リゾート風インテリアにつくる「キッチンスペース」5つのポイント
リゾートのようなお部屋を目指すとき、生活感のでやすいキッチンをインテリアになじませるのは難しいもの。どうしても暮らしの香りがする場所ですが、ポイントをおさえれば洗練された雰囲気をたもつことはできます。生活感をおさえたキッチンを目指す方、ぜひチェックしてみてくださいね。
生活感の出やすいキッチン、リゾート風にできる?
毎日の食事をつくるキッチンは、生活感の出やすい場所。昔は家の奥にひっそりとつくられていたキッチンですが、最近ではインテリアを楽しむ場所のひとつとして家の中心に配置されることが多くなっています。
とはいえ、リゾートのような洗練された空間にキッチンをなじませるのは難しい…と感じていませんか。そんな時には、これからご紹介するポイントをおさえながら、キッチンインテリアを整えてみてください。きっと、目にするたびに嬉しくなるような素敵なキッチンスペースになるはずです。
リゾート×キッチンインテリア。美しく使いやすい5つのポイント
ポイント1:オープンなキッチン
キッチンとダイニングがつながる「オープンなキッチン」は、調理する人と家族がコミュニケーションをとりやすい開放感が魅力。ダイニングとキッチンの間に遮る壁などがないため、以下のようなメリットがあります。
・料理をしていても、家族との距離がぐっと縮まる
・お子さんが遊んでいる様子を見ながら家事がすすむ
・お子さんへの声掛けがしやすい
・距離が近いため、できたての料理をアツアツのまま運べる
キッチン横にダイニングテーブルを置くと、キッチンスペースとダイニングが一体化するため、調理の作業台としても使えるようになり便利。限られた空間を有効活用することができます。
ポイント2:カウンターテーブルを上手に使う
キッチンカウンターは、キッチンのなかでも絶好の「見せ場」。生活感をおさえ、アイキャッチにすることでリゾート感のあるラグジュアリーな雰囲気を演出できます。以下のように吊り下げるタイプのペンダントライトにこだわったり、周りをアートやインテリアグリーンなどで彩ったりと「魅せる」ことにもこだわってみてください。
・ライティングレールを設置すれば、照明デザインが豊かに
・ペンダントライトは、小さめのものを複数並べて多灯づかいに
・アートはフレームに入れてラグジュアリー感を高めて
・インテリアグリーンを添えてみずみずしく
ポイント3:隠す収納と見せる収納を上手に使い分ける
キッチンでは、見せる収納と隠す収納を上手に使い分けることも大切なポイント。頻繁に使う食材や調味料は、見えても素敵なデザインの保存容器に移し替えれば出したままでもインテリアとしてなじみます。また、お気に入りの食器や調理器具を飾りながら収納するのも素敵。しまい込んでいるなら、ぜひ見せ場をつくってあげてください。以下を意識しながら、キッチン収納を見直してみてはいかがでしょうか。
・調理器具や調理家電はデザインの良いモノだけを見せて収納
・頻繁に使うマグカップやグラスは、吊るしたり並べたりして飾りながら収納
・細々とした雑貨類や食材などは、デザインが素敵なボックス収納に
・ボックス収納は、カテゴリ別に分けラベリングを
ポイント4:白を基調とした色の統一
リゾート感のあるキッチンにぴったりの色は、白。白で統一することで、モダンにしあがるだけでなく、広く見せたり明るく見せたりすることができます。また、清潔感も演出できるため日々の食事をつくるキッチンのベースカラーとしてもぴったり。鏡面仕上げの光沢のある素材感なら、よりラグジュアリーでモダンな雰囲気を引き立てます。
少し個性をプラスするなら、写真のようにスチールや木などで質感の異なる素材を組み合わせてみては。異素材をミックスすることで、インテリアに奥行きが出て住む人の個性が演出できることでしょう。
ポイント5:インテリアグリーンをアクセントに
キッチンのそばにはシンボルツリーとなるグリーンを添えて、空間にみずみずしさをプラス。リゾート感にこだわるなら、透明感のあるガラス花器にグリーンを挿すだけでも雰囲気が出ます。また、調理に使えるミニ野菜やハーブの栽培をキッチンカウンターで楽しむのも良いですね。
リゾートホテルのようなインテリア、キッチンも素敵に
リゾートホテルのような空間にキッチンのイメージは浮かびにくいものですが、ホテルのレストランやカフェなどのインテリアは参考になるのではないでしょうか。住まい全体のイメージをくずさない、生活感を抑えたキッチンスペースがあれば、料理をする時間もより楽しくなりそう。気分が上がる素敵なキッチンづくりのご参考になりますように。