すっきり&使いやすい「洗面所」はどうつくる?収納・インテリアのポイント
朝は特に、家族が頻繁に使う洗面所。1日のなかで長い時間を過ごす居室ではないものの「いつも美しく整えておく」ことが暮らしやすさや居心地のよさに繋がります。今回は、すっきり&使いやすい洗面所にするための収納やインテリアのポイントをご紹介します。
狭い洗面所でも使いやすくなる?
洗面所は居室に比べると狭く、限られたスペースのなかでさまざまな役割を持っています。たとえば、以下のような役割で使う方が多いのではないでしょうか。
・身支度を整える場所として
・脱衣所として
・ランドリースペースとして
・洗濯用品・日用品の収納場所として
水回りはそれでなくても汚れが溜まりやすく、モノが多くなれば掃除もしづらくなるもの。そんな洗面所をいつもきれいな状態で保つことは難しいですよね。
ですが、収納やインテリアの工夫次第ですっきり&使いやすい洗面所にすることはできます。これからご紹介する4つのポイントをもとに、改めて洗面所インテリアを整えてみてはいかがでしょうか。
すっきり&使いやすい洗面所インテリア4つのポイント
1.モノを厳選して置き過ぎない
限られたスペースにいくつもの役割を持つ洗面所は、「モノの厳選」が欠かせません。水回りで必要なモノや浴室・洗面所で使うモノはどれもこれも置いておきたくなりますが、モノを極力減らして「本当に必要なモノだけ」に絞ることが大切です。
その時、残す目安になるのは以下のポイントです。
・歯ブラシや歯磨き粉、ハンドソープなど洗面台まわりで使うアイテム
・タオルやバスタオルのストック
・洗濯用洗剤や洗濯用品
歯ブラシやハンドソープなど洗面台まわりに常時置くモノは厳選するとすっきりとした印象に。ストック品などは洗面台下などに隠して収納するとよいでしょう。細々としたアイテムはデザインのよいカゴやトレイなどにひとまとめにすると使いやすくなります。
上記のように必要最低限のモノだけを洗面所に残すと、限られた収納スペースでもゆったりとしまうことができます。それぞれの枚数やストック数はそれぞれ+1を目安にしつつ、家族の人数や使用頻度に合わせて調整してみてください。
2.生活感の出るアイテムは「見せない」工夫を
洗濯機まわりに置くアイテムは種類が多く、生活感が出やすくなります。洗剤や柔軟剤などは、見えても美しいパッケージに変えるか、ファイルボックスなどにまとめて「隠す収納」にするとすっきり。
ハンガーや洗濯ばさみなどの洗濯用品も、白で統一する、デザインのよいアイテムを選ぶなど工夫をすれば「出したまま収納」してもインテリアになじみます。
隠す収納を取り入れる場合は、移動可能なキャスター付きワゴンにまとめたり、洗濯用品などをまとめるボックスやカゴを使ったりすると出し入れしやすくなります。
3.モノをつめ込み過ぎず「余白」をつくる
収納を美しく見せるコツは、「余白をつくること」です。モノをつめ込みすぎず、ゆとりのある配置にするとひとつひとつのモノが際立ち、すっきりと見えます。
また、どこに何があるのかもわかりやすくなるので、主に収納をする人だけでなく、家族全員が使いやすくなることでしょう。
4.床にモノを置かない&デッドスペースを活用
限られたスペースを広々使うためには、できる限り「床にモノを置かない」ことがポイントになります。床が多く見えると、空間は広く感じられます。そのテクニックをぜひ洗面所でも生かしてみましょう。
収納家具を増やしてモノが全て収まっても、洗面所が狭くなっては本末転倒。結局は使いづらさに繋がります。そうならないためには、「吊るす収納」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
デッドスペースに突っ張り棒や突っ張り棚を設置したり、使用していない壁にフックやバーを取り付けたりして、洗濯用品やタオルなどを収納します。
突っ張り棒にフックを付けて、さらにカゴを吊るしてタオル収納にしたり、お子さんのお風呂場のおもちゃを収納したりすれば、出し入れしやすいだけでなく、通気性もよくなり一石二鳥です。
快適な洗面所から1日をスタートしよう
洗面所が美しく使いやすい空間になれば、1日のスタートも気持ちよく過ごせそう。湿気によるカビや汚れが溜まりやすい場所だからこそ、こまめな掃除がしやすい空間にしたいですね。
あなたもぜひ、すっきりと気持ちの良い洗面所をつくるアイデアとしてご参考になさってはいかがでしょうか。