おうちキャンプで寝袋を使ってみよう!寝袋の魅力と選び方

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おうちキャンプの魅力は、何といっても室内でもできる手軽さ。でも、室内だとできることも限られるので、「ちょっと退屈…」と感じていませんか? 冬場は特にそうかもしれません。

そんな方は一歩踏み込んで、寝袋を使ってみてはどうでしょうか?テント張って、寝袋で過ごしてみるだけで、いつもと違った雰囲気が楽しめるはずです。

そこで今回は「おうちキャンプで寝袋に挑戦してみたい」という方に向けて、寝袋の魅力や選び方ついてご紹介します。寝袋は選ぶモデルや工夫次第で思った以上に快適に過ごせるので、ぜひトライしてみてください。

おうちにテントを張って、寝袋で寝てみよう !

自宅でテントを張ったり、BBQしたりしているおうちキャンパーの中には、「まだ寝袋で寝たことがない」という人もいるのではないでしょうか? 何となく「寝心地が悪そう」「冬は寒そうだし」と思っている方はもったいない!寝袋にはさまざまな種類があり、使い方によっては布団のように寝られます。テントに湯たんぽやストーブを持ち込めば、屋上テラスでもぬくぬくと過ごせるでしょう。アイデア次第で楽しみ方が広がるので、寝袋泊を子どもと一緒にやってみるのもおすすめですよ。

寝袋を選ぶときのポイントは5つ

寝袋にはさまざまな種類があるので、選ぶときは使用目的を明確にしておく必要があります。寝袋はホームセンターでも買えますが、値段の安さだけで選ぶと後悔することも。まずは、寝袋を選ぶときのポイントについて知っておきましょう。

・形

寝袋の形には、封筒型とマミー型の2種類があります。封筒型は、その名のとおり封筒のような長方形をした寝袋です。寝袋は単体で使うのが一般的ですが、封筒型は2つあれば一方を敷布団にして、もう片方を掛け布団のようにも使えます。広げることができて、家族で寝るときには繋げて使えるのがメリットです。値段も比較的安く、初心者でも手が出しやすいでしょう。

もう一つのマミー型は、人の形をしたミイラのような見た目の寝袋です。頭まですっぽりと覆われるので、寝ると顔だけ出ているような状態になりますね。封筒型に比べて密着感があり、暖かい空気を保ちやすく、保温性に優れている点がメリットです。またコンパクトに収納できるので、収納場所にも困らないでしょう。ただし、機能性が優れているぶん、値段は比較的高くなります。

・素材

寝袋の素材には、化学繊維(化繊)とダウンがあります。化繊は、濡れても保温性を保てる点がメリットです。洗いやすいので清潔感も保ちやすくなっています。一方のダウンは、軽くて肌触りもいいのですが、保管にややコツが要ります。値段も高めになるので、家族でおうちキャンプを楽しむ人であれば、扱いやすい化繊から始めるのがいいでしょう。

・使用シーズンと対応温度

寝袋を選ぶときは、上記の「形」「素材」と合わせて、使用シーズンも考えましょう。寝袋には夏用と冬用、3シーズン用があり、必要な対応温度は使用環境によって異なります。

では「どのくらいの対応温度がいいのか」についてですが、まず寝袋には、快適使用温度と限界使用温度の2つがあることを理解しておきましょう。快適使用温度とは「これくらいまでなら暖かく眠れる温度」のことで、限界使用温度とは「寒さは感じるが、工夫次第で眠れる温度」を指します。

この2つのうち注目すべきは、限界使用温度です。目安としては、夏用なら5~10℃、冬用なら-5℃以下、3シーズン用なら-5℃~5℃が選ぶ基準です。 当然、冬用の方が限界使用温度が低く、極寒にも対応できますが、値段も高くなるので注意しましょう。

・値段

寝袋の値段はピンキリで、安いものなら2,000円程度で買えます。しかし、安さだけで寝袋を選んでしまうと、寝心地が悪かったり、寒い思いをしたりする可能性も。アウトドア用の寝袋は、値段こそ高くなりますが機能性に優れています。おうちキャンプのみの使用であれば、それほど高機能なモデルは必要ないと思いますが、キャンプ場利用も予定しているのであれば、素材や軽量性などの機能面も考えながら予算を組むといいでしょう。

フィルパワーとは?

寝袋やダウンウェアで、フィルパワー (FP)という表示を見たことはないでしょうか? フィルパワーとは羽毛の復元力のことで、膨らむ力を指します。寝袋には「フィルパワー500」「フィルパワー800」などと表示されていて、数値が高いほど空気を含みやすくなるので、保温性に優れています。一般的にはFP700もあれば平地では十分とされるので、屋上テラスでのテント泊でも暖かく過ごせるでしょう。FP800以上になると、冬山で使えるほど高品質とされます。

寝袋にマットは必須!

テントで寝袋を使うときは、マットも必須です。マットがないと冷気が直接伝わってきて寒いだけでなく、地面の凸凹感により寝心地が悪くなります。マットの種類には、クローズドセル、エアーマット、インフレーターの3つがあります。

クローズドマットは折り畳み式のロールマットです。サッと敷けるので設置や撤収が簡単で、他のマットと比べて安価なため初心者も買いやすいでしょう。エアーマットは、空気を注入して膨らませるタイプのマットです。小さく折り畳めるので、登山にも愛用者が多くいます。テントでの寝心地を追求する方におすすめです。インフレーターは、バルブを開けると自動で空気が入るマットです。エアーマットは自分で膨らませるため手間がかかりますが、インフレーターなら作業も簡単。厚みもあるので、敷布団のような感覚で眠れるでしょう。おうちキャンプであれば軽量性はあまり関係ないので、とりあえず「寝袋で寝てみたい」という方は、クローズドマットから試してみるといいかもしれません。

ダウンの場合はシュラフカバーも必要 

ダウンの寝袋を使う場合には、シュラフカバーが必要です。ダウンは濡れに弱いため、カバーなしで寝ると雨水や結露により、保温力が低下します。また、カバーをかけることで保温力がアップするため、より暖かく快適に眠れるはずです。化繊の寝袋は濡れに強いので、必ずしもカバーは必要ありませんが、ダウンの場合はシュラフカバーも準備しておきましょう。

まとめ

おうちキャンプは室内でもできますが、テントを張って、寝袋で寝てみるといつもと違った雰囲気の体験ができるでしょう。寝袋を選ぶときは形や素材を見比べて、自分に必要なスペックを購入するようにします。マットは、クローズドセルやエアーマットなど使用する種類によって寝心地が変わるので、予算に合わせて選ぶといいでしょう。屋上テラスを冬も活用して、新たなおうちキャンプを楽しんでみてください。

松崎 清央

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ライター / 自然体験教育者。公務員を退職後、アウトドア専門学校に入学し、子どもの野外活動、登山、キャンプの技術を取得。WEB媒体を中心に、アウトドア・自然...

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