家の外構工事の前に知っておきたいこと|外構工事の基礎知識も解説

コラム

外構は家の外観や印象を左右する重要なポイント。見た目だけでなく住みやすさや防犯面にも関係するため、一戸建ての購入時は間取りとともにこだわりたいところです。今回は外構の種類や主な項目、費用相場、よくある失敗を防ぐコツを紹介します。

家の外構とは?メリット・エクステリアとの違い

外構とは、家の敷地内に設置する構造物のこと。門扉や玄関アプローチ、堀・フェンス、ガレージなどが該当します。

外構は家の外観や印象を左右するだけでなく、プライバシーの確保にもつながります。外構工事をやっていない家は、やっている家と比較すると見栄えや防犯面で劣りやすいと言えるでしょう。

なお、外構と似た言葉に“エクステリア”がありますが、意味は少し異なります。外構は家の構造物を指し、エクステリアは外構工事によってつくられた空間や、装飾のことを指すのが一般的です。

家の外構|工事前に知っておきたい2つのこと

家の外構工事は、計画のタイミングと地域の規定を意識することが大切です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

家の外構工事は早い段階から計画する
家の購入時は、室内の間取りばかり気にしてしまいがちです。しかし、外構の配置も住みやすさを左右するポイントの一つ。

家の外と室内、両方の動線に合った配置にすることが大切です。外構は後から変更、工事するのが難しいこともあるため、間取りと同じタイミングで計画を始めましょう。

地域によっては外構に関わる規定がある
外構工事は、建築基準法や耐震改修促進法施行令といった法律の順守が求められますが、基本的には施工会社に任せておけば問題ありません。

注意したいのは、景観に関する条例です。地域によっては町の景観や緑を守るために、地区計画や建築協定が定められていることがあります。

地区計画は区市町村が定めた計画です。家の建築に制限をかけることで理想の町づくりを進めます。屋根の色や外壁の材料、壁面の位置など、細部まで制限がかけられていることもあります。

一方、建築協定は土地の所有者同士が定め、知事や市長の認定を受けた協定です。地区計画と同様、建築物の構造や色彩などに制限があります。

一戸建ての購入や外構工事を考えた際は、地域の条例の有無も確認しておきましょう。

家の外構|3つの種類

外構には「オープン外構」「クローズ外構」「セミオープン外構」の3種類があります。それぞれ特徴やメリット・デメリットは異なるため、どれが自分たち家族に適しているか考えてみましょう。

1.オープン外構

<メリット>
・日当たり、風通しが良い
・活用できるスペースが広がる
・設置物が少ない分、工事費用を抑えられる

<デメリット>
・道路から丸見えになってしまう
・歩行者が敷地内に入り込む恐れがある

2.クローズ外構

フェンスや堀、門扉などで家全体を囲むタイプです。道路との境界線が明確で、歩行者の入り込みや子ども・ペットの飛び出しを防げます。

<メリット>
・道路から敷地内の様子が見えない
・プライバシーを確保できる
・重厚感や、落ち着いた印象を与えられる

<デメリット>
・中の様子が見えない分、空き巣に狙われやすい
・使用する建材が多い分、工事費用が上がる

3.セミオープン外構

一部にフェンスや堀を立て、その他は開放的なデザインにする、オープン外構とクローズ外構の良いとこ取りをしたタイプ。例えば、人に見られたくない玄関には堀を設置し、庭や駐車スペースはオープンにするデザインが考えられます。

<メリット>
・プライバシーの確保と開放感を両立できる
・外構のデザイン幅が広い
・クローズ外構より工事費用を抑えられる

<デメリット>
・クローズ部分は死角になるため、防犯面に注意が必要
・オープン外構よりは工事費用がかかる

家の外構|主な項目と費用相場

家の外構は複数あり、作業項目によって工事費用は異なります。

<主な項目>
・門柱・門扉
・玄関アプローチ
・塀・囲い・フェンス
・ガレージ・カーポート
・照明・ライト

おしゃれ・かわいい外構デザインを予算内で実現するため、工事費用の目安を把握しておきましょう。ここでは外構工事の項目ごとの特徴と、費用相場を紹介します。

門柱・門扉
道路と自宅の境界線である、エントランスに設置する門です。

門扉は両開き・片開き・スライド式と種類があり、錠の形状も豊富です。素材は錆びにくいアルミ製がよく使用されます。

門柱は門扉の隣に設置される構造物で、インターホンや表札などが組み込まれます。デザインによっては、ここに照明を設置することも可能です。

<工事費用の目安>
15~30万円

玄関アプローチ
玄関アプローチは、エントランスから玄関までの通り道のこと。形状や装飾など、デザイン性にこだわれる部分でもあります。横に花壇を設置したり、砂利を敷いて見た目や防犯面を高めたりと、アレンジの幅が広い工事項目です。

<工事費用の目安>
20~50万円

塀・囲い・フェンス
プライバシーの確保に加え、道路や隣家との境界線を明確にする役割も担う外構です。アルミや木製、すりガラスタイプのフェンス、ブロック壁、土壁、生垣など、囲いの種類は豊富です。

<工事費用の目安>
20~100万円

ガレージ・カーポート
駐車スペースには、車の他にバイクや自転車を置くこともあります。カーポートやガレージの設置、コンクリート舗装などの工事が必要です。

<工事費用の目安>
・カーポート:20~50万円
・ガレージ:100~250万円

照明・ライト
玄関や門柱に設置された照明は、自宅を明るく照らし防犯性を高めます。玄関アプローチに設置すると足元が照らされ、夜間でも歩きやすいでしょう。

その他、シンボルツリーに照明を設置すれば、外観のおしゃれ度が高まります。

<工事費用の目安>
10~20万円

家の外構|工事の流れ

家の外構工事は、ハウスメーカーや工務店に依頼すると、外構工事業者を探す手間が省けます。

<工事の流れ>
1. 外構のプラン作成、見積もりを依頼する
2. 詳細な打ち合わせをする
3. 外構工事の契約を結ぶ
4. 建物の後に外構の工事が始まる
5. 工事が完了したら仕上がりを確認する
6. 家の引き渡しを受ける

ハウスメーカーや工務店に家全体の設計・工事を任せると、建物と外構が統一感のある仕上がりに。定期的なメンテナンスやリフォームなど、完成後のフォローも安心です。

家の外構|工事でよくある失敗を防ぐコツ

外構は完成後に「ああしておくべきだった…」と後悔する人が多い部分。使い勝手やプライバシー、防犯面でよくある失敗と対策を紹介します。

駐車場が狭い・使い勝手が悪い
所有している車と駐車場のサイズが合わないと、駐車に時間がかかったり、視界の悪い夜間や雨の日にぶつけてしまったりと、出し入れの度に苦労することがあります。

また、駐車スペースが狭いと自転車やバイクを置けないことも。駐輪スペースを設けるために車を端に寄せると、さらに出し入れが難しくなってしまいます。

<対策>
所有している車と、必要な駐車スペースの広さを確認した上で、外構工事のプランを組みましょう。車だけでなく、家族の自転車やバイクの数も把握しておくことが大切です。

玄関ドアを開けると室内が丸見え
オープン外構の場合、ドアを開けると家の前の道路から室内が丸見えになってしまうことがあります。出入りする度に人の目が気になることで、ストレスが溜まることも。

<対策>
外から室内が見えないようにするには、フェンスや堀の設置が有効です。クローズ外構か、セミオープン外構を選択すると良いでしょう。

家の前が真っ暗で危ない
自宅周辺に街灯がないと、夜になると周囲が真っ暗に。外構に照明がないと安全面や防犯面で危険です。

<対策>
外構工事の際は、エントランスに照明を設置しましょう。周囲の暗さに応じて、照明の数を増やすと防犯性能が高まります。人が通った時に明るくなるセンサーライトも効果的です。

アイム・ユニバースの外構について

アイム・ユニバースは、リゾートのような特別な時間を過ごせる家「&RESORT HOUSE」を手がけているハウスメーカーです。住みやすく、家族みんなが安心できる家がここにあります。

外構工事は契約のタイミングによるものの、リクエストがあれば対応可能です。ぜひ一度ご相談ください。

外構にもこだわって、納得のいく家づくりを

 

外構工事を考える際は、まず「オープン外構」「クローズ外構」「セミオープン外構」のどれにするか考えましょう。その上で、どんな外構を設置するのか、デザインや費用と相談しつつ決めていきます。

また、外構はデザイン性にこだわりつつ、家族の安心を守れる配置にすることが大切です。どんな外構が良いか家族で相談して、納得のいく家づくりをしてくださいね。

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