洗濯をラクに楽しく。「ランドリースペース」の収納&インテリアの整え方

コラム

限られた空間だからこそ、快適に使いたいのがランドリースペース。洗面所のなかにつくられることの多いこの場所は、「シンプルなインテリア」にまとめるのがおすすめです。今回は、インテリアの視点からも素敵なランドリースペースの収納アイデアをご紹介します。

 限られた空間を有効に使いたい「ランドリースペース」

 ランドリースペースには洗濯機をはじめ、洗剤や柔軟剤、洗濯物を干すグッズなどさまざまなモノが溢れています。一つひとつを工夫して収納しなければ、使いづらいだけでなく生活感が出過ぎてしまい見た目もよくありません。

日々の暮らしに欠かせない家事だからこそ、少しでも快適になるようインテリアを整えてみませんか。ランドリースペースという限られた空間を有効活用するアイデアをご紹介します。

「ランドリースペース」が使いやすく素敵になる収納アイデア

1.モノを見直し厳選する

限られたスペースにたくさんのモノが溢れがちなランドリースペース。つい洗剤や日用品のストックなどを置きたくなりますが、すぐに使わないモノはできるだけ別の場所に収納するのがおすすめです。また、長く使っていないモノや壊れているモノなどを改めて間引くと、ランドリースペースがすっきりとします。モノを見直して厳選することから始めてみてはいかがでしょうか。

2.白にこだわる

生活感の出やすいランドリースペースを洗練された雰囲気に導くのは「色づかい」です。洗濯用品をできるだけ「白」で統一するだけで、見た目が美しく整った印象になります。

白はシンプルなインテリアをつくるだけでなく、清潔感や空間を広く見せる効果が期待できます。汚れも目立ちやすいため、こまめな掃除をする習慣づけにも繋がりますよ。

3.見せる収納は「デザインのよいモノ」「使い頻度の高いモノ」

収納は大きく分けて「見せる収納」と「隠す収納」に分けられます。見せる収納に向くのは、 「使う頻度の高いモノ」や目にして嬉しくなるような「デザインのよいモノ」です。

ピンチハンガーやハンガー洗剤のボトルなど、置くモノを厳選してお気に入りのランドリーグッズを飾りながら収納してみましょう。

4.隠す収納は「ファイルボックス」「カゴ」でカテゴリ分けを

パッケージが派手なもの、インテリアに合わないモノといった「生活感が出てしまうモノ」はできるだけカゴやファイルボックスで隠す収納をしてみてください。それだけで、限られた収納スペースに統一感が生まれ整って見えます。

しまうモノはグループ分けをしてどこに何があるのかわかるようラベリングを。特に家族で使うモノは、誰が見ても一目瞭然な収納にしておくことが暮らしやすさのコツです。

5.突っ張り棒・突っ張り棚でモノを浮かせる

限られた収納スペースを有効活用したい時に役立つのが「突っ張り棒」「突っ張り棚」です。モノを浮かせることで風通しがよくなり衛生的に保てるだけでなく、目線の高さに収納できるためモノの出し入れがスムーズに。洗濯機置き場の上部は、突っ張り棚を設置するのに絶好の場所。縦の空間を生かして、貴重な収納スペースを増やしましょう。

ランドリースペースを整えて洗濯を快適に

日々の家事のなかでも、洗う・干す・取り込む・たたむ・しまうと工程が多い洗濯。少しでも快適にするためにも、ランドリースペースを整えてみてはいかがでしょうか。モノが厳選され、なおかつ美しく収納された空間なら、少しだけ洗濯がラクに楽しく感じられるかもしれません。ぜひ、快適な住まいづくりのヒントとしてご参考になさってはいかがでしょうか。

伊野奈緒美

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福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

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