートアイデア集
1.モノを減らして風通しをよくする
夏インテリアを取り入れる前に、まずやっておきたいのが「モノを減らして風通しをよくする」こと。家具やモノが減ればそれだけ見通しがよくなり、モノが滞留しにくいので風通しのよい空間になります。
モノを捨てることに躊躇したら、「今を快適に過ごす」ことを優先して考えてみてはいかがでしょうか。大切なモノやどうしても捨てられないモノを無理して手放す必要はありません。ですが、明らかに壊れていたり汚れていたりするモノや、もう使うことがないモノまで溜め込んでしまっているのなら、手放すタイミングかもしれません。これを機に、モノを厳選して、窓からの風が家中を吹き抜けるような快適な部屋を目指しましょう。
「夏前にやっておきたいお部屋のお手入れ」はこちらも参考に
2.日差しを遮るアイテムを取り入れる
日差しを遮るアイテムがあれば、部屋がより快適になります。遮熱効果の高いカーテン、紫外線カット素材のカーテン、窓を開けていても家のなかが見えにくいミラーカーテンなど部屋の用途に合うウィンドウトリートメントを選んでみてください。
ベランダならオーニングを設置するのもひとつのアイデア。部屋に入る光を遮り心地よい空間をつくります。また、オーニングがあれば急な雨でも安心。洗濯物を干すスペースとしても活躍することでしょう。
3.部屋に「自然素材」「い草」を取り入れる
ファブリックを自然素材に取り替えると軽やかでナチュラルな印象に。ラグやテーブルクロス、カゴやスツールなどでナチュラル素材をふんだんに取り入れてみてはいかがでしょう。
夏の部屋に特におすすめなのは、目にも優しく香りにも癒されるい草ラグです。畳コーナーをつくるなら置き畳、小さく取り入れるならい草のクッションなどを選ぶのもおすすめ。
い草は、吸放湿性に優れた素材です。独特の清々しい香りに癒されるだけでなく、さらりとして夏は涼しく冬は暖かいと言われています。素足で過ごすのが楽しみになる部屋に仕上がるはずです。
4.部屋に「ブルー」を取り入れる
夏の部屋の差し色に取り入れたいのが「ブルー」。「寒色」であるブルーは、目からも涼しさをもたらす色だと言われています。色づかいで、感じる温度まで変わるなんて不思議ですね。チェアやクッションカバー、インテリア小物などでブルーをアクセントにすれば、夏の海や空を思わせる爽やかなインテリアを楽しめます。
5.海モチーフを小物で取り入れる
きらめくサンゴや海藻など海のモチーフをアクセントにすると、ぐっと夏らしく季節感あふれる空間に。ブルーからグリーンの美しいグラデーションカラーをインテリアに取り入れつつ、ガラス素材などを使った海をイメージしたインテリア小物を飾って涼やかさを演出してみてはいかがでしょう。
海モチーフの小物がなければ、海の写真やポストカードなどをフレームに入れて飾るだけでも素敵です。玄関やリビングなどに、海モチーフのディスプレイコーナーをつくれば季節感を演出できます。
夏のインテリアコーディネートで季節感を楽しもう
でかけるだけでなく、家のなかにいても季節感を楽しむことはできます。夏をテーマにインテリアを整えれば、涼しく快適に感じられるだけでなく四季を楽しむ気分も盛り上がることでしょう。ぜひご参考になさってはいかがでしょうか。