子ども部屋のレイアウト│決め方のコツ&アイデア集

コラム

子ども部屋は勉強の習慣をつけたり、遊びや睡眠スペースとしての側面もあったりと、子どもの成長に欠かせない空間。レイアウトを考える際は、部屋の広さや子どもの年齢に合わせることが大切です。

今回は子ども部屋のレイアウトを考えるときに意識したいポイントやアイデア集、よくある疑問の答えを紹介します。

子ども部屋レイアウトの3つのコツ

子ども部屋のレイアウトは将来を見据えて考えることが大切です。具体的にどこを意識すれば良いのか、3つのコツを紹介します。

1. 家具選び

子ども部屋のレイアウトを考える際は、配置する家具を決める必要があります。家具は子どもの年齢・体格と、部屋の広さに合うものを選びましょう。

<子どもの年齢>
子ども部屋に必要な家具は年齢によって異なります。幼児期までの子ども部屋は遊び場としての役割がメイン。それが小学生頃になると、勉強・睡眠・趣味など自室ですることが多くなり、その分だけ必要な家具も増えます。

年齢主に必要な家具
幼児期・おもちゃ箱
・絵本ラック
・収納家具
小学生以上・勉強机、イス
・ベッド
・本棚
・収納家具
・チェスト

小学生以降、子ども部屋に必要な家具は大幅には変わりませんが、デザイン選びには注意が必要です。小さい子向けのデザインではなくシンプルなものを選ぶと、中学生や高校生になっても気兼ねなく使えるでしょう。

<子どもの体格>
家具は今の子どもの体格に合うものを選ぶのが基本です。しかし、成長とともに体は大きくなっていくもの。サイズを変えられる設計の家具を選ぶと、子どもの成長に合わせてカスタマイズできます。

<部屋の広さ>
家具を購入する際は、家具のサイズと部屋の広さも必ず確認しましょう。部屋の広さに合うか、置くことで部屋が窮屈にならないか、レイアウトをシミュレーションした上で購入すると失敗を防ぎやすくなります。

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2. 勉強に集中できる空間づくり

子ども部屋は、子どもが一人で勉強する習慣をつける空間でもあります。勉強に集中できるよう、レイアウトを考える際は以下のポイントを意識しましょう。

・勉強机とベッドの位置を離す
・机は部屋の角に配置する
・机の横に収納棚や本棚を置く
・調光機能がついた照明を設置する

3. スペースの確保

子ども部屋が狭い場合は、家具選びや配置が重要です。ロフト型のベッドを選び、下に勉強机を置くと省スペースです。子どもが小さく、親と一緒に寝ている間は子ども部屋にベッドを置かない選択肢もあるでしょう。

また、家具は壁に沿ってL字やI字型に配置すると部屋を広く使えます。空いたスペースで遊んだり、友達を呼んで過ごしたりと、子ども部屋でできることが広がります。

子ども部屋レイアウトのアイデア

子ども部屋のレイアウトに迷ったときは、実際の画像を見るとイメージしやすくなります。おしゃれで実用的なレイアウトを4つ紹介します。

勉強と睡眠のスペースを区別したレイアウト

部屋の中央に空きスペースをつくり、勉強机とベッドを離した女の子向けの子ども部屋レイアウト。机に向かうとベッドが視界に入らないので、勉強に集中できそうです。壁紙や家具はパステルカラーで統一して、かわいらしくまとめています。

壁に沿って家具を配置したレイアウト

壁沿いに机とベッドを配置した、男の子向けの子ども部屋レイアウトです。I字型にすることで部屋を広く使えます。白を基調としたシンプルな部屋は、幼児期から大学生頃まで長く使えるでしょう。

ロフト型ベッドを活用したレイアウト

ロフト型ベッドの下に勉強机を置き、限られたスペースを立体的に使ったレイアウト。机の横に収納棚を置き、勉強に必要なものをすぐに取り出せるようにしています。

2人部屋にしたレイアウト

ベッドで部屋を二分割して、女の子の2人部屋にしたレイアウトです。子どもが大きくなったら部屋の真ん中をパーティションで区切って、プライベート空間をつくることも可能です。

子ども部屋のレイアウトQ&A

子ども部屋のレイアウトに関してよくある疑問としては、「広さ」「2人部屋にする方法」「おしゃれに見せるコツ」が挙げられます。それぞれの疑問に回答していきます。

Q. 子ども部屋に適した広さは?
4畳半あると、勉強机とベッド、本棚といった必要最低限の家具を置けます。子どもが小さいうちは4畳半でも十分でしょう。6畳になると複数の家具を置いてもスペースに余裕があり、レイアウトの幅が広がります。

Q. 2人部屋にするコツは?
1つの子ども部屋を兄弟で使う場合は、お互いのプライベート空間を確保できるレイアウトにすることが大切です。ある程度の広さがあれば、家具やパーティションなどで部屋を2つに区切り、それぞれのベッドを置くと個室に近い空間をつくれます。

十分なスペースを確保できない場合は、2段ベッドを使う方法があります。勉強や遊びの場は共有になっても、寝る空間だけは別々なので、最低限のプライバシーは確保できるでしょう。

Q. 子ども部屋をおしゃれにするには?
子ども部屋に限らず、部屋は壁紙や家具の色味を揃えると統一感が出ておしゃれに見えます。メインとなる色が定まると、家具選びやレイアウト決めがスムーズに進むはず。

子ども部屋の場合は、カーテンや壁紙を子どもが好きな色にするのがおすすめです。好きな色に囲まれると、部屋にいるだけで楽しい気分になれるでしょう。

子ども部屋のレイアウトは過ごしやすさを重視しよう

 

基本的に、子ども部屋は子どもが家に住んでいる限り使う部屋なので、長く使えるレイアウト決めや家具選びをしたいところ。

子どもの年齢や体格、部屋の広さに合う家具を選び、スペースを有効活用できるレイアウトにすれば、勉強も遊びも睡眠も満足に行えるでしょう。この機会に、子どもが過ごしやすいレイアウトを具体的に考えてみてはいかがでしょうか。

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