たき火ができない屋上テラスでも楽しめる?たき火風のインテリア

屋上インテリア

キャンプに出かけた時、調理にはガスを使っていても、たき火を楽しんでいる人は少なくないと思います。

見ているだけで、不思議と心が落ち着いていくたき火ですが、屋上テラスではあまり頻繁に行えないと言う人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、たき火の気分を家でも味わえる、「たき火風インテリア」を紹介します。

たき火の効果

近年、たき火がひそかなブームになっているようです。

「たき火バー」や「たき火カフェ」まで現れていたり、キャンプ場においてはソロたき火の講座が開かれていたりするのだとか。

今なぜそれほどにまで、たき火が求められているのでしょう。

おそらく最も大きな理由は、人びとがたき火のリラックス効果を求めているからでしょう。

毎日の生活の中で、多くの人が様々なストレスを感じて生きています。

そして、そのストレスをずっとため続けていけば、いずれ心や体に不調をきたすことはよく知られていることですよね。

たき火をすると、揺らめく炎に吸い寄せられるように、たき火から目が離せなくなった経験はありませんか。

普段は手放せない携帯電話の存在すら忘れてたき火を見つめた後は、自然と心が落ち着いて、気持ちが軽くなっていますよね。

これは、ゆらゆら揺れる炎の波形が持つ特別なリズム「1/fゆらぎ」から、私たちが本能的な快感や快適さを感じ取るからです。

また、たき火を通して得られる効果を強く感じている人は、たき火によって五感が研ぎ澄まされると表現することもあるようです。

まずは、たき火に必要なたきつけになる小枝を自らの手で探し出し、火種から炎にする工夫をしながら薪を組みます。

火がついたら、煙の臭いを感じ、木のはぜる音に耳を澄ませ、炎をじっと見つめます。その後は火を使って調理をしたものを味わう。

これら一連の流れには、確かに五感(触・視・嗅・聴・味)のすべてが含まれていることが分かります。

たき火をする短い時間で、私たちは確かに五感をフルに活用していると言えますね。

たき火風インテリア

たき火が私たちの心や体にとても良い効果を与えてくれるのはご存じのとおりですね。

けれども、実際に目の前にたき火がなくても、その効果を得るのは可能なのだそうです。

現代の暮らしでは、家の中で火をたくことは難しいため、たき火をイメージさせるインテリア用品や炎の揺らめきを再現するLEDライトなどのグッズを上手く取り入れてみてはいかがでしょうか。

ここでは、たき火の雰囲気を感じられるインテリアの作り方を紹介します。

棚に置ける小さなものから、より雰囲気の出る薪を使ったものまで作ることができますので、置き場所に合わせてバリエーションを楽しんでください。

【和紙を使った、たき火風インテリア】
和紙の質感は炎のゆらぎを感じさせ、また和紙独特の柔らかい雰囲気にほっこりと癒やされますよ。親子で共同制作を楽しんでみてはいかがですか。

作り方:
小さな円形の台紙の縁に石を並べて、接着剤で台紙に石を貼りつけます。
小さな小枝をたき火の薪に見たてて組んだら、赤やオレンジ、黄色の和紙を切って小枝の隙間に差し込んで燃え上がる炎を再現してみましょう。

【ライトを使った、たき火風インテリア】
LEDフェアリーライトと細い枝を使って、疑似たき火を作ります。LEDライトの色を選ぶ時は暖色系を選ぶと、より雰囲気を出せますよ。

作り方:
段ボールやコルクなどを円形に切り、台紙を作ります。
台紙の縁に沿って両面テープや接着剤で石を貼りつけます。
台紙の中央に丸めたフェアリーライトを置いたら、石の内側に沿って少し長めの小枝をティピーテントのように組み上げます。
上手く組めない場合は、トップの辺りを輪ゴムでとめると良いですよ。

【薪を使った、たき火風ディスプレイ】
本物の薪を使うと、ボリュームも出ますのでディスプレイのし甲斐がありますね。気の温もりも感じられますので、これからの季節にピッタリのインテリアになりますよ。

たき火台を使った作り方:
たき火台に薪を組み上げ、薪の上にかぶせるようにフェアリーライトを無造作に這わせます。

ブリキバケツを使った作り方:
薪を入れるバケツの口付近に数本の薪を差し込み、薪と薪の隙間にスギ・モミの木など針葉樹の枝先や松ぼっくりを飾りつけます。
薪の下側から火が上がっているような雰囲気を作るために、薪・針葉樹の枝・松ぼっくりの間にLEDフェアリーライトを埋め込みましょう。

深いバケツの場合は、飾りつけやすいように、バケツの底に詰め物などをすると良いでしょう。

【ランタンを使った、たき火風インテリア】
インテリアとして、テーブルや棚に置いたり室内に吊り下げたりできるLRDランタンもありますよ。キャンドルランタンとはまた違う炎の揺らめきを演出します。電源は乾電池を使用するので、場所を問わず使えますよ。

・Fire スターライフ ファイアー
サイズ:幅140×高さ260×奥行き160mm
重量:約580g
素材:ABS樹脂,鉄,ポリプロピレン,ポリレジン,ガラス板,他

小さい子どもがいたりペットを飼っていたりするならば、火を使わないたき火ディスプレイは安心でもありますね。

癒やしの空間を作ってみよう

たき火を頻繁に行えなくても、キャンドルやLEDランプなどを上手に使えば、疑似的なたき火を体験することができますね。

柔らかい灯りと静かな空間で、癒やしの時間を過ごしてみてください。

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