【屋上テラス】屋上テラスでも活躍。ホーロー鍋の選び方、使い方
屋上テラスでホームパーティをする時、並べるだけで絵になるのが「ホーロー鍋」。煮込み料理やカレーなど、あったかメニューが気軽に美味しくできる人気の調理器具です。これから1つ目を選ぼうと考えている方、もうひとつ買い足ししたいと思っている方など、何を選ぼうかとお悩みならこれからご紹介するポイントをご参考になさってはいかがでしょうか。
屋上テラスでも使いたい、魔法の「ホーロー鍋」
鉄やアルミなどにガラス質の釉薬を焼き付けてコーティングした「ホーロー鍋」を使った料理は、何だかいつもよりもずっと美味しく感じるもの。その仕上がりの違いからファンの多い鍋が「ホーロー鍋」です。
じっくりと火を通すことで美味しくなる、まるで魔法のお鍋、あなたも一度は気になったことがありませんか。
ホーロー鍋の特徴
ホーロー鍋の特徴には、このような特徴があります。
・腐食しにくい
・におい移りがしにくい
・保温性が高い
・耐摩耗性がある
・「空焚き」をしてはいけない。
※ガラス部分が剥がれ落ち、使えなくなることがある
・じっくりと火を通すことで、素材本来の味が楽しめる
お好みの具材や調味料をくわえてコトコト煮込むだけで、素材の味わいが際立ちおいしく仕上がるホーロー鍋。見た目も可愛らしくおしゃれなデザインのものが多いため、屋上テラスのホームパーティにもぴったりですよ。
ホーロー鍋の選び方
サイズを選ぶ
ホーロー鍋を選ぶ目安になるのは、サイズ。家族の人数や作りたい料理のメニューなどの合わせて選びます。どのサイズがよいのか迷ったら、まずは使いやすい20cm程度のラウンド型を選びましょう。小ぶりなので持ち運びがラクで、お手入れもしやすいでしょう。
デザインで選ぶ
普段使いしやすい円形のお鍋は「ラウンド型」、長い野菜や魚を一尾そのまま調理するなど大きな食材を使う時に役立つのが楕円形の「オーバル型」です。オーバル型はラウンド型に比べて高さが低いタイプもあるため、料理がサーブしやすく使いやすいと感じる方も多いのではないでしょうか。
ブランドで選ぶ
ホーロー鍋の代表的なブランドはいくつかあります。ホーロー鍋選びに迷ったら、長い歴史のある有名ブランドから選ぶのもひとつの方法です。
・STAUB(ストウブ)
世界中のシェフにも愛されるフランスの伝統的な鋳物鍋「STAUB(ストウブ)」。エマイユ(ホーロー)加工を施した鍋で、蓋裏にある小さな突起は「ピコ」と呼ばれています。蒸気がこのピコを伝って食材に降り注ぐことで、料理がより美味しくなります。
・Le Creuset(ル・クルーゼ)
キッチンに置いておくだけでも絵になる、おしゃれなホーロー鍋が「Le Creuset(ル・クルーゼ)」。鋳物ホーロー鍋のパイオニアとして知られ、100年以上の歴史があります。
シックな色合いだけでなく、パステルカラーやヴィヴィッドカラーなどフォトジェニックな見た目で人気の鍋です。ドーム型のフタによって、食材の内側からじっくりと加熱されるのが美味しさのポイント。煮込み料理だけでなく、蒸し野菜も甘みが増し美味しくできるので手軽にたっぷりと野菜を摂ることができそう。
・野田琺瑯
ホーロー鍋は欲しいけれど、その重さがちょっと…と敬遠する方も多いのでは。そんな時には、「野田琺瑯」のキャセロールがおすすめです。保温性に優れているのはもちろん、比較的軽量なホーロー鍋なので、取り扱いがしやすいのではないでしょうか。
ホーロー鍋の使い方
無水調理・蒸す
鋳物ホーロー鍋と言えば、無水調理を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。水を入れなくても食材の水分だけで調理できるため、食材の旨味や甘みを存分にいただくことができます。カレーはもちろん、野菜だけを入れて温野菜をつくるのもおすすめ。蒸し野菜がお好きな方は、手放せなくなることでしょう。
ソテーする
熱伝導がよい鋳物ホーロー鍋は、「ソテー」も試したい調理方法のひとつ。お肉を蒸し焼きにすればふっくらと柔らかくなり、家族が喜ぶメインディッシュになることでしょう。
揚げる
少し意外にも思えますが鋳物ホーロー鍋は、素材の特性から揚げ物にも向いています。温度変化が少なく一定の温度を保ちやすいため、おいしい揚げ物メニューがつくれることでしょう。
煮込む
カレーやスープなど、食材を入れてコトコト煮込むだけで美味しくなるのが鋳物ホーロー鍋の醍醐味。屋上テラスにそのまま持ち込む時にも、保温効果のホーロー鍋が活躍します。
ホーロー鍋であったかおしゃれな食卓に
ホーロー鍋はデザイン性もよく食卓に映えるだけではなく、料理を美味しくしてくれる秘密がいっぱい。1つ持っておくと料理の幅が広がり、屋上テラスでの食事にも役立つことでしょう。ぜひ、お好みのタイプを探してみてはいかがでしょうか。