子育て世代、これからの「住環境」選び。3つのチェックポイント
マイホームを考える時、真っ先に思い浮かぶのが「どの街を選ぶか」ということではないでしょうか。快適に暮らしていくためにどんな家に住むかというだけでなく、どんな環境で暮らすかという「街選び」にもこだわりたいですよね。そこで今回は、子育て世代の住環境選びのヒントになる 3つのポイントをご紹介します。
納得のいく住環境を選ぶには、どうしたらいい?
子育て世代のマイホーム計画では、「安全で快適に暮らせる住環境」は外せないポイントではないでしょうか。せっかく気に入った家を見つけても、ライフスタイルに合わない周辺環境だと諦めざるを得ない場合もあります。
気になることを書き出してみよう
小さなお子さんのいるご家庭では、近隣に幼稚園・保育園があるのか、小学校への通学路は安全かなど気になることがたくさん。また、医療費助成があるか、待機児童問題はないのかなど、子育て世代が安心して暮らせる街づくりを推進している自治体かも気になるところです。具体的に街選びをスタートする前に、まずはこのような気になるポイントを書き出してみましょう。こうすることで、頭のなかが整理され「何を重要視して選ぶか」を再確認することができます。
街を歩いてみよう。難しい場合は自治体HPをチェック
住環境選びのスタートは、まず「気になる街を歩いてみる」ことから。実際に足を運んでみると街の様子や住む人の空気感がダイレクトに伝わり、さまざまなことを体感することができます。
でも、気軽に外出がしづらいご時世では、それが叶わないことも。そんな時には、気になる自治体のホームページなどにアクセスして子育て世代へのさまざまなサポート情報をチェックしてみるのもよいでしょう。
それでは、お子さんと暮らす住環境を選ぶポイントをご紹介します。
これだけは押さえたい。「住環境」を選ぶ3つポイント
1.安全な子育て環境か?
街選びで、まずチェックしたいのが「安全性」です。
子育て世代のご家庭にとって、安心して通わせられる幼稚園・保育園・小学校が近くにあるかは重要なポイントになるのではないでしょうか。特にさんがひとりで歩くこともある小学校への通学路、子供だけで集まることも多い公園などが安全であるかはチェックしたいところです。また危険箇所がないか、街灯は設置されているか、大人の目が多くあるかなども併せて見ておきましょう。
未就園児など小さなお子さんのいるご家庭では、ベビーカーでの移動がしやすい安全な歩道があるか、道路は整備されているかも暮らしやすさに繋がる重要なポイントです。
2.家庭のライフスタイルに合う街かどうか?
住環境選びでは、各家庭の家族構成やライフスタイルに合う街かどうかということも重要なポイントになります。通勤や通学の距離だけでなく、「緑の多い街」「賑やかな街」など街の雰囲気がなじむかどうかも大切ですよね。
最近ではリモートワークをするご家庭も増え、必ずしも駅近である必要がないケースも出てきています。「自分たち家族にとって住みやすい環境」を話し合い、どんな街なら快適に暮らせるかを話し合ってみてはいかがでしょうか。
3.暮らしに必要な施設が近隣にあるか?
食材や日用品が買えるスーパー・病院・銀行や郵便局など、暮らしに必要な施設が近隣にあるかも日々の暮らしやすさに大きく関わります。特に予防接種などでも頻繁にお世話になる小児科は、近くにかかりつけを見つけておくと安心です。街のどのあたりに施設が集まっているのか、候補の立地からの距離感なども掴んでおくとよいでしょう。
「アクセスの良さ」だけでなく「暮らしやすい」住環境を
これまでは「駅からのアクセスの良さ」「通勤通学のしやすさ」などが街選びの重要ポイントとして挙げられていました。
でも新しいライフスタイルが浸透しつつある昨今では、リモートワークを快適にできる環境や、人と密にならない環境を求める傾向が高まっているよう。価値観やライフスタイルも大きく変わるなかで、長い目で見て「この街を選んでよかった」と思える選択をしたいですね。子どもと暮らす住環境選びのヒントとして、お役に立ちますように。