鍋・スープや炒めものにも!屋上テラスで白菜メニューを楽しもう
冬の風物詩でもある鍋。そんな鍋の具材として大活躍する野菜と言えば『白菜』ではないでしょうか。白菜は鍋やスープ、炒め物や煮物など、どんな料理にもアレンジできる魅力を持っていますが、冬は特に甘みがありおいしいと言われています。
今回は屋上テラスで過ごす日の食事メニューにもぴったりの、白菜を使った温かおすすめレシピを紹介します!
白菜の旬と栄養について
白菜は11月~2月にかけてが旬の時期です。白菜は日本全国で栽培されていますが、主な生産地は茨城県や長野県で、2つの県が全国の出荷量の半分をしめています。
旬の白菜は結球がギュッと詰まっていて甘味があるのが特徴。巻がしっかりとしていてずっしりと重みがあるものが新鮮な白菜の証拠です。
また、色が濃く外側の葉がイキイキとしたものがおすすめ。白菜を選ぶ際のポイントとして覚えておきましょう。
続いて気になる栄養ですが、白菜は水分が多く低カロリー。主にカリウムにビタミンCが多く含まれています。
カリウムは、血圧が上昇する原因でもあるナトリウムの排出を促す働きがあるため、高血圧の予防にも効果が期待できると言えるでしょう。
加えて、ビタミンCは強い抗酸化作用があり、免疫力を高めると言われています。免疫力を高めることで、ウィルスに対して抵抗力が生まれ風邪が引きにくくなるでしょう。
寒い季節におすすめの白菜レシピ
白菜は異なる食材と合わせても素材の味を邪魔しないのが魅力。肉料理との相性も良いため、さまざまな料理に重宝する野菜のひとつです。
秋冬の寒い季節は、やはり鍋やスープ、炒め物など温かいメニューがおすすめ。食べると体の芯から温まり屋上テラスでの食事にもぴったりですよ。
ここでは、白菜を使ったおすすめレシピを3つ紹介します。
屋上テラスで鍋をするならこれ!『白菜と豚バラのミルフィーユ鍋』
白菜と豚バラのみで、あとは調味料さえあれば作れちゃう、屋外での調理にもおすすめの鍋です。具材の持ち運びも少なくて済むので楽ですよ。
【材料】(4人分)
・白菜 1/4株
・豚バラ肉 400g
~調味料~
・酒 120ml
・しょうゆ 大さじ4
・みりん 大さじ4
・だし(粉末) 大さじ2
【作り方】
①白菜は1枚ずつはがし、水でサッと洗います。水を切った後、豚バラ肉と白菜を交互に重ねていきます。4回分重ねた後、5cm幅に包丁で切り、鍋のふちに沿って敷き詰めていきます。この工程を3~4回くり返しましょう。
②具材を全て鍋に敷き詰めたら、上から粉末だしを振りかけ、調味料を全て加えます。中火にかけ沸騰したら蓋をし、弱火にして煮ていきます。
③10分ほど煮て、豚バラ肉に火が通り、白菜がやわらかくなっていたらできあがり!
このまま食べてもおいしいですが、お好みでポン酢につけて食べるのも良いでしょう。鍋のシメにご飯を入れて雑炊にしたり、うどんを入れたりするのもおすすめですよ。
きのこと野菜がたっぷり入った『白菜のクリームスープ』
生クリーム不使用で作れる、簡単クリームスープ。白菜をはじめ、きのこと野菜をたっぷり入れた、体にやさしい栄養満点スープです。
【材料】
・白菜 1/4玉
・玉ねぎ 2個
・にんじん 1本
・しめじ 1パック
・マッシュルーム 5~6個
・ベーコン 8枚
・牛乳または豆乳 800ml
・コンソメ 大さじ2
・しょうゆ 大さじ1
・塩こしょう 少々
・ドライパセリ 適量
【作り方】
①白菜はサッと水洗いし、短冊切りにします。玉ねぎは薄切り、にんじんはいちょう切りにしておきます。しめじは石づきを取り除いて手でほぐし、マッシュルームはスライスします。ベーコンは食べやすい大きさにカットしましょう。
②鍋を中火にかけ、カットしたベーコンを入れて炒めます。油が出てきたらその他の具材を全て入れて炒めましょう。
③白菜がしんなりしてきたら、牛乳(豆乳)とコンソメを加え、弱火で煮ます。
④10分ほど煮たら、しょうゆを入れ、塩こしょうで味を整え、火から下ろします。器によそってドライパセリを適量散らせば完成!
牛乳または豆乳はお好みで使うと良いでしょう。牛乳や豆乳はどちらも沸騰すると分離しやすいため、弱火でじっくり煮るようにしてくださいね。
屋外でも簡単!『白菜とウインナーのオイマヨ炒め』
「ご飯のお供になるような白菜を使った炒め物が食べたい!」そんな人におすすめのレシピがこちら。ウインナーを使うので下ごしらえも楽々。屋外でも簡単に調理することができますよ。
【材料】
・白菜 1/4株
・ウインナー 8本
・マヨネーズ 大さじ4
・オイスターソース 小さじ2
・黒こしょう 適量
【作り方】
①白菜はサッと水洗いし、長さ4cmほどのそぎ切りに、ウインナーは斜め切りにします。
②フライパンを中火に熱し、マヨネーズを入れ、白菜とウインナーを入れて炒めていきます。
③白菜がしんなりしてきたら、オイスターソースを加えてサッと炒めます。黒こしょうを少々振りかけたら、火を止めて完成!
白菜のしんなりとした食感と甘み、ウインナーの食べ応えにオイマヨソースが相まって、食欲をそそりますよ。ご飯が進むこと間違いなしでしょう。
白菜メニューで冬もぽかぽか!屋上テラスでおいしいひとときを
今回は旬の白菜を使った、寒い季節におすすめのメニューを紹介しました。
調理で余った白菜を保存する場合には、ラップで包んで野菜室に保存し、早めに食べ切りましょう。
カットされていない白菜なら、丸のまま濡らした新聞紙にくるみ、ビニール袋に入れて冷暗所で保存できます。もちろん冷蔵庫の野菜室でもOKです。ちなみに、白菜は縦にして保存することで日持ちすると言われています。
旬の白菜を余すことなく使って、鍋やスープ、炒めものなどさまざまな料理に活用することで、白菜が持つポテンシャルに気づくことでしょう。
ぜひ、この秋冬は屋上テラスで白菜メニューを食べて、温かくおいしい時間に包まれてみてはいかがでしょうか。