狭い部屋でもコンパクトだから置ける!ダイニングテーブルの選び方
部屋のスペースに余裕がない場合、ダイニングテーブルを置くことを躊躇ってしまう方は多いのではないでしょうか。ですが、ダイニングテーブルは食事の時間を快適にしてくれる家具であることは間違いありません。そこで今回は、狭い部屋でも置くことができる「コンパクト」なダイニングテーブルの選び方をご紹介します。限られた空間でも快適に暮らす、家具選びのヒントになりますように。
わが家に「ダイニングテーブル」は必要?
ダイニングテーブルを置くことで部屋が狭くなる、ダイニングセットは高額なアイテムが多い、選び方が難しい…などの理由から、ダイニングテーブルを取り入れるかどうか迷う方は多いかもしれません。ですが、ダイニングテーブルを置くことで、このようなメリットがあります。
・ラクな姿勢で過ごせるため、食事がしやすい
・食事以外の用途にも使える(ワークスペース、スタディスペース、趣味スペースなど)
・インテリアがおしゃれになる
ダイニングテーブルのある暮らしのメリットは、何と言っても食事のしやすさ。ローテーブルで食事をするよりも、椅子に座りラクな姿勢で食事をできるため、幅広い世代の方にとってあると便利な家具と言えるでしょう。
また、食事以外にもお子さんがリビング学習をするスペースにしたり、一時的にノートパソコンを置いてワークスペースにしたりと多彩な使い方があります。素材やデザインも種類が豊富であるため、インテリアをよりおしゃれに演出するアイテムとしても活躍することでしょう。
反面、ダイニングテーブルの素材やブランドによっては高額であったり、大きなサイズを選ぶと部屋を狭めてしまったりとデメリットも…。暮らしづらくなった…と後悔しないためにも、狭い部屋に置く場合はポイントをおさえながら選んでみましょう。
狭い部屋の「ダイニングテーブル」を選ぶポイント
1.正方形または長辺が短めの長方形天板に
狭い部屋にコンパクトにダイニングテーブルを置くなら、正方形の天板を選ぶのがおすすめ。テーブルの周辺は、動きやすさを考慮して最低でも80cm程度のスペースを確保するとよいでしょう。ダイニングチェアの出し入れのしやすさや周辺の通路の通りやすさも考慮すると、さらに60cm程度のスペースを取れれば理想的です。
長方形の天板が好みの方は、長辺が短めのタイプを選ぶと幅を取らずすっきりと配置することができます。できるだけ床を多く見せて広々とした空間をつくりたい場合は、短辺側を壁に付けるとよいでしょう。
2.円形の天板は、できるだけコンパクトなものを
部屋のどの場所に置いても絵になる円形天板のダイニングテーブル。直径ができるかぎり短いコンパクトなサイズ感を選ぶのがおすすめです。長方形や正方形のようにチェアを置く位置が決まっていないため、空間に合わせて自由な発想でダイニングセットを配置することができますよ。
3.天板デザインに迷ったら楕円形を
長方形と円形のメリットがひとつになった楕円形の天板。円形の柔らかな印象とすっきりとした長方形の佇まいを兼ね備えたダイニングテーブルです。角のないダイニングテーブルをお探しの方、優しい雰囲気のインテリアが好みの方におすすめです。
4.伸長式なら人数が増えても安心
テーブルの天板が広くなる伸長式なら、ダイニングテーブルを使う人数が増えた時にも安心です。普段はコンパクトに設置できますが、使用したい時だけ天板を広げることができるのが魅力。部屋を広く使いたい、でも小さすぎるダイニングテーブルでは来客時が心配…という方におすすめのタイプです。
狭い部屋でも快適に使える「ダイニングテーブル」を
LDKの間取りは一体感があり、空間をフレキシブルに使えるのが魅力。ですが、くつろぎの場と食事の場をゆるやかに分けることで、より暮らしやすくなります。ですが狭い部屋では、このようにゾーニングすることに躊躇ってしまうこともありますよね。
ご紹介したポイントを押さえつつコンパクトで機能性のあるダイニングテーブルを選べば、お悩みが解決するかもしれません 。ダイニングテーブル選びに迷っている方は、ご参考にしてみてはいかがでしょうか。