「ウッドフェンス」のメリットは?屋上テラスの目隠しアイデア

屋上インテリア

建物のデザインになじみ、植栽にも溶け込むウッドフェンス。ナチュラルな風合いの天然木材、機能性に優れた人工木(樹脂製)フェンスなど屋上テラスの目隠しににもぴったりのアイテムが多数展開されています。今回は、ウッドフェンスの役割や取り入れるメリットをご紹介します。屋上テラスをより快適にするアイデア、ぜひご参考になさってくださいね。

ウッドフェンスとは?

画像:PIXTA

屋上テラスの目隠しに

ウッドフェンスとは、住まいの周りを囲い、目隠しになる木製のフェンスのこと。植栽、ガーデニングにもマッチするため、ナチュラルな雰囲気を演出します。ウッドフェンスの多くは、玄関まわりや敷地と隣地との間に設けられますが、屋上テラスやバルコニーの目隠しとしても使われています。

屋上テラスを豊かに彩る

目隠しとしてや敷地を仕切る役割だけでなく、デザイン性を楽しめることもウッドフェンスの魅力。ですがデメリットもあります。のちほどご紹介しますが、一言でウッドフェンスと言ってもさまざまなデザイン・タイプが展開されており、天然木製のフェンスは腐食しやすい、ささくれだってトゲが指にささるなど、耐久性が低くこまめなお手入れが必要なタイプもあります。

とはいえ、人工木(樹脂製)でできたものなど腐食しにくく数年ごとの塗りなおしが必要ない機能性に優れたタイプもあります。お手入れが気になるという方は、ぜひチェックしてみてください。それでは、ウッドフェンスを取り入れるメリットをご紹介します。

ウッドフェンスを取り入れるメリットは?

画像;PIXTA

メリット1:温かみがあり、ナチュラルな雰囲気を演出する

ウッドデッキのあるスペースによく合うウッドフェンス。木の温かみのあるウッドフェンスなら、塀で囲うよりも優しい雰囲気を演出します。無機質な素材で囲うよりもナチュラル感が出て、デザイン性を保ちながらプライバシーも守ることができますよ。景観にもなじみやすく、植栽やガーデニングの背景として取り入れるのも素敵です。

メリット2:近隣からの目隠しになる

アウトドアリビングとして屋上テラスを使う場合は、近隣からの視線が気になることもありますよね。そんな時には、ウッドフェンスで目隠しすれば過ごしやすいスペースに。目隠しの要素を重視するなら、ウッドフェンスのなかでも木材と木材の隙間が小さいタイプを選ぶとよりプライベート感を保てます。また、屋上テラスにウッドフェンスを設置することで、屋内にいるような温かみのあるインテリアを楽しむこともできます。ウッドデッキと組み合わせることで、一層心地よいスペースに。

デザインのバリエーションがある

ウッドフェンスには、以下のようにさまざまなデザインがあります。

・縦張りフェンス

木材を縦方向に並べてつくられた「縦張りフェンス」。木材の高さにバリエーションを持たせると、曲線デザインも生み出せます。また、縦張りフェンスは足をかけにくい、埃がたまりにくい、雨などによって汚れが流れやすいなどの特徴もあります。

・ラティスフェンス

ガーデニングなどに取り入れられる、木材の板を格子状に組んだものが「ラティスフェンス」。デザインを楽しみながら取り入れることができるフェンスです。ガーデニングの近くに設置するのにもぴったりな、可愛らしく優しい雰囲気も魅力。他のタイプよりもすき間が大きくできるため、ほど良く目隠ししながらも開放感を大切にしたいという方におすすめです。

・横張りフェンス

木材を横向きに並べた「横張りフェンス」。木材と木材の間を狭めると敷地内が見えにくいため、プライバシー対策を強化したい場所にも向いています。壁のようにしっかりと目隠ししやすいため、希望に合わせて間隔を検討してみてはいかがでしょうか。

ウッドフェンスで目隠ししながら外観を素敵に

画像:PIXTA

住まいを囲うフェンスにも意識を向ければ、外観がぐっと素敵になります。防犯性を高めることはもちろんですが、木の質感を生かしながら屋上テラスや建物周辺を優しく彩るのが魅力です。木の質感や色合いを、ナチュラルにもモダンにも仕上げることができますよ。インテリアだけでなくエクステリアにもこだわって、理想の住まいを目指してみてはいかがでしょうか。

伊野奈緒美

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福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

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