自宅の屋上はみんなのキッチン。子どもと一緒に料理をしよう

屋外料理

新緑が美しく、外に出るのも気持ちが良い季節になりましたね。

これからの季節はアウトドアを楽しむ機会が増え、外で料理をする機会も多くなるのではないでしょうか。

それならば、アウトドアの機会を利用して、屋上テラスで子どもと一緒に料理を楽しんでみてはいかがですか?

今回は、子どもと一緒に料理を楽しめるメニューの選び方や、おすすめレシピをご紹介します。

屋上テラスのキャンプ料理で楽しく食育

キャンプをすると、普段の生活にはない体験ができたり、いつもと違った視点で物事を捉える経験ができたりしますよね。

食事に関しても、いつものキッチンで作るのとは異なり、火をおこしたりアウトドア調理器を使ったりするだけでも、子どもにとってはとてもワクワクする体験になります。

普段あまりにも忙しくしていると、子どもが料理のお手伝いをしたがっているときにも、つい「また今度ね」と言ってしまうことがある人も少なくないのではないでしょうか?

料理のお手伝いは食育につながると分かっていても、時間や気持ちにもゆとりがないと、なかなか難しいですよね。

そんなときには、屋上テラスのアウトドア体験を通して、子どもと一緒に料理作りを楽しんでみるのがおすすめです。

アウトドアの雰囲気は気持ちに余裕を生みますし、子どもにとっても屋上テラスは自宅の一部である慣れた環境ですから、初めての料理体験も取り組みやすくなりますよ。

子どもの料理デビュー、メニューはどうする?

では、屋上キャンプで子どもが料理デビューする(始めて料理のお手伝いをする)としたら、どんなメニューにすればよいのでしょうか?

いろいろと考えを巡らせてしまうかもしれませんが、安心してください。あまり考えすぎなくても大丈夫。

普段と同じものでもアウトドアで食べると格別においしく感じるのは、大人も子どもも同じです。さらに言うなら、子どもにとって自分で作ったご飯は、もっとおいしいと感じられるはずですよ。

ですから、最初はこの料理を作るのがベストというものはありません。ただ一つ言うなら、出来上がりをイメージしやすい、子どもが大好きなメニューや、普段食べ慣れた料理にトライするのがよいでしょう。

子どもが大好きなメニューなら、きっと喜んでお手伝いしてくれますからね。

そして、完璧に一品作り上げるのではなくても、ピザの生地をこねる、ハンバーグを成型するなど、料理する工程の一部を楽しめることができればOK。工程の一部を担っただけでも十分『自分で作った』意識が芽生えますよ。

包丁が上手く使えなくても、肉を串にさして大好きな焼き鳥作りはできますし、フライパンを大きく振れる力があればクレープを上手に返すこともできるでしょう。

大好きなメニューの料理に楽しい気持ちで取り組めたら、きっと次につながりますよ。

子どもと料理を楽しむ、おすすめレシピ3選

ベーシックなカレーなら、子どもがメインで料理できますよ。包丁や火などが危なくないように注意しながら、親が近くでサポートしてあげましょう。

【ゴロゴロ具材のトマト缶カレー(4人分)】

材料:豚バラブロック肉 400g,塩こしょう(下味用) 適量,薄力粉(まぶす用) 大さじ2,じゃがいも 3~4個(500g),玉ねぎ 1個(200g),にんじん1本(150g),カットトマト 2缶,水 500cc,カレールー 80g,ケチャップ 大さじ2,中濃ソース 大さじ 2,サラダ油 大さじ2

作り方:
1.野菜の皮をむき、じゃがいもは芽を取り除きます。
2.豚肉と野菜を一口大に切り揃えます。
3.豚肉に塩こしょうで下味をつけ、薄力粉をまぶします。
4.鍋を中火で熱し、サラダ油を引いたら3の豚肉を炒めます。
5.豚肉の色が変わったら、2の野菜を入れて炒め合わせます。
6.野菜に油が回って玉ねぎがしんなりしたら、水とトマト缶を入れて軽く混ぜ合わせて、蓋をします。
7.沸騰してから15分程煮込み、肉と野菜に火が通っていたら弱火にします。
8.カレールーを入れて溶かしたら、ケチャップと中濃ソースも入れてよく混ぜ合わせます。
9.さらに5分程火にかけ、味がなじんだら完成です。

【ちぎって作る簡単サラダ(4人分)】

まだ包丁が上手に使える年齢になっていない小さな子どもも、一緒に料理する楽しさを共有できる、ちぎるだけのサラダです。

材料:レタス 7~8枚,もめん豆腐 300g,焼きのり 全型1枚,白すりごま 小さじ4,しょうゆ 小さじ4,ごま油 小さじ4

作り方:
1.レタスと豆腐の水気を切り、手でちぎって大皿に盛ります。その上に細かく手でちぎった焼きのりをトッピングします。
2.すりごま,しょうゆ,ごま油を混ぜ合わせて、サラダにかけたら完成です。

【スモア(8個分)】

遊び感覚で楽しみながら食べられる焼きマシュマロは、子どもにも人気のキャンプの定番おやつですが、チョコレートと一緒にビスケットに挟むだけでデザート感がぐんとアップ。

火のそばですから、やけどしないように親が注意してあげれば、子どもだけでも十分作れますよ。かわいいパティスリーにデザートを作ってもらいましょう。

材料:
グラハムクラッカーやビスケット 16枚,マシュマロ 8~16個,チョコレート お好みで

作り方:
1.マシュマロを串に刺し、遠火にかざします。
2.ほんのりと薄い茶色に色づいたら串から外し、グラハムクラッカーの上に載せます(お好みでその上にチョコレートを載せてもおいしいですよ)。
3.もう1枚のグラハムクラッカーでサンドしたら完成です。

チョコレートつきのビスケットなら、焼きマシュマロを挟むだけですからさらに簡単ですよ。
マシュマロが外しにくい場合は、串ごとクラッカーの上に載せ、もう1枚のクラッカーでぎゅっとマシュマロを挟んで串を引き抜くと簡単に外れますよ。

子どもの料理体験には屋上アウトドアがおすすめ

アウトドアを通じた子どもとの料理体験、楽しそうですよね。

少しずつ慣れていくのに合わせて、旬の野菜を食材に取り入れていくだけでも、季節や食べ物に関する知識や体験が増え、自然と食育にもつながっていきますよ。

青空の下の料理体験は、子どもと一緒に楽しみながらおいしく食事できる良い機会になるでしょう。そして何より、思わぬところで子どもの成長を見られるチャンスかもしれませんよ。

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