オリンピックで人気が上がっているスケボーを屋外でやってみよう!

プライベートスペース

この夏の東京オリンピックから正式種目となったスケートボード。

若い世代の日本人選手が大活躍していましたね。

街なかで見かけていた『スケボー』をスポーツと言う競技としてじっくりと見たのは初めてだったと言う人も少なくなかったようですが、オリンピック種目として決定されて以降、スケートボードの人気は一気に加速しています。

最近は子ども達だけではなく大人の間でもスケートボードを始めてみたいという声が聞こえてきているようですよ。

バランス力が必要とされるスケートボードはインナーマッスルを鍛えられますし、家族で取り組めば親子のコミュニケーションにも役立ちそうですね。

そこで今回は、スケートボードを始めるにあたり、スケートボードの種類や選び方、練習方法を紹介します。

スケートボードの種類と選び方

スケートボードは、ストリート(または別名ショートスケートボードとも呼ばれる)・ミニクルーザー・ロングスケートボードという3つの種類に大きく分けられます。

これはボードの長さや形の違い、また、ウィール(車輪)の大きさや固さの違いによるものですが、これらの違いにより楽しみ方が変わってきます。ちなみにこのボード部分をデッキと呼びます。

では、それぞれの特徴を見てみましょう。

【ストリート】
一般的に最もよく見かけるのがこのタイプで、オリンピック種目にもなりました。街なかやスケートパークで、オーリー(ジャンプ)したりいろいろな技(トリック)を練習したりする姿を見かけたことがあるかもしれませんね。

【ミニクルーザー】
最も小型のスケートボードで、デッキの長さによりペニー(22インチ)またはニッケル(27インチ)と呼ばれることがあります。ほかのスケートボードよりは持ち運びやすく、また、荒い路面でも乗りやすいため、トリックを楽しむ以外にも移動手段としても人気の高いタイプです。

【ロングスケートボード】
スケートボードの中で最もデッキが長くウィールも大きいのがこのタイプ。乗っている感覚がサーフィンに近いため、サーファーやスノーボーダーがオフトレーニングによく使っているのだそうですよ。

《スケートボード、サイズの選び方》

スケートボードではデッキの上に横向きに乗り、足を左右に広げる形でバランスを取らなければなりません。バランスを取りやすい自分の体に合ったサイズを選ぶことは、思わぬ転倒やケガを防ぐためにも重要ですし、早い上達にもつながると言えるでしょう。

ショートボードでは、身長が160cm以下なら29.1インチ以下・170cm以下なら30.7インチ以下・180cm以下なら32.2インチ以下・180cm以上でならば32.2インチ以上のように身長を目安にサイズを選ぶと良いですよ。

また、デッキの幅に関しては、回転系の技(トリック)を練習したい人には7~7.9インチ前後のデッキがおすすめです。

ただし、太いデッキの方が重い分安定感も高く、ジャンプ系の技(トリック)でもデッキをキャッチしやすくなるということも覚えておきましょう。

自宅屋上でもできる初心者の練習

スケートボードを始めようと思ったとき、いきなりスケートパークなどのような練習スポットで滑れるわけではありませんよね。

ここでは自宅で行える「スタンス」の練習と滑る基本「プッシュ」を紹介します。

1.スケートボードに乗る際は、まず利き足を先に前方に置いて、聞き足でない方の足を後からデッキの後方に置きます。そして、膝や足首を上手に使って重心を低く取り、体の軸を意識しながら頭が前後にぶれないようにスタンスを取ります。

2.足を前に向けるように動かしたら、膝と足首を柔らかく使いながら後ろ足を折り畳むようにしゃがみます。頭の位置が前膝の上に来る姿勢を目指しましょう。

まずはその場でできる練習なので、平らであれば広い場所でなくても大丈夫ですよ。怖いと感じる場合は、ストッパーを使ったり、ウィールが動きにくい芝生の上などで始めてみたりすると良いでしょう。

デッキで上手にスタンスを取れるようになったら、凹凸のない広く平らな場所を選び、後ろ足で地面を蹴ってスケートボードを走らせる「プッシュ」を練習です。

地面を蹴るとき体の重心は前膝内側に置き、その上に頭が位置するようにするのがポイント。

後ろ足もボードに乗せた後は、重心を落とし腕も自然に広げてバランスを取りながらそのまま進み、再び地面を蹴って進む動きを繰り返すことで上達していきますよ。

2つの基礎トリック

まっすぐ進めるようになったら、左右に曲がる技(トリック)にも挑戦してスキルアップを図りましょう。最初のステップになるのが以下の2つの技(トリック)です。

・ターン
異動したい方向に体重を移動させることで、カーブを描きながら曲がる方法です。棒立ちにならないようにしっかり腰を落として、顔と前方の肩を進行方向にきちんと向けましょう。

顔と前方の肩を曲がりたい方向に向ける動きに合わせてゆっくりと重心を移動させ、大きな弧を描くことをイメージすると良いですよ。

・チックタック
後ろ足をデッキ後方の反り返り部分であるキックに乗せて、ボードの先端であるノーズを浮かせた後曲がりたい方向に振りながらジグザグに進ませる技(トリック)です。膝を軽く曲げて重心を落とし、ノーズが上がったときも肩は地面に対し平行な状態を保つことを心がけましょう。

重心移動が上手になりこれらの動きがスムーズにできるようになれば、さらなる技の習得も早まると言える程重要な基礎の動きですので、準備運動代わりに杖に取り組むことをおすすめします。

スケートボードの世界を広く楽しもう

人気上昇中のスケートボード。

スポーツとして楽しめるのはもちろんですが、おしゃれなスケートボードはインテリアとしての魅力も持ち合わせていますし、横乗り系として同時にファッションを楽しむこともできるでしょう。

新たなスケートボードのブームに乗って、新しい世界が広がるかもしれませんね。

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