屋上テラスでアウトドアグッズをコンパクトに収納!コンプレッションバッグとは?
屋上テラスがあればお家キャンプやバーベキューなど、アウトドア気分を楽しむことができます。
出かけていかなくても自宅で楽しめるのは便利ですよね。テントを張って、寝袋に包まれて屋上テラスで睡眠をとるのは気持ちが良いことではないでしょうか。
テントや寝袋などはかさばるので、屋上テラスに運ぶときや置いておくときにもっとコンパクトにできないかと思うかもしれません。
今回は、アウトドアグッズをコンパクトに収納できるコンプレッションバッグの紹介をします。屋上テラスでますます快適に過ごすための参考になれば幸いです。
コンプレッションバッグとは
そもそも「コンプレッションバッグって、なに?」と思っている方もいるかもしれません。そこで、コンプレッションバッグについて詳しく見ていきましょう。
圧縮できる袋
コンプレッションとは「圧縮」の意味。つまりコンプレッションバッグとは、圧縮できるバッグ(袋)のことです。主に、アウトドアに持っていくのにかさばる荷物をコンパクトにするために使われます。
また、ビジネスで泊まりがけの出張に行く場合にも、なるべく荷物は小さくしたいもの。コンプレッションバッグはアウトドアだけではなく、ビジネスや普段の生活の移動時などに、荷物を小さくまとめたいときにも役立ちます。
コンプレッションバッグの種類
コンプレッションバッグは、おおまかに2種類あります。縦圧縮タイプと横圧縮タイプです。
縦圧縮タイプは、袋に入れたアイテムを上下からベルトで締めてぎゅっと押しつぶすシステム。細長い円柱形のものを、圧縮することで円状に近づけます。
横圧縮タイプは、袋に入れたアイテムをサイドに付いたベルトで締めて圧縮します。横幅はコンパクトになりますが、縦圧縮タイプより圧縮率は低めです。
コンプレッションバッグのメリットと注意点
続いて、コンプレッションバッグを利用するメリットと注意点を確認しましょう。
メリット
コンプレッションバッグを使うメリットは、なによりも大きな荷物をコンパクトにできることに尽きます。
キャンプやビジネストリップなどで使用されることが多いのですが、屋上テラスでアウトドアを楽しみたい場合にも大きな威力を発揮します。
かさばる荷物を持って、屋上テラスと部屋を往復するのは骨が折れることでしょう。コンプレッションバッグにコンパクト収納すれば、効率よく必要なアイテムを屋上テラスに運ぶことができます。
また、必要になったらバッグから出せば良いので、屋上テラスでも、荷物を広げてスペースをとってしまうことなく済むでしょう。
注意点
かさばるアイテムをコンパクトに収納できるコンプレッションバッグですが、使用に当たっての注意点もあります。
まず、圧縮に向かないものには使わないことです。
コンプレッションバッグを使うことによりアイテムが強く圧縮されるため、柔軟性がないもの、型崩れしやすいものには向きません。
また、圧縮したまま長期間放置しないことも挙げられます。
例えば、数週間から数か月、寝袋を圧縮したままにしてしまうと、寝袋の復元力が下がってしまうかもしれないのです。加えて、材質がダウンであっても化学繊維であっても性能が衰えてしまうことも考えられるため、長く収納したまま放置することは避けましょう。
さらに、圧縮して大きさが小さくなったからと言っても重量が軽くなるわけではありません。逆にコンプレッションバッグの分、わずかではあっても重くなることにも注意が必要です。
圧縮するもの
では、コンプレッションバッグで圧縮するのに向いているのは、どのようなものなのでしょうか。圧縮におすすめなものを挙げます。
寝袋(シュラフ)
寝袋はアウトドアには欠かせないアイテムです。寝袋を使って屋上テラスで睡眠をとったら気持ちが良さそうですが、荷物としてかさばる点がデメリット。
寝袋の材質として、化学繊維とダウンがあります。化学繊維は水濡れには強いですが重量があり、ダウンは軽量ですが水濡れには弱いという特徴を持っています。
ダウン寝袋は元々、化学繊維よりコンパクトとはいえ、コンプレッションバッグを使えば、さらに小さくなります。どちらの寝袋もコンプレッションバッグで圧縮することで、元の70%くらいの大きさにできるのです。
寝袋のように柔軟性があり、かさばるアイテムは、コンプレッションバッグで圧縮するのにうってつけでしょう。
衣服
衣服やタオルなどの布類は、圧縮に向いています。特に屋上テラスでの着替え用、あるいは羽織るジャケットなど、かさばることもあるでしょう。
タオルやマットなどの型崩れの心配がないものも、圧縮してコンパクトにすれば、持ち運びにも便利、使わないときに置いておいても省スペースになります。
コンプレッションバッグを活用して荷物をコンパクトにしよう
アウトドアのための遠出はなかなかできなくても、屋上テラスを活用すればテントを張ってアウトドア気分を味わうことができます。
その際にコンプレッションバッグを使えば、必要なものを屋上テラスに運ぶのが楽になるのです。
圧縮する手間は少しかかりますが、何度も荷物運びのために往復することもなくなり、屋上テラスでも荷物を置くスペースが小さくて済むでしょう。
実際にキャンプに行くときにも大活躍するコンプレッションバッグを、屋上テラスでのアウトドアの際に活用してみてはいかがでしょうか。