屋上テラス付きのお家は夏本番までにエアコンのメンテナンスがおすすめ!その理由は?

屋上スペース活用

夏の暑さ対策や梅雨時期の湿気対策にエアコンを使う家庭は多いでしょう。

しばらく使っていないエアコンをつけた時、何となく効きが悪いと感じたり、こもった臭いが気になったりした経験はありませんか?

屋上テラスがある家は、屋根がある家よりも温度管理が重要ですので、夏の本格的な暑さの前にエアコンのメンテナンスを行っておきたいところ。

今回は、屋上のある家にとってエアコンのメンテナンスが必要な理由と、自分でできるエアコン掃除の方法をご紹介します。

エアコンメンテナンスで夏を快適に

日当たりの良い屋上は、洗濯物も良く乾くというメリットがありますよね。

けれども反面、断熱施行をしていない場合など、屋上の床は直射日光による熱を帯びやすくなることも。

このような場合、屋上の床=下にある部屋の天井でもあるため、部屋の温度にも多少影響が出てしまいます。

夏場の室内の温度を下げるためにエアコンはとても役立ちますが、エアコンのメンテナンスを怠ると冷房の効き目も落ち、また電力消費が上がってしまうことをご存じの人も多いはず。

夏の本格的暑さを前にエアコンのメンテナンスを行うことが、屋上のある家で夏を快適に過ごすカギになりますよ。

エアコンメンテナンス方法は2通り

エアコンのメンテナンスをする場合、メンテナンスの内容は大きく2つに分けられます。

エアコン外側のプラスチック部分やカバーを開けた時に見えるフィルターの掃除など表面に近い部分のメンテナンスと、エアコンの深層部である機械を掃除するメンテナンスです。

表面に近い部分のエアコン掃除は、特に技術が必要とされるものではありませんので自分達でも問題なくできるでしょう。

しかし、エアコンの深層部にある機械を掃除するには、知識や技術が必要とされますので、自分でやらずにエアコンのメンテナンスを行ってくれる会社に依頼する人が多いようです。

最近は、市販のエアコン掃除スプレーには内部まで掃除できることをうたっているものもあります。

便利なアイテムではありますが、用法を誤って水分をかけてはいけない場所にスプレーしてしまったり、汚れがきちんと取り切れなかった場合にそのままこびりついてしまったりして、故障を招く場合もあるので、十分な注意を払う必要があると言えるでしょう。

【自分でできるエアコンクリーニング】
自分で無理なくできるエアコン掃除は、普段の掃除の延長で行える内容です。ホコリが落ちて床が汚れないように、新聞紙などを敷いておくと、後片付けも簡単ですよ。コンセントを抜いてから掃除することや、脚立など不安定な足元には十分気をつけましょうね。

1.エアコン表面のホコリや汚れ、フロントパネルや吹き出し口付近の汚れ取り
ハンディモップなどでホコリを取った後、固く絞った雑巾で水拭きします。吹き出し口付近で拭きにくい箇所には、割り箸にキッチンペーパーを巻いて輪ゴムでとめた『お掃除棒』を作っておくと簡単です。

2.フィルターのホコリ取り
フィルターをそっと外したら表側から掃除機でホコリを吸い取り、次に裏側からシャワーを強く当てて残ったホコリや汚れを流します。

汚れがひどい場合は、使い古しの歯ブラシなどで優しくこすって落とすと良いですよ。洗った後は水気を拭き取り、風にさらすなどして十分に乾燥させてからエアコンに戻しましょう。

お掃除機能つきエアコンを使っている場合は、フィルター掃除は不要ですが、代わりにダストボックスの掃除が必要になります。ダストボックスのお手入れ方法は機種ごとに異なりますので、説明書に沿った内容で掃除しましょう。

【専門の会社に頼むエアコンクリーニング】
自分達では手が出せないエアコン内部の難しい掃除も、エアコン掃除を請け負っている専門の会社なら、エアコンを分解しながら作業を進めることができますし、高圧洗浄機などを使って汚れや洗剤が残らないようにきっちりと仕上げてくれますよ。

また、エアコン内部まできちんと掃除してもらうことで得られるメリットも多くあります。

メリット1:エアコンの嫌な臭いが消える-エアコンをつけた時に嫌な臭いがするとしたら、汚れやカビによるものです。内部まできれいにすることで嫌な臭いも取れますよ。

メリット2:アレルギーの予防と改善-アレルギーの原因にもなるエアコン内に溜まったホコリやカビを取り除くことで、アレルギーの予防・改善につながります。

メリット3:冷房の効率をアップし、電気代を節約できる-ホコリが溜まった状態では冷暖房の効率が悪く、電力を余分に消費します。エアコン内部がきれいな状態になれば、無駄な電力消費が抑えられ節電もできますし、エアコン自体にも負荷がかかりにくくなりますので、エアコンの寿命を長持ちさせることにもつながるでしょう。

プロに頼む掃除の頻度は1,2年に1回程度が目安とのことなので、これだけのメリットがあるなら、安心できるプロに任せても良さそうですね。

室外機のメンテナンス

エアコンの効き目を気にする時、室内のエアコン本体に注意が集まりがちですが、エアコンが効率よく作動するためには、室外機の働きも重要です。

冷房をつけている時、室内の熱は室外機へと送られ室外機から風と共に外に放出されるのですが、ホコリや汚れで送風が上手くいかなければ、熱を上手く放出できない状態になってしまいます。

室外機周辺に置かれている物をどけたり、枯れ葉や砂埃などの汚れがついていたらきれいに掃除したりして、風通しを良くすることでエアコンの効き目も改善されますよ。

また、室外機が日なたにあると、室外機が熱を帯びやすくなるため、熱の排出効率が下がり、電力消費も上がりやすくなってしまいます。

室外機の排気口をふさがないように気をつけながら、日除けカバーを設置するなどして日陰を作ると、エアコンの働きを助けながら電気代の節約もできるでしょう。

エアコンのメンテナンスは、環境とお財布にも優しい

屋上のある家は天井の日当たりが良い状態とも言えますので、夏本番より前にエアコン掃除を行っておくことが快適に過ごせるカギとなるでしょう。

エアコンの掃除をした後も、家の掃除のルーティーンにエアコン掃除を組み込むことでエアコンの効き目はグンとアップし、家計にも環境にも優しくなりますよ。

自分でできるメンテナンスと、プロのできるメンテナンスを上手く組み合わせて、快適な夏を迎えましょう。

管理人

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