素敵に飾るコツは?【部屋別】ディスプレイ5つのポイント
家族が集まるリビングやダイニング、住まいの顔とな玄関などは、住む人の好みや個性を表現できる場所。インテリアにもこだわりたいですよね。そのフォーカルポイントになるのが「ディスプレイ」。素敵に飾る5つのポイントをおさえれば、部屋の印象は大きく変わるはずです。
部屋の「ディスプレイ」は少し難しい?
人の視線が集まる「フォーカルポイント」をつくると、住む人のこだわりや個性を演出することができます。そのひとつが「ディスプレイ」です。
ショップやカフェなどで見られる、小物や植物などを組み合わせてつくられた「見せ場」は、住まいにも取り入れたいアイデアです。
でも、何をどのように飾れば素敵に見えるのかわからない…そう感じたことはありませんか。そんな時には、これからご紹介する5つのポイントを意識してみましょう。ディスプレイは少し難しい、と感じ垂れていた方も、きっと気軽にトライできるはずです。
【部屋別】素敵に飾るディスプレイ5つのポイント
1.【リビング・ダイニング】ディスプレイのポイント:くつろぎ感を大切に
リビング・ダイニングは家族のくつろぎの場所。格調高いクラシカルなテイストよりも、温かみのあるくつろぎ感を演出するディスプレイをめざしたいところ。植物を多く取り入れ、みずみずしさを活かしたディスプレイを楽しんでみてはいかがでしょうか。
たとえば、グリーンを窓辺に吊るしたり、キャビネットの上に小物と小さな鉢植えを置いたりと高低差をつけて飾るのが素敵に見せるコツ。
また、気軽にフォーカルポイントをつくるなら、チェアやスツールを台にしてクッションやファブリックを掛けておくだけでも絵になります。目にするだけでほっと和むような優しい雰囲気を意識して飾ってみましょう。
2.【キッチン】ディスプレイのポイント:飾りながら収納する
食事をつくるキッチンは、「清潔感」を第一に考えてディスプレイをしたいもの。見せる収納と隠す収納を上手に使い分けて、すっきりと整えたい場所です。
毎日使うモノは、しまい込まず吊るす収納にしてディスプレイの一部に。飾りながら収納することで、調理器具のお手入れにも力が入りそう。手に取りやすいので、調理の時短にも繋がります。キッチンディスプレイは、モノを置き過ぎないのが美しく見せるコツ。キッチン家電や調理器具などもデザインにこだわり、それぞれの使いやすい場所に厳選して飾りましょう。
3.【玄関】ディスプレイのポイント:高級感もプラスして
玄関は、人の出入りが多い場所。住まいの顔ともなる場所なので、すっきりと清潔感のある空間を意識しましょう。色数を絞りインテリアのテーマを決めて飾ると、世界観のあるディスプレイに。高級感のあるアイテムも映えるので、ディスプレイコーナーをつくりギャラリーのように飾ってみては。上から見たり前から見た時に三角形になるように飾ると、洗練された印象に仕上がります。さらに、スタンドライトなど小さな照明やスポットライトなどでディスプレイを照らすと、ドラマティックな雰囲気を演出できますよ。
4.【寝室】ディスプレイのポイント:リラックス感を演出
寝室は、身体を休めるための場所として「リラックス感」を演出することがポイントになります。モノも少なめにして眠ることに集中できる空間づくりを意識してみてください。ベッドサイドにはテーブルライトなどを置いて温かみのある光を取り入れるのがおすすめ。シェードを通して届く暖色系の光は、心和む雰囲気を演出します。アートを飾るなら、トーンを抑えたシンプルなものを。静物画や動植物、抽象画など主張の少ない優しい印象のものを選ぶとよいでしょう。
5.【サニタリー】ディスプレイのポイント:ミニマムに飾る
清潔感を大切にしたいサニタリーのディスプレイは、厳選して「ミニマム」に飾ることがポイント。狭い空間であることも多く、飾る過ぎると雑然と見えてしまいがちです。小さな飾り棚や洗面台の脇に植物をプラスしたり、小さなグラスに花を挿したりしてミニマムに植物を取り入れるのも素敵。生活感の出る日用品は、インテリアに合うカゴなどにまとめて隠す収納を徹底すれば、美しい空間が保てます。
ポイントをおさえればディスプレイが楽しく
部屋にフォーカルポイントをつくり、暮らしを楽しく演出してくれるディスプレイ。目にするだけでほっと心が和むような場所があるだけで、住まいにより愛着が湧きそうですね。あなたもぜひ、部屋別のポイントをおさえてディスプレイを楽しんでみてはいかがでしょうか。