お部屋をもっと広く美しく。「白インテリア」の魅力とつくり方
お部屋の広さや軽さの印象までも変える色が「白」。限られた空間をできるだけ広く見せたい、お部屋を明るくしたいと願うなら上手に取り入れたい色です。今回は、清らかで美しい白インテリアの魅力とそのつくり方をご紹介します。インテリアのテイストを問わず取り入れられるヒント、ぜひチェックしてみてください。
インテリアのベースカラーとして人気の「白」
白はインテリアのベースカラーとして選ばれることが多い色。白というと、清潔感や神聖な雰囲気を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。また、ほかの色と合わせやすいたいため万能色というイメージもありますね。
白インテリアでスタイリッシュな空間に
クロスや建具などの内装だけでなく、家具やインテリア雑貨にも白を意識して取り入れることで、空間全体が非日常感を漂わせスタイリッシュな印象に。でも住まいとなるとそれだけではなく、心地よさも大切ですよね。そこで意識したいのが、白インテリアをつくるいくつかのポイント。後ほど詳しくご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
白インテリアのメリット・デメリットは?
白インテリアのメリットは?
それでは、白インテリアのつくり方のまえに、そのメリットを見ていきましょう。ひとつでも当てはまるものがあれば、きっと白インテリアの魅力を感じられるはずです。
・明るい雰囲気の空間をつくれる
・空間を広々と感じさせる
・汚れが目立つため、きれいな状態を保つモチベーションが上がる
・モノを軽やかに見せる
・モダンで洗練された雰囲気を演出できる
汚れが目立つ白をキッチンや洗面所などに取り入れれば、人の心理としていつもきれいにしたいという気持ちが湧き上がるはず。光を反射して輝くため、磨き上げるとより美しく見えて達成感も感じられそうですね。
また、場所をとる大きな家具をできるだけ圧迫感なく取り入れたいなら、白をセレクトしてみては。床や壁が白なら、空間になじみ軽やかに見せることができますよ。
白インテリアのデメリットは?
メリットが多い白ですが、取り入れ方によってはデメリットもあります。
・白で統一した空間は、息苦しく感じさせることも
・元気に活動したい、という環境になりにくい
・汚れが目立ちやすいため、こまめな掃除が必要
・取り入れ方によっては、安っぽく見えてしまう
清潔感を感じさせ空間を広々と見せてくれる白ですが、白で統一してしまうと人に恐れを抱かせ息苦しく感じさせてしまうことも。また真っ白な空間は、緊張感を高めてしまうと言われています。デメリットも理解したうえで、上手に取り入れたいですね。
でも、白の色や素材などにこだわることで心地よく素敵な白インテリアはつくれます。次にご紹介するポイントをおさえて、ぜひトライしてみてくださいね。
心地よい「白インテリア」のつくり方
目に優しい白を選ぶ
好みのテイストや季節を問わずインテリアに取り入れやすい白。また、雪のように真っ白に輝く白から生成りのようなナチュラルな白まで、実はバリエーションのある奥深い色でもあります。
心地よい白インテリアをつくるなら、意識して選びたいのが「優しい白」。温かみのあるアイボリーのような白を選べば、目にも優しく柔らかな印象のお部屋に仕上がります。
異素材で白を取り入れる
お部屋を広々と見せてくれる白ですが、使い過ぎるとどこか無機質で面白みのない空間になってしまうことも。そこで意識したいのが、「素材感」です。
白のアイテムを選ぶときには、木・ファブリック・大理石など異素材を組み合わせることで奥行きのあるインテリアに見せることができます。また、生活感がでやすい家電なども白を選ぶことでインテリアになじみ洗練された印象に。素材感をミックスすることで、楽しい空間づくりが叶いますよ。
インテリアグリーンと組み合わせてみずみずしく
合わせる色を引き立てる白は、ベースカラーの代表。壁や天井、床など大きな面積で使われることの多い色です。でも、白だけの空間はどこか寂しく冷たい印象を与えてしまうことも。そんな時には、お部屋の一角にインテリアグリーンを取り入れてみては。グリーンがもたらすナチュラル感とみずみずしさがお部屋を心地良い空間に導きます。
奥深い「白インテリア」をあなたらしく楽しんで
インテリアの定番色として知られる白。改めて見ていくと、広さや軽さなどお部屋の印象を大きく左右する奥深い色だということがわかります。
日当たりが気になるお部屋をできるだけ明るくみせたい、清潔感を漂わせる空間を演出したいなど上手に取り入れることで心地良い住まいが実現できることでしょう。あなたもぜひ、白を生かした素敵なインテリアを楽しんでくださいね。