年越しそばに対して年明けにはうどん?屋上テラスで年明けうどんを楽しもう

屋外料理

年明けうどんをご存じでしょうか。

年末には年越しそば、年が明けたら年明けうどんと、全国的にPRされているのだそう。

屋上テラスで新年の清々しい空気の中、温かいうどんを食べながら、一年の展望を描くのは心地の良いものかもしれません。

年末の年越しそばは細く長いことから長寿祈願をするものといわれ、江戸時代からの風習となっています。一方、年明けうどんとはどういったものなのでしょうか。

今回は年明けうどんの由来や、年明けに屋上テラスで食べたいうどんレシピをお伝えします。

年明けうどんとは

「年明けうどん」は、2008年8月に香川県の「さぬきうどん振興協議会」が商標登録を行った行事です。

名前の通り、年明けにうどんを食べましょうというもので、全国に広めようと提唱しています。

うどんは「太くて長い」ことから、長寿を祈るものとされています。また、白いことから純白で清楚な意味があり、年の初めに食べることで一年の人々の幸せを願うというのが年明けうどんの基本定義です。

また、年が明けてから1月15日の小正月までに食べるとされており、純白のうどんに紅いトッピングを添えることでおめでたい紅白となり、新年を祝う意味を込めます。

うどんの歴史

知らない人はいないといっても過言ではないほど暮らしに根付いているうどんですが、その歴史は意外と知られていないのではないでしょうか。

うどんが生まれたのは中国だそうです。

それが伝えられ、イタリアではパスタとして広がり、日本ではそばやうどんとして広まったとのこと。

うどんが根付いた地域は日本各地にあり、共通しているのは質の良い小麦がとれることと、きれいな水があることです。

また、平安時代に弘法大使空海が唐から持ち帰ったものとされ、香川県善通寺市にある善通寺では「うどん法要」が行われています

讃岐うどんについての最も古い資料とされているのは、300年ほど前の屏風絵です。そこにはうどん屋も描かれており、うどんは今のような形状ではなく、つぶした団子状であったことが推察されます。

今のような長いうどんになったのは、江戸時代のようです。

讃岐うどんで有名な香川県では、うどんの消費量も多く、7月2日を「うどんの日」としています。

紅を添える年明けうどんレシピ

年明けうどんは、純白のうどんに紅を添えるメニューとされています。

「紅」として添えるのは、例えば梅干し、サクラエビ、かまぼこなどが挙げられるでしょう。

工夫次第で年明けうどんのアレンジはさまざまに楽しめます。年明けうどんのレシピを2つ、ご紹介します。

カニ玉うどん
カニかまぼこで紅を添えるレシピです。材料は2人分です。

長ネギ1/2本を1㎝の斜め切りにします。

カニかまぼこ3本を割いてボウルに入れ、卵2個と混ぜます。

鍋に水600cc、塩小さじ1/2、しょうゆ小さじ2、鶏がらスープの素小さじ1/2、おろししょうが小さじ1/3を入れ、火にかけ、長ネギも入れます。

うどん2玉を加え、片栗粉大さじ2を水で溶き、回し入れながらとろみをつけましょう。

卵とカニかまぼこを入れ、蓋をして、弱火で1分加熱すればとろとろのカニ玉うどんの出来上がりです。お好みで細ねぎを散らしましょう。

鮭といくらの親子うどん
鮭といくらで紅を添えるメニューです。材料は2人分です。

鮭1切れを焼き、半分に切ります。

うどん200gをゆで、器に移して鮭、いくら30gを盛り付けます。

めんつゆ適量を火にかけ、盛り付けたうどんの上から注ぎます。

お好みですりおろした長芋、千切りのシソ、刻んだゆずの皮もトッピングしましょう。また、ゆずのしぼり汁も入れましょう。

屋外のうどんレシピ

屋上テラスで年明けにうどんを味わえるよう、屋外でも作れるうどんレシピを紹介します。

ここに、かまぼこやきんぴらのニンジンなど紅い具材を加えてアレンジすると、紅白の年明けうどんになりますよ。

きつねうどん
うどんは栄養素として炭水化物が多いため、タンパク質である油揚げを添えるのはバランス的に良いのだそう。きつねうどんなら、とても簡単に屋上テラスでも作れます。

材料は1人分です。

半分に切った油揚げを砂糖小さじ1、しょうゆ小さじ1、水70mlで煮て味付けます。

めんつゆ300mlを煮立て、うどんを入れ、最後に煮た油揚げをのせて出来上がりです。

カレーうどん
レトルトカレーを使った、時短カレーうどんです。材料は2人分です。

鍋に水400ml、レトルトカレー1袋を入れて火にかけ、めんつゆをお好みの濃さになるように調節しながら入れます。

うどん2玉を入れて煮込み、お好みでねぎを散らして出来上がりです。

けんちんうどん
けんちんうどんは手間がかかるものの、具だくさんのため栄養満点です。時短になるよう、下準備をしておくとスムーズでしょう。材料は2人分です。

一口大に切った鶏もも肉適量を酒につけておきます。

大根1/8本とニンジン1/4本は半月切り、白菜2枚はざく切りにします。

長さ2.5㎝ほどのレンコンの皮をむき、半月切りにして酢水にさらします。

水500ml、和風粉末ダシ大1/2、鶏がらスープの素大1/2、しょうゆ大2、塩と生姜チューブ、にんにくチューブ少々を火にかけます。

こんにゃく1/2枚を手でちぎりながら入れます。

木綿豆腐1/2丁を崩しながら入れます。

けんちん汁を火からおろし、乾麺のうどん2束をゆでて盛り付けたら出来上がりです。

年明けうどんで一年の運気をUP!

純白のうどんに紅い具材を添えて祝う年明けうどんは、一年の幸を祈るものです。

1月15日までに食べるものとされ、寒い時期に身体を温める食べ物としてもピッタリでしょう。

また、屋上テラスであれば新年の空気を感じながら、作ったり食べたりするのもおすすめです。

お好みで具をアレンジして、温かい年明けうどんを堪能されてはいかがでしょうか。

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