屋上テラス付き住宅をたくさん活用できる地域はある?降水量が多い地域と降水量が少ない地域とは
恵みの雨は必要なものだとは思うものの、雨の日が多いと気分が沈んでしまうこともありますよね。
出かけるのも億劫になり、外気に触れることが好きな人は特に、雨が多い地域に住むとライフスタイルまでも変わってしまいそうです。
また自宅に屋上テラスがあれば、雨が少なく活用できる時間がなるべく長いほうが良いと思うのではないでしょうか。
今回は、降水量が多い地域と少ない地域についてお伝えします。あわせて屋上テラスでの雨対策についても紹介しますので、参考にしてくださいね。
屋上付き住宅が欲しい!
自宅に屋上テラスがあれば、出かけていかなくてもできることがたくさんあります。また、やりたいと思うことも増えるのではないでしょうか。
屋上テラスでできること、やりたいことの一部を紹介しましょう。
リモートワーク
リモートワークをする人が増えています。
自宅で、いざ仕事に取り組もうと思っても、中々集中できる部屋がなかったり、こもっていると息が詰まってしまったりしますよね。
外のワーキングスペースまで行かなくても、屋上テラスにお気に入りグッズを持って上がって仕事をすると、はかどるという声も。また、仕事の息抜きのために屋上テラスを使うのも良いですね。
バーベキュー
屋上テラスで、仲間や家族とバーベキューを楽しむのはいかがでしょうか。
アウトドアに出かけていかなくても、屋上テラスなら煙も気にせずバーベキューができます。
煙が気になる燻製料理も、屋上テラスなら楽しめますね。
ドッグラン
屋上テラスに芝生を敷けば、ドッグランを作って自由にペットを遊ばせることができるでしょう。
屋上緑化で、身近に緑のある生活を送ると心身の健康のためにも良さそうですね。
瞑想
近年、静かなブームである瞑想。自宅の屋上テラスなら、他人の目を気にせず、好きなときに好きなだけ瞑想ができます。
生活の中に瞑想を取り入れて、心のバランスを保つのは素敵なことですよね。
ストレッチ
屋上テラスにヨガマットを敷いて、ストレッチをするのも気持ちが良いもの。
外の空気に触れながら開放的な気分で体を動かすと、より効果が出そうですね。
雨が降りやすい地域、少ない地域はある?
上記のことは、雨が降っていない屋上テラスで行うイメージです。
屋上テラスで上記のことを楽しむためには、自宅は雨が少ない地域のほうが良いかもしれません。
では、雨が降りやすい地域、少ない地域はあるのでしょうか。気象庁によると、日本の年間降水量には、長期変化傾向は見られないそうです。
日本で最も降水量が多いのは
降水量が多いランキングを出すのに、47都道府県を対象とする「年間降水量」のデータをもとに確認していきましょう。
日本で最も年間降水量が多い都道府県は、高知県です。
高知県の年間降水量は3,659mm。続いて2位は、鹿児島県で年間降水量は2,834mm、3位の宮崎県の年間降水量は2,732mmになっています。
年間降水量の全国平均は1,757mmなので、単純計算では1位の高知県は全国平均の2倍以上雨が降っていることになりますね。
日本で最も降水量が少ないのは
続いて、年間降水量が少ない都道府県を紹介します。
年間降水量が少ない1位は長野県の902mmです。続いて2位は岡山県で1,143mm、3位は山梨県で1,190mmになっています。
2位の岡山県は、平成元年から「晴れの国」を岡山県のトータルイメージを表現する言葉として使っているそうです。理由は、晴れの日が多く、温暖な気候だからなのだとか。
雨が降りやすい理由とは
雨が降りやすいか少ないかは、地理に関係があるとのこと。
例えば1位である高知県の降水量が多い理由は、南側に水温が高い太平洋があるからです。
水温が高いことで水蒸気になりやすく、水蒸気は雲になり、雨を降らせます。さらに、その雨雲が四国山地にぶつかることで、大雨になりやすいのだそう。
逆に雨が少ない長野県の地域は海から遠く離れていて、周囲を山で囲まれています。このような条件から前線や低気圧の影響を受けにくく、雨が少なくなっているそうです。
屋上テラスの雨対策は?
雨が少ないほうが屋上テラスを有効活用できそうとはいえ、たまたま自宅が雨の降りやすい地域の場合もあるでしょう。
では、屋上テラスの雨対策には、どのようなものがあるのでしょうか。
防水加工の家具
屋上テラスに置く家具は、屋外用のものにしましょう。家の中で使っていたお気に入りのものをそのまま屋上テラスに置くのは、おすすめできません。
雨が降りやすい地域ならなおのこと、防水加工されている家具を選びましょう。
屋外家具付きの屋上のある家もあるようなので、これから購入予定の人はハウスメーカーに相談してみると良いですね。
雨除け
屋上テラスに設置できる雨除けがあります。透明パネルになっているため、閉塞感を味わうこともないでしょう。
雨が降る様子を眺めながら過ごすひとときが心地よい場合もあるので、雨が降っても濡れないスペースを屋上テラスに作っておくのもおすすめです。
雨と上手に付き合いながら屋上テラスで楽しもう
自宅の屋上テラスは、さまざまな目的のためにスペース活用できます。
例えばリモートワークの仕事場として、仲間や家族と過ごす場として、ペットを遊ばせる場としてなど。
これらは雨が降っていない日にしかできないことかもしれません。
47都道府県の中で年間降水量が最も多いのは高知県、少ないのは長野県です。降水量は地理の状態で決まるようです。
とはいえ、雨が多い地域に屋上テラス付きの自宅を購入するケースもあるでしょう。
雨対策として、防水加工されている屋外用家具を設置したり、雨除けを設置したりする方法があります。
雨は生物が生きていくために必要不可欠なものです。そして雨の音で騒音が聞こえにくくなる他、人通りも少なくなり静かな一時を過ごせるという利点もあるのです。
雨と上手に付き合いながら、屋上テラスを活用していきたいものですね。