本当にその家具は必要?後悔しない「家具選び」の4つポイント
ソファやベッドのような大型家具は、一度その場所に置くと気軽に動かしたり買い替えたりするのが難しいアイテムです。だからこそ、後悔しない家具選びをしたいですね。今回は、部屋を快適に使うための「家具の選び方」をご紹介します。
後悔しない家具選びの鍵は「必要かどうか」
大型家具は、動かしにくい、買い替えにくいなどの理由から小さな雑貨と比べて、より慎重に選びたいアイテム。後悔しない家具選びの鍵は、「 本当に必要な家具だけを見極めること」です。不要な家具まで置いてしまうと、部屋が狭くなったり、空間を有効に使えなくなったりと暮らしにくさに繋がることもあります。
本当に必要な家具を選ぶコツは、くつろぎ方、食べる場所や人数、寝室の環境や寝具のスタイルなどをしっかりと把握すること。改めて家族で日々の暮らしを振り返り、その上でどの場所にどのような家具が必要なのかを検討してみてはいかがでしょうか。
後悔しない「家具選び」の4つのポイント
1.部屋の広さや用途に合ったサイズを選ぶ
どんなにデザインや素材が気に入っていても、部屋の広さや用途に合ったサイズでなければ、使いづらい家具になってしまいます。
家具そのもののサイズ、部屋の広さに合わせた置けるサイズ、そして動作スペースも考えながら選んでみてください。以下が主な動作に必要なスペースです。
・人が正面を向いて移動するための通路幅:55~60cm
・ダイニングセットやソファのまわりの通路幅:チェアの背もたれまでの幅+60cm程度
・ベッドまわりに必要なスペース:ベッドサイドから壁まで65cm程度、足元50cm程度
2.インテリアのテイストに合う家具を選ぶ
部屋のインテリアをセンスよくまとめる鍵になるのも家具選び。全体のテイストに合わせた色や素材、デザイン選びが大切です。たとえば、シンプルでナチュラルなインテリアがお好みなら、無駄をそぎ落とした装飾のない木製家具、メンズライクなインテリアをお好みならアイアンと木がミックスされた家具などがおすすめ。まずは、インテリアのテーマを決めてから家具選びを始めるとスムーズです。
3.素材や耐久性を確認して選ぶ
家具は、見た目の好みだけでなく、使い心地も快適なものを選びたいですね。たとえば、日々の食事を並べたり、お子さんが勉強をしたりするダイニングテーブルは、水や汚れ、傷に強いのかなど天板の耐久性も重要なポイントになります。
また、引き出し付きの収納家具の場合は、出し入れを頻繁に行ってもレールがしっかりとしているかなどをチェックしたいところ。長く愛用することを考えて、耐久性も意識して選んでみてください。
4.機能性にも注目して選ぶ
家具を長く愛用するという視点では、「機能性」も外せないポイントです。丈夫でシンプル、そして機能性、汎用性のある家具は、ライフスタイルが変化しても使い続けることができます。ダイニングテーブルの天板が伸長する、ベッドが2台繋げられたり、分割できたりするなど、機能的な家具が多数展開されているので改めて注目してみてはいかがでしょうか。
納得できる「家具選び」で暮らしを豊かに
決して安い買い物ではないからこそ、慎重になる大型家具選び。ですが、ポイントをおさえて納得のいく家具選びをすれば、より長く愛用できるお気に入りになることでしょう。ぜひ、家具に後悔しないためにもご参考になさってはいかがでしょうか。